理屈でメシは食えん!でいいの?
理屈でメシは食えん!でいいの?
2011.11.03
ら実施される」旨の記事が載っていました。
ただし今回は、実態を調査しようというもので、
極的に鍛えようというものではありません。
それでも、
いう兆しなのだとすれば喜ばしいことです。
実際、社会に出ると、論理こそが、万国共通の「共通言語」
感します。
論理がなければ、言語が明瞭でも、
現在のように経済がグローバル化し、
かなければいけない状況において、
といえます。
ぜひとも学校教育から論理的思考の重要性を認識して、
いものだと思います。
■さりながら、
かといえば、甚だ心もとないものがあります。
例えば、ワイドショーを賑わせているスキャンダルなども、
それぞれ論理的に動くことができる人たちなら、
知れません。
大王製紙御曹司の「エリエールより軽い1万円札」
http://media.yucasee.jp/posts/
大手メーカーの御曹司が、
ンダルは、いかにもワイドショー好みのネタですから、
しょう。
時を同じくして、
持ち上がりました。
これが杜撰経営の核心!
リンパス「疑惑の取締役会資料」をスクープ公開
http://gendai.ismedia.jp/
こちらはワイドショーネタではありませんが、
疑惑通りだとすれば、
イギリス人の社長を突如解任したわけです。
国際的な注目を集めてしまい外資系金融機関が日本企業に対する警
めているそうです。
■この2つのスキャンダルに共通しているのが、
両社とも、これだけ世間の疑惑に晒されながら、
鎮静化を待っているような感があります。
ありていに言えば、この2つの会社の経営陣は「
思っているのではないか?
当然のことながら、制度上、株式会社は株主のものです。
しても、していなくても、極めて社会的な存在です。
「会社は誰のものか?」という議論は、
した。
会社が様々なステークホルダー(利害関係者)
すべての関係者に大なり小なりの責任を持っています。
つまりあらゆる会社は、社会のものであると言ってもいい。
い会社は、不要な存在です。
マーケティングの教科書を読めば、
とが懇切丁寧に書かれていますので、両社の経営陣には、
します。
こういった原理原則を無視した所業がまかり通ると考えているとす
れは両社の経営陣が「おれの会社のことなんだからおれの勝手だ。
ちゃごちゃ言うな!」とでも思っているのではないか。
なんて感じてしまいます。
■そんな傲慢な経営者像は、時代錯誤でしょうかね。。。
しかし、私が見聞きした限り「理屈で飯は食えん」「
ら儲かるようにしてくれ」と言う経営者は多い(
と思います。
もちろん私の拙い経験ですから、それが全てではありませんが。
正直なところ、
知れません。
ひどい場合、自分の任期中に波風を立てなければいいや...
るのではないか、と思える人もいます。
■会社の将来を真剣に憂うなら、方向性(戦略)
決めなければなりません。
戦略は占いの類で決めるべきものではありません。
つまりそれは、極めて論理的でなければならない。
全社が論理的思考を普通に行うことで、戦略に納得性ができて、
ることができるのです。
だから、企業経営の基盤は論理的思考でなければならない。
当たり前のことなんですよね。
■とはいいながら、現場営業の立場から言わせていただくと、
事が進まないというのも、事実としてありますので、
例えば、
た方向性は抽象的になってしまいますから、応用するのは、
の裁量です。
一回一回応用することが必要になる上、
なければ現場に当てはまらないこともあります。
応用力の無いものにとっては「戦略なんて役に立たん!」
でしょうね。
■現場の営業が、実績を上げるために直接必要になるのは、
スキルです。
まずは顧客の中のキーマンを見極めて良好な人間関係を作る。
顧客の要望や欲求だけではなく、様々な気持ちの機微を読み取り、
グよく対応する。
情熱や誠意が伝わるようなコミュニケーションを行う。
こうしたことが、現場では求められます。
しかもそれは一回きりの作業ではなく、
いくものです。
いわゆる優秀な営業は、
行うことができる者であるはずです。
■もう一つは、社内で自分の意見を通すためのスキル。
会社としても顧客の要望を全て聞くわけにはいきませんから、
けざるを得ません。
どのように優先順位をつけるかが、戦略の大きな機能なのですが、
担当営業マンの力関係や社内営業の巧拙で順位が変動していきます
例えば商品が欠品している時に、
瀬戸際でこうした力が発揮されます。
要するに、現場を預かる者とすれば、業績を上げるために「
ない」という状態です。
■どんな企業であろうとも、実績を上げることが出来る人は、
関係に関するスキルに優れています。
このスキルなくしては、いくら優等な頭脳があろうとも、
屋になってしまいます。
だから、会社の中枢にいる人ほど、
ない。
それは間違いありません。
ただし、それだけで、
介です。
下手をすれば、
■論理的に考えれば、自分の長期的な発展や成長のためには、
理解した上で、それを現場に応用する道を探すべきです。
だが、論理を持たない者からすれば、そんな面倒なことはせずに、
人間関係スキルに磨きをかけて、その場その場で対応する方が、
うまくいきます。
特にこの道数十年というベテランからすれば、
い身なので、戦略とか論理とかなど邪魔なものでしかありません。
経営陣に入ることを諦めた現場のベテランは怖いものなしですから
なしですな^^;
私は、
た現場のベテラン諸氏との戦いに明け暮れておりますので。。
■ただもっと恐ろしいのは、そうした「現場対応のプロ」
のまま経営陣に入ってしまう例も多いということです。
たぶんどの企業でも憶えがあるはずです。
本来、管理職になってはいけない人が「兵隊として実績を上げた」
けで上長になってはいませんか。
あるいは実績を上げてもいないが「
だけで上に行っている人はいませんか。
いずれも、ごく普通の論理的思考ができない上長が、
げた結果、人間関係や情緒で動く組織が出来上がってしまいます。
組織にとっても、当人にとっても、不幸なことです。
もしかすると、
した組織づくりが行われてきたのかも知れません。
■個人としては論理的である。仕事もできる。
こうした人たちが集まっているはずなのに、全体としては、
できない。
そんな組織が出来上がってしまうのは、
歴史が知らず知らずのうちに影響を持っているのではないか。
「理屈でメシは食えん」「業績を上げたら文句はないんやろ」
が本音としてある限り、組織は変わりません。
やはり、論理的に考えておかしい。判断の根拠が曖昧だ。
納得できないという態度がとれる組織でなければならない。
「理屈はそうやけど、現実は違うよなーー」
は、今後も、2社のようなリスクを抱えているということです。
特に海外勢は、理屈に合わないことを許してくれませんから。
■というわけで、今回の「高校生の論理的思考をテスト」
読んで、素直に喜ばしいことだと思う次第です。
複雑で曖昧な現実を知る前に「
う当たり前の感覚を身に着けるべきです。
できれば小学生あたりから論理的思考の習得に励んでもらいたいも
私も、論理的思考が苦手で苦労してきた歴史があるものですから、
はそう願いたいものです。
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- 2006.09.14:日本酒市場あれこれ
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- 2006.06.22:サッカーW杯にみる「戦略とは」
- 2006.05.25:SMPを意識する
- 2006.05.11:"営業嫌い"は会社の責任だ
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- 2006.03.16:狭く、深く掘り進めれば、視界は開ける
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- 2006.02.16:ノウハウを捨てよう!
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