坂の上に雲は見えない?
(2010年8月12日メルマガより)
■「好きなことをして生きていこう」
なんと魅惑的なフレーズでしょうか^^
やはり人間、生まれたからには楽しく幸せに一生を送りたい。
そのためには、好きなことをして生活できれば言うことはありません。
私も、起業経験者ですから、当初はこのフレーズを目標に掲げていました。
当初は、といいましたが、今でもですね。
ある意味、コンサルタントなどという形のないものを売る仕事で暮らしてい
る私は、多くの人から見れば、好きなことをしてメシを食う奴の1人なのか
も知れません。
■もちろんこの生活にもそれなりの苦労やプレッシャーがあります。
特に起業後は最低限の収入を確保することが必要ですから、結構、どころか、
相当苦労しました。
足の届かない暗い海で、方角も分からず立ち泳ぎを続けなければならないよ
うな状況です。
正直にいって、好き、だとか、ポリシーに合う、とか言っていられない。
怪しげな儲け話が、どれだけ光り輝く救いの船に見えたことか^^;
大げさに言うとあの極限状況を知っているから、企業経営者の「すぐに儲か
る話をしてくれ」という気持ちも分かります。
逆に、綺麗事を言うだけの人の幼稚さにも敏感になりました。
「好きなことをして生活していこう」というのは、生存欲求が満たされた後
に感じることができるある意味贅沢な思いなのかも知れませんね。
■前回(8月10日)のランチェスター戦略勉強会で、とりあげたテーマが
「月3万円の仕事を10個持つ生き方」です。日経ビジネスオンラインの記
事をネタにしています。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/pba/20090930/205883/
この記事を書いた方も、ここでとりあげられている人も、共に20~30代
の若い世代です。
1つの仕事に固執せず、小さな月3万円の利益があるビジネスを掛け持つこ
とで収入を確保することを推奨しています。
例にあげられているのが、自宅のギャラリーとしての貸し出し、モンゴル旅
行ツアー企画、田舎暮らしの実践ワークショップ、一軒家ゲストハウス運営。
いわゆる超ニッチビジネスで、その根本には、仲間と無理なく楽しく働く生
活をしたいという気持ちがあります。
その気持ちの裏側には、先の世代の価値観である経済的成長至上主義や競争
主義に対する反感があると読みました。
■この記事を勉強会のテーマに選んだのは、私の違和感にあります。
1つは「そんなに小さな話で満足していいの?」「それって逃避じゃないの?
」という疑問です。
ただし、これは私が古い世代の価値観にどっぷり浸かっているからであって、
若い世代の切実な思いから来るぎりぎりの解決策であるかも知れない。だか
ら皆さんの意見を聞きたいと思ったのです。
もっとも、結論から言えば、今回の勉強会ではよく分かりませんでした。
「朝まで生テレビ」なら、怒鳴りあいになって、何人か途中で帰ってしまう
ようなテーマでしょうが、我々のアットホームな勉強会では、そんなことも
なく、いくつかの要素を提示しただけで終わった次第です^^
■もう1つは、戦略的な観点からの疑問。
ランチェスター戦略では、戦力の分散は避けなければならないと教えていま
す。
特に弱者は、戦力を集中させなければなりません。
確かに集中戦略はリスクを伴います。その集中したものがダメになればどう
するんだーーという話です。
しかし、リスクをとらなければ、大きくなれない。片手間でチマチマしてい
ては競争に勝てないからです。
十分に大きくなって、これ以上はもういいよ、という場面で初めて多角化戦
略が生きてきます。
なぜなら、多角化戦略とは、リスク分散することによって倒産することを避
ける強者の戦略だからです。
■先ほどの話ですが、私も起業当初は、収入になることには何でも手をだそ
うとしました。
もがいて藁をも掴もうという気持ちです。
もっとも儲け話の殆ど(というか全て)は、こちらの勘違いか、つりか煽り
か、あるいは完全な騙しの類でした。
その中で掴んだ藁を積み重ねて、今に至る、というのが私の本当の姿です。
だから偉そうに言えたものじゃない。
言えたものではないのですが、後追いだとしても、それぞれの仕事を根拠づ
けして体系とし、ベクトルを一方向に向けるようにしてきたつもりです。
ある時期からは、全体の体系の中で浮いている仕事は切捨てて、必要な仕事
は意識して作るようにしてきました。
その途上にあるのが今であると、私も思いたいわけです。
■ただし、ランチェスター戦略も、私の方法も、競争に勝って、今よりも成
長し大きくなるという前提があります。
際限なく拡大するというのではなく、ナンバーワンになって、容易に逆転さ
れない地位を手に入れようとする考えです。
果たして、月3万円の仕事を作って、それを維持することがどれだけ大変か
を理解しているのだろうか。
という違和感です。
■記事にあるような思いついたことをとりあえずやってみるような方法では、
相乗効果が働かず、力は分散したままになってしまいます。
月3万円儲かるということは、ニッチ需要を捉えているということですので、
副業組の参入を覚悟しなければなりません。
どんな小さな市場にも競争は存在します。
その時に、競争のないビジネスを仲間と一緒にやろう、と言っていられるの
か?
ライバルが出現した時、それは諦めて他のビジネスを作るのか?
そんなモグラ叩きのような仕事の仕方でやっていけるのか?
まるで安易で非論理的なご都合主義の楽観論であると私には思えてしまいま
す。
■記事に登場する伊藤さんが、最終的にどのような方向に行こうとしている
のかを知りたいものです。
それだけ多くの体験を積んだのだから、作家になりたい。というのなら分か
ります。
無軌道な経験が、生きてくる職業でしょうから。
あるいは、月3万円の仕事を10個作って暮らす、という講座体系のオーナ
ー講師となる。その上で、森永卓郎のように貧乏ネタで高額納税者となる。
というのも分かります。
これが一番近いですかね^^
しかし、こうした体系を作る、目標に向かって進む、という姿勢自体が、古
い世代の価値観によるものであって、伊藤さんには、それは忌むべきものな
のかもしれない。
計画もなしにただ目の前だけを感じて生きる。というスタイルが正しいとい
う価値観があるのでしょうか。
我々の世代なら沢木耕太郎の「深夜特急」のようなものですかな。
勉強会に参加されたある方は、これは「ルンペン思想」だ!と仰ってしまし
たが。
■話は変わります。
昔、「エーゲ海の天使」というイタリア映画がありました。
昔といっても1991年の作品です。アマゾンで調べましたが、VHSしか
ないようです。それぐらい地味な映画なんですね。
そんなイタリア映画を私がなぜ観たのか不思議なんですが、とにかく印象に
残っています。
時代は第二次世界大戦中。エーゲ海に浮かぶ小さな島に、8人ばかりの小隊
が上陸します。
島の守備を任務とするわけですが、あまり重要な拠点でもないので、選ばれ
た兵隊たちもあまりぱっとしません。はっきり言うと、落ちこぼればかり集
めた小隊です。
隊長は美術の先生。その他、女好きの双子がいたり、脱走を繰り返す男がい
たり、任務地に飼っている山羊を連れてくる変人がいたり、ありえないよう
なデコボコぶりです。
それでも人間くさい彼らは島民に受け入れられ、親切にされます。
教会の壁画を描いたり、娼婦と馴染みになったり、サッカーに興じたり、毎
晩のように宴を開いたり。戦時中とは思えないような楽しげで牧歌的なエピ
ソードが延々と描かれます。
美しい島の中で、夢のような楽しい時間を過ごす彼らでしたが、ある時、い
つの間にか戦争が終わっていたことを知らされます。とうの昔に無線が壊れ
ていたんですな。
どんなのんきなんだーーという話ですね^^
■そのまま島に残ってほしいと島民に乞われる彼らですが、現実に引き戻さ
れた彼らは、本国に戻ることを選びます。
登場人物の1人は「国の復興に貢献したい」と言いました。
もし、私でも同じことを言うと思います。
人間は安楽なだけで生きていけるものではありません。何か、大きな「物語」
に関わっていないと生きていけない。
自分の生活をただ守るだけでなく、よりよい社会を作るための役割を担って
いるという意識です。
家族を守りたい。そのためには、共同体を守りたい。そのために社会全体を
守りたい。そのために、この国を守りたい。
この世に生まれた以上は、社会に貢献していたい。というのは、綺麗事では
なく本心です。
自分と仲間さえ楽が出来ればいいじゃないかという生き方は、私の価値観に
照らせば違和感となってしまいます。
■作家の司馬遼太郎は、1945年8月15日、後に作家という職業を選ぶ
に至るある決意をしたと語っています。
それは「日本は、本当にこんなに惨めで情けない国だったのだろうか」とい
う痛切な思いからでした。
「本当に自分の信じた国は、このような情けない国だったのか。それを確か
めたい」
彼の作家活動は、一生かけて、日本という国の姿を確認する作業でした。
戦国時代と、幕末、明治維新。その時代の人々が、どのような思いで生きて
きたのか。彼らがその時をどのような論理で生き、そして未来に何を託した
のか。
もちろん、そこに司馬遼太郎自身の願望が込められていることは否めません。
彼は、敗戦で失われた、日本人が持つべき大きな物語を書き続け、それが今
の我々にメッセージとして提示されています。
■司馬遼太郎の最高傑作である(と私が信じる)「坂の上の雲」には、明治
時代の人々が、あの苦しい時代を、どのような必死の思いで生きたのかが書
かれており、感動を迫ります。
苦しい時代。と書きました。
日露戦争が起きた1904年から1905年にかけての国家財政に占める軍
事支出の割合は、80%を超えています。
http://www.teikokushoin.co.jp/statistics/history_civics/index05.html
その前後も、40~50%を超える年が多い。
まさに国全体が、存亡の危機意識に囚われていたのが、明治という時代であ
ったと言っていいでしょう。
そのギリギリの中で、彼らは必死で諸外国と交渉し、外貨を調達し、そして
戦った。決して、やけばちの精神論で、一億総玉砕などと言って突っ込んで
いったのではない。
そしてロシアという超大国を相手に、極東の小さな国が、局地戦で勝利を得
て、有利な立場で戦争を終結させるという奇跡を起こすのです。
(もしあの戦争に負けていれば、我々は今頃ロシア人になっていたでしょう
と、司馬遼太郎は述べています)
もちろん、その後の戦争を正当化するつもりはありません。
しかし、その当時の彼らには、確かに「坂の上の雲」が見えていたのだと、
司馬遼太郎は言っています。
いつかは世界の一等国になりたい。外国の侵略に怯えなくてもいい国になり
たい。という。
■「坂の上の雲」の連載が産経新聞で始まった1968年(昭和43年)は、
太平洋戦争後の復興期を経て、高度成長期の真っ只中でした。
恐らくその時代の空気にも、この小説がマッチしていたために、これほどヒ
ットしたのでしょう。
高度成長期の人々の心にも「坂の上の雲」が見えていたはずです。
やはり、いつかは世界の一流国の仲間入りをして、生活に困らない豊かさを
手に入れたいという夢。
それは、世界第二位の経済大国としての地位として実現します。
■私は1964年生まれですから、高度成長期の気分をいくらか受け継いで
いるはずです。
就職活動に困ることもなく、会社に入ってすぐにバブル経済が来て、世の中
は楽観的な雰囲気にあふれていました。
バブル崩壊が来た後も、どこか楽観しているのかも知れません。また目標を
持って頑張れば、きっと良くなるんだ、という気持ちです。
(テレビで元Jリーガーの武田修宏が「今の40代の綺麗な女性は、バブル
を経験しているから、旦那の金がなくなるとみんな離婚してますよ」と言っ
ていましたが、ホンマかなーー^^;)
■ただし、今の若い世代は、私ほど恵まれた時代に生きているわけではない
ようです。
今、大学を出た人の就職率は約6割です。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/4183
この数字を聞かされると、私の世代は楽だったんだな、と思わざるを得ませ
ん。
だからと言って、安易に起業を薦めるわけにはいきません。
既得権益を守るため(としか思えないような)規制にがんじがらめにされた
日本の社会で、新しいビジネスを立ち上げて、つぶされないまでに大きくす
ることは並大抵のことではありません。
■我々の前の世代が夢見た「坂の上の雲」。
坂に上ってみれば、もう何も見えないじゃないか。
そんなジョークがありますね。
野垂れ死にすることもない。大きく成長することもできない。危機意識も挑
戦心も持てないこの状況こそ、閉塞感というものです。
この閉塞感の中で、育ってきた彼らが、我々と同じメンタリティを持てと言
うこと自体、無理なことなのかも知れません。
そんな中、ギリギリの選択として、身近なことをビジネスにして月3万円稼
ぐという道をとらざるを得ないというならば、頭ごなしに否定することはで
きないでしょう。
言えるのは、その生き方は、戦略的には脆弱で、維持するのが非常に困難だ
ということです。
副業としてするなら全く文句はありませんので、どうぞやってください。と
しか言えませんね。
■現在は、幕末の頃に似ているのではないかと聞くことがあります。
確かに、幕末の頃、封建制度という既得権益を守るための制度でがんじがら
めにされて、日本全体に閉塞感があったはずです。
しかも、日本はその時、鎖国していました。
外国を見る機会もなかったのです。
私は最近、アジアに進出する企業の営業戦略のお手伝いをしていますが、ア
ジアでの戦略展開の自由度が高いことを知って驚きました。
逆にいうと、日本国内でビジネスすることがいかに困難かを実感しました。
以前私は、半ば冗談で、一攫千金ばかり言うなら、中国かロシアに行ったら
どーだ!と言ったことがありましたが、もはや冗談ではなく言わなければな
りません。
自由にビジネスしたければ、日本にいてはダメですよ。
■先ほどの「エーゲ海の天使」という映画には続きがあります。
戦後数十年が経ち、かつての隊長である美術教師が、久しぶりに島を訪ねる
と、年老いた隊員たちが、そこで肩寄せあって暮らしている姿を目にします。
彼らは、戦後のイタリア社会の競争に敗れ、逃げるように島に戻るしかなか
ったわけです。
つまりエーゲ海の美しい小島は、逃避する場所という暗喩です。
もはや郷愁の中にしか生きられない人々。
映画としては、なんとも切ない感傷に浸れるいい作品ですが、それは映画の
中だけに留めておきましょうか。
(2010年8月12日メルマガより)
■「好きなことをして生きていこう」
なんと魅惑的なフレーズでしょうか^^
やはり人間、生まれたからには楽しく幸せに一生を送りたい。
そのためには、好きなことをして生活できれば言うことはありません。
私も、起業経験者ですから、当初はこのフレーズを目標に掲げていました。
当初は、といいましたが、今でもですね。
ある意味、コンサルタントなどという形のないものを売る仕事で暮らしてい
る私は、多くの人から見れば、好きなことをしてメシを食う奴の1人なのか
も知れません。
■もちろんこの生活にもそれなりの苦労やプレッシャーがあります。
特に起業後は最低限の収入を確保することが必要ですから、結構、どころか、
相当苦労しました。
足の届かない暗い海で、方角も分からず立ち泳ぎを続けなければならないよ
うな状況です。
正直にいって、好き、だとか、ポリシーに合う、とか言っていられない。
怪しげな儲け話が、どれだけ光り輝く救いの船に見えたことか^^;
大げさに言うとあの極限状況を知っているから、企業経営者の「すぐに儲か
る話をしてくれ」という気持ちも分かります。
逆に、綺麗事を言うだけの人の幼稚さにも敏感になりました。
「好きなことをして生活していこう」というのは、生存欲求が満たされた後
に感じることができるある意味贅沢な思いなのかも知れませんね。
■前回(8月10日)のランチェスター戦略勉強会で、とりあげたテーマが
「月3万円の仕事を10個持つ生き方」です。日経ビジネスオンラインの記
事をネタにしています。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/pba/20090930/205883/
この記事を書いた方も、ここでとりあげられている人も、共に20~30代
の若い世代です。
1つの仕事に固執せず、小さな月3万円の利益があるビジネスを掛け持つこ
とで収入を確保することを推奨しています。
例にあげられているのが、自宅のギャラリーとしての貸し出し、モンゴル旅
行ツアー企画、田舎暮らしの実践ワークショップ、一軒家ゲストハウス運営。
いわゆる超ニッチビジネスで、その根本には、仲間と無理なく楽しく働く生
活をしたいという気持ちがあります。
その気持ちの裏側には、先の世代の価値観である経済的成長至上主義や競争
主義に対する反感があると読みました。
■この記事を勉強会のテーマに選んだのは、私の違和感にあります。
1つは「そんなに小さな話で満足していいの?」「それって逃避じゃないの?
」という疑問です。
ただし、これは私が古い世代の価値観にどっぷり浸かっているからであって、
若い世代の切実な思いから来るぎりぎりの解決策であるかも知れない。だか
ら皆さんの意見を聞きたいと思ったのです。
もっとも、結論から言えば、今回の勉強会ではよく分かりませんでした。
「朝まで生テレビ」なら、怒鳴りあいになって、何人か途中で帰ってしまう
ようなテーマでしょうが、我々のアットホームな勉強会では、そんなことも
なく、いくつかの要素を提示しただけで終わった次第です^^
■もう1つは、戦略的な観点からの疑問。
ランチェスター戦略では、戦力の分散は避けなければならないと教えていま
す。
特に弱者は、戦力を集中させなければなりません。
確かに集中戦略はリスクを伴います。その集中したものがダメになればどう
するんだーーという話です。
しかし、リスクをとらなければ、大きくなれない。片手間でチマチマしてい
ては競争に勝てないからです。
十分に大きくなって、これ以上はもういいよ、という場面で初めて多角化戦
略が生きてきます。
なぜなら、多角化戦略とは、リスク分散することによって倒産することを避
ける強者の戦略だからです。
■先ほどの話ですが、私も起業当初は、収入になることには何でも手をだそ
うとしました。
もがいて藁をも掴もうという気持ちです。
もっとも儲け話の殆ど(というか全て)は、こちらの勘違いか、つりか煽り
か、あるいは完全な騙しの類でした。
その中で掴んだ藁を積み重ねて、今に至る、というのが私の本当の姿です。
だから偉そうに言えたものじゃない。
言えたものではないのですが、後追いだとしても、それぞれの仕事を根拠づ
けして体系とし、ベクトルを一方向に向けるようにしてきたつもりです。
ある時期からは、全体の体系の中で浮いている仕事は切捨てて、必要な仕事
は意識して作るようにしてきました。
その途上にあるのが今であると、私も思いたいわけです。
■ただし、ランチェスター戦略も、私の方法も、競争に勝って、今よりも成
長し大きくなるという前提があります。
際限なく拡大するというのではなく、ナンバーワンになって、容易に逆転さ
れない地位を手に入れようとする考えです。
果たして、月3万円の仕事を作って、それを維持することがどれだけ大変か
を理解しているのだろうか。
という違和感です。
■記事にあるような思いついたことをとりあえずやってみるような方法では、
相乗効果が働かず、力は分散したままになってしまいます。
月3万円儲かるということは、ニッチ需要を捉えているということですので、
副業組の参入を覚悟しなければなりません。
どんな小さな市場にも競争は存在します。
その時に、競争のないビジネスを仲間と一緒にやろう、と言っていられるの
か?
ライバルが出現した時、それは諦めて他のビジネスを作るのか?
そんなモグラ叩きのような仕事の仕方でやっていけるのか?
まるで安易で非論理的なご都合主義の楽観論であると私には思えてしまいま
す。
■記事に登場する伊藤さんが、最終的にどのような方向に行こうとしている
のかを知りたいものです。
それだけ多くの体験を積んだのだから、作家になりたい。というのなら分か
ります。
無軌道な経験が、生きてくる職業でしょうから。
あるいは、月3万円の仕事を10個作って暮らす、という講座体系のオーナ
ー講師となる。その上で、森永卓郎のように貧乏ネタで高額納税者となる。
というのも分かります。
これが一番近いですかね^^
しかし、こうした体系を作る、目標に向かって進む、という姿勢自体が、古
い世代の価値観によるものであって、伊藤さんには、それは忌むべきものな
のかもしれない。
計画もなしにただ目の前だけを感じて生きる。というスタイルが正しいとい
う価値観があるのでしょうか。
我々の世代なら沢木耕太郎の「深夜特急」のようなものですかな。
勉強会に参加されたある方は、これは「ルンペン思想」だ!と仰ってしまし
たが。
■話は変わります。
昔、「エーゲ海の天使」というイタリア映画がありました。
昔といっても1991年の作品です。アマゾンで調べましたが、VHSしか
ないようです。それぐらい地味な映画なんですね。
そんなイタリア映画を私がなぜ観たのか不思議なんですが、とにかく印象に
残っています。
時代は第二次世界大戦中。エーゲ海に浮かぶ小さな島に、8人ばかりの小隊
が上陸します。
島の守備を任務とするわけですが、あまり重要な拠点でもないので、選ばれ
た兵隊たちもあまりぱっとしません。はっきり言うと、落ちこぼればかり集
めた小隊です。
隊長は美術の先生。その他、女好きの双子がいたり、脱走を繰り返す男がい
たり、任務地に飼っている山羊を連れてくる変人がいたり、ありえないよう
なデコボコぶりです。
それでも人間くさい彼らは島民に受け入れられ、親切にされます。
教会の壁画を描いたり、娼婦と馴染みになったり、サッカーに興じたり、毎
晩のように宴を開いたり。戦時中とは思えないような楽しげで牧歌的なエピ
ソードが延々と描かれます。
美しい島の中で、夢のような楽しい時間を過ごす彼らでしたが、ある時、い
つの間にか戦争が終わっていたことを知らされます。とうの昔に無線が壊れ
ていたんですな。
どんなのんきなんだーーという話ですね^^
■そのまま島に残ってほしいと島民に乞われる彼らですが、現実に引き戻さ
れた彼らは、本国に戻ることを選びます。
登場人物の1人は「国の復興に貢献したい」と言いました。
もし、私でも同じことを言うと思います。
人間は安楽なだけで生きていけるものではありません。何か、大きな「物語」
に関わっていないと生きていけない。
自分の生活をただ守るだけでなく、よりよい社会を作るための役割を担って
いるという意識です。
家族を守りたい。そのためには、共同体を守りたい。そのために社会全体を
守りたい。そのために、この国を守りたい。
この世に生まれた以上は、社会に貢献していたい。というのは、綺麗事では
なく本心です。
自分と仲間さえ楽が出来ればいいじゃないかという生き方は、私の価値観に
照らせば違和感となってしまいます。
■作家の司馬遼太郎は、1945年8月15日、後に作家という職業を選ぶ
に至るある決意をしたと語っています。
それは「日本は、本当にこんなに惨めで情けない国だったのだろうか」とい
う痛切な思いからでした。
「本当に自分の信じた国は、このような情けない国だったのか。それを確か
めたい」
彼の作家活動は、一生かけて、日本という国の姿を確認する作業でした。
戦国時代と、幕末、明治維新。その時代の人々が、どのような思いで生きて
きたのか。彼らがその時をどのような論理で生き、そして未来に何を託した
のか。
もちろん、そこに司馬遼太郎自身の願望が込められていることは否めません。
彼は、敗戦で失われた、日本人が持つべき大きな物語を書き続け、それが今
の我々にメッセージとして提示されています。
■司馬遼太郎の最高傑作である(と私が信じる)「坂の上の雲」には、明治
時代の人々が、あの苦しい時代を、どのような必死の思いで生きたのかが書
かれており、感動を迫ります。
苦しい時代。と書きました。
日露戦争が起きた1904年から1905年にかけての国家財政に占める軍
事支出の割合は、80%を超えています。
http://www.teikokushoin.co.jp/statistics/history_civics/index05.html
その前後も、40~50%を超える年が多い。
まさに国全体が、存亡の危機意識に囚われていたのが、明治という時代であ
ったと言っていいでしょう。
そのギリギリの中で、彼らは必死で諸外国と交渉し、外貨を調達し、そして
戦った。決して、やけばちの精神論で、一億総玉砕などと言って突っ込んで
いったのではない。
そしてロシアという超大国を相手に、極東の小さな国が、局地戦で勝利を得
て、有利な立場で戦争を終結させるという奇跡を起こすのです。
(もしあの戦争に負けていれば、我々は今頃ロシア人になっていたでしょう
と、司馬遼太郎は述べています)
もちろん、その後の戦争を正当化するつもりはありません。
しかし、その当時の彼らには、確かに「坂の上の雲」が見えていたのだと、
司馬遼太郎は言っています。
いつかは世界の一等国になりたい。外国の侵略に怯えなくてもいい国になり
たい。という。
■「坂の上の雲」の連載が産経新聞で始まった1968年(昭和43年)は、
太平洋戦争後の復興期を経て、高度成長期の真っ只中でした。
恐らくその時代の空気にも、この小説がマッチしていたために、これほどヒ
ットしたのでしょう。
高度成長期の人々の心にも「坂の上の雲」が見えていたはずです。
やはり、いつかは世界の一流国の仲間入りをして、生活に困らない豊かさを
手に入れたいという夢。
それは、世界第二位の経済大国としての地位として実現します。
■私は1964年生まれですから、高度成長期の気分をいくらか受け継いで
いるはずです。
就職活動に困ることもなく、会社に入ってすぐにバブル経済が来て、世の中
は楽観的な雰囲気にあふれていました。
バブル崩壊が来た後も、どこか楽観しているのかも知れません。また目標を
持って頑張れば、きっと良くなるんだ、という気持ちです。
(テレビで元Jリーガーの武田修宏が「今の40代の綺麗な女性は、バブル
を経験しているから、旦那の金がなくなるとみんな離婚してますよ」と言っ
ていましたが、ホンマかなーー^^;)
■ただし、今の若い世代は、私ほど恵まれた時代に生きているわけではない
ようです。
今、大学を出た人の就職率は約6割です。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/4183
この数字を聞かされると、私の世代は楽だったんだな、と思わざるを得ませ
ん。
だからと言って、安易に起業を薦めるわけにはいきません。
既得権益を守るため(としか思えないような)規制にがんじがらめにされた
日本の社会で、新しいビジネスを立ち上げて、つぶされないまでに大きくす
ることは並大抵のことではありません。
■我々の前の世代が夢見た「坂の上の雲」。
坂に上ってみれば、もう何も見えないじゃないか。
そんなジョークがありますね。
野垂れ死にすることもない。大きく成長することもできない。危機意識も挑
戦心も持てないこの状況こそ、閉塞感というものです。
この閉塞感の中で、育ってきた彼らが、我々と同じメンタリティを持てと言
うこと自体、無理なことなのかも知れません。
そんな中、ギリギリの選択として、身近なことをビジネスにして月3万円稼
ぐという道をとらざるを得ないというならば、頭ごなしに否定することはで
きないでしょう。
言えるのは、その生き方は、戦略的には脆弱で、維持するのが非常に困難だ
ということです。
副業としてするなら全く文句はありませんので、どうぞやってください。と
しか言えませんね。
■現在は、幕末の頃に似ているのではないかと聞くことがあります。
確かに、幕末の頃、封建制度という既得権益を守るための制度でがんじがら
めにされて、日本全体に閉塞感があったはずです。
しかも、日本はその時、鎖国していました。
外国を見る機会もなかったのです。
私は最近、アジアに進出する企業の営業戦略のお手伝いをしていますが、ア
ジアでの戦略展開の自由度が高いことを知って驚きました。
逆にいうと、日本国内でビジネスすることがいかに困難かを実感しました。
以前私は、半ば冗談で、一攫千金ばかり言うなら、中国かロシアに行ったら
どーだ!と言ったことがありましたが、もはや冗談ではなく言わなければな
りません。
自由にビジネスしたければ、日本にいてはダメですよ。
■先ほどの「エーゲ海の天使」という映画には続きがあります。
戦後数十年が経ち、かつての隊長である美術教師が、久しぶりに島を訪ねる
と、年老いた隊員たちが、そこで肩寄せあって暮らしている姿を目にします。
彼らは、戦後のイタリア社会の競争に敗れ、逃げるように島に戻るしかなか
ったわけです。
つまりエーゲ海の美しい小島は、逃避する場所という暗喩です。
もはや郷愁の中にしか生きられない人々。
映画としては、なんとも切ない感傷に浸れるいい作品ですが、それは映画の
中だけに留めておきましょうか。
コラム
- 2021.01.07:「鬼滅の刃」大ヒットで復活するソニー「全集中の戦略」
- 2020.12.24:生き残りをかけてもがく家電メーカーたち
- 2020.12.10:ヤマダ電機は、大塚家具の救済よりも、家電産業の復活に取り組め
- 2020.11.26:雑草のようにしたたかなワタミの生き残り戦略
- 2020.11.12:井上尚弥はボクシングの未来を拓くか
- 2020.10.29:出前館vsウーバーイーツ
- 2020.10.15:阪神タイガースはいつまでダメ虎なのか
- 2020.10.01:こんな創業は失敗する
- 2020.09.17:リアル「半沢直樹」 JAL再生は、ドラマよりも奇跡だった
- 2020.09.03:「存在意義」を深く考えない創業は頓挫する
- 2020.08.20:創業の成功確率を上げる5つの要件
- 2020.08.06:米国子会社の破綻は、無印良品の終わりの始まりか?
- 2020.07.23:「論語」は最高の自己啓発書であり、最強の実用書だ
- 2020.07.09:孔子の教えは、なぜ簡単なのに伝えにくいのか?
- 2020.06.25:コロナでも生き残る小さな事業の秘訣
- 2020.06.11:経営者は「貞観政要」を読みなさい
- 2020.05.28:経営者は「君主論」を読みなさい
- 2020.05.14:クロージングがうまくいかない時にこそ、営業の真価が問われる
- 2020.04.30:営業として大成したければ、クロージングでは正攻法を貫け!
- 2020.04.16:営業は基本を学べ。正しい知識を持っていると、経験から正しく学べる。
- 2020.04.02:営業を知らない人ほど怪しげな営業をしてしまうのはなぜか?
- 2020.03.19:プレゼンテーションは、ワンパターンでいい。
- 2020.03.05:「深掘り質問」を制する者は営業を制す
- 2020.02.20:営業は顧客の課題を解決する仕事だ
- 2020.02.06:商談の第一声は営業から発する
- 2020.01.23:「テスト受注」は営業の醍醐味だ!
- 2020.01.09:営業成績が上がらないという人は、顧客訪問してませんね。
- 2019.12.26:とっても簡単な地域営業の始め方
- 2019.12.12:新人営業が自信を持つために最初にすること
- 2019.11.28:創業以来の危機に陥ったアシックスは復活できるのか?
- 2019.11.14:井上尚弥がはじめての苦戦から得たもの
- 2019.10.31:ユニクロ会長が怒る「失われた30年」から抜け出すことはできるのか?
- 2019.10.17:サマンサタバサはなぜ紳士服のコナカに買われたのか?
- 2019.10.03:中小零細企業の大半が不要だと言われてしまう理由
- 2019.09.19:ZOZO身売りに見た前澤氏の限界と可能性
- 2019.09.05:ビアードパパのすごい展開力
- 2019.08.22:マイクロソフトはなぜ比類なき復活を遂げたのか?
- 2019.08.08:空前絶後の幸運に見舞われながらも、それゆえに破滅した男の話。
- 2019.07.25:吉本が、これほどマネジメント能力がないとは驚いた
- 2019.07.11:ネットフリックスは、本気のディズニーに勝てるのか?
- 2019.06.27:ぺんてるとコクヨ またかよ!?と言いたくなるお家騒動がらみの揉め事
- 2019.06.13:驚異の高収益企業キーエンスの理由
- 2019.05.30:井上尚弥が導く異次元のボクシングビジネス
- 2019.05.16:WOWOWをV字回復させたサブスクビジネスの本質
- 2019.05.02:ランチェスター戦略で令和を生き抜く
- 2019.04.18:豊臣秀吉に学ぶ「人を動かす」秘訣
- 2019.04.04:令和のランチェスター戦略
- 2019.03.21:それでも生き残る!小さな会社の生き残り術
- 2019.03.07:少子高齢化と人口減少に直面する日本を破綻させなめに我々がすべきこと
- 2019.02.21:吉野家は過去の栄光を捨て去れるのか
- 2019.02.07:「サブスク」ビジネスの衝撃
- 2019.01.24:島田紳助や大前研一が提唱する成功理論・成功術
- 2019.01.10:平成が終わっても、人生は終わらない
- 2018.12.27:サーモス(THERMOS)V字回復の鍵は「接近戦」にあり
- 2018.12.13:カルロス・ゴーン事件が教える組織の腐り方
- 2018.11.29:RIZAPリバイバルプランは結果にコミットするか
- 2018.11.01:アマゾン・エフェクトに対抗する手段はあるのか
- 2018.10.04:ランチェスター戦略が示す3つのマジックナンバー
- 2018.09.20:ランチェスター戦略の中で、いちばん使えるところを教えます。
- 2018.09.06:ボクシング 井上尚弥にあって、山中慎介になかったもの
- 2018.08.23:川淵三郎はなぜ他のスポーツ団体関係者のようにダークサイドに堕ちないのか?
- 2018.08.09:半周遅れのヤフーによる起死回生の逆転戦略
- 2018.07.26:営業は「準備」が9割!
- 2018.07.12:サッカーW杯日本代表はなぜ躍進したのか?
- 2018.06.28:メルカリが破格の期待を集める5つの理由
- 2018.06.14:楽天が携帯電話事業にいまさら参入する理由
- 2018.05.31:スタジオアリスがさらに成長するための方法
- 2018.05.17:私が出会った優秀なコンサルタント
- 2018.05.03:サーモス(THERMOS)の奇跡はなぜ起きたのか?
- 2018.04.19:ワークマンは第二のユニクロになれるのか?
- 2018.04.05:これから営業職につく若い人に言いたいこと
- 2018.03.22:シリアルアントレプレナー「ブックオフ」「俺の」創業者の成功パターン
- 2018.03.08:サンマルクカフェにわざわざ行く理由があるのか?
- 2018.02.22:小さな事業者が新規開拓で成功する方法
- 2018.02.08:「なんでも酒やカクヤス」にみる局地戦の極意
- 2018.01.25:私が生き残っているのは「弱者の5大戦略」を実践してきたからです。
- 2018.01.11:2018年 君たちはどう生きるか(吉野源三郎や宮崎駿とは関係ありません)
- 2017.12.28:AIの時代に、どのような営業が生き残れるのか?
- 2017.12.14:ナイキもアシックスも「SHOE DOG」だ!
- 2017.11.30:TSUTAYAやDMMはしたたかに生き残っていくだろうが限界もある
- 2017.11.16:「シン・ゴジラ」って途中まで面白いけど、後半グダグダじゃないですか?
- 2017.11.02:織田信長が22年かけてできなかった天下統一を、豊臣秀吉がたった8年でできた理由
- 2017.10.19:電気自動車(EV)の時代に日本企業は生き残れるのか
- 2017.10.05:顧客満足度3年連続1位!ドトールコーヒーが最強か
- 2017.09.21:ヤマダ電機が生き残りを賭けて反攻開始!
- 2017.09.07:ドラッグストアが、コンビニを食い物にしている
- 2017.08.24:国内で敵なしのカルビーの将来が必ずしも明るくない理由
- 2017.08.10:君は内山高志を見たか
- 2017.07.27:金本知憲監督はすべての中間管理職の象徴だ
- 2017.07.13:自然界のランチェスター戦略
- 2017.06.29:回転寿司は群雄割拠の戦国時代に入った
- 2017.06.15:小さな会社のM&Aが日本を救う?
- 2017.06.01:AbemaTVは年間200億円の赤字から脱却できるのか?
- 2017.05.18:大阪・堺の超優良企業シマノは、これからも盤石なのか?
- 2017.05.04:知られざる成長産業 コインランドリー業界はどうなっているのか?
- 2017.04.20:新社会人に贈る「1万時間の法則」
- 2017.04.06:野村克也を超一流のプロ野球人にした3つの力
- 2017.03.23:風林火山を旗印に掲げた武田信玄は、戦略家ではなかったのか?
- 2017.03.09:ラスト・ワンマイルの表と裏をおさえよ
- 2017.02.23:鳥貴族の成長はこのまま∞に続くのか
- 2017.02.09:キングコング西野の絵本「えんとつ町のプペル」はなぜ炎上するほど売れているのか?
- 2017.01.26:アマゾンはどこから来てどこへ行くのか
- 2017.01.12:「孫子」を5つのポイントで整理した
- 2016.12.29:真田幸村はなぜ「日本一の兵」になったのか?
- 2016.12.15:セイコーマート・北の最強コンビニはどのようにできたのか
- 2016.12.01:クリスピー・クリーム・ドーナツの大量閉店は、前向きだったのですね
- 2016.11.17:ジーユーがユニクロを超える時、ファーストリテイリングは世界トップになる
- 2016.11.03:ピコ太郎はなぜ世界を席巻したのか?
- 2016.10.20:地域密着営業って何だろう?
- 2016.10.06:繁盛する居酒屋には、現場営業に必要なヒントが満載だ
- 2016.09.22:天下分け目といわれた関ヶ原の戦いはなぜ半日で決着がついたのか?
- 2016.09.08:「世界の山ちゃん」は世界に届くのか
- 2016.08.25:リオ五輪 男子柔道はなぜ躍進したのか?
- 2016.08.11:ポケモンGOは、何をGOしたのか?
- 2016.07.28:営業は純粋な「技術」であり、誰でも身に着けられるものである
- 2016.07.14:金本を信じよ!
- 2016.06.30:せっかく展示会出展しても成果の出ないやり方をしている企業が多すぎる
- 2016.06.16:小さな会社が生き残る秘訣は「ニッチであること」その他には...
- 2016.06.02:びっくりドンキーは弱者のエネルギーに満ちていた
- 2016.05.19:「同率勝算の規則」に則った唯一の成功法則
- 2016.05.05:レスターに学ぶ「奇跡のチーム」を作る3つの秘訣
- 2016.04.21:世紀のちゃぶ台返し!セブンに何があったのか
- 2016.04.07:新社会人に贈る あなたの人生を豊かにする秘訣
- 2016.03.24:コメダ珈琲店に人気があるのは理由がある
- 2016.03.10:小さくても生き残る「局所的な強者」の作り方
- 2016.02.25:「営業の仕組み」を身に着ければ、目標達成に苦しまなくなる
- 2016.02.11:子供に自慢できる人生を送りたいなら
- 2016.01.28:マクドナルドもスターバックスも日本市場をなめるな!
- 2016.01.14:「孫子の兵法」を企業経営に活かす方法
- 2015.12.31:結果を出す人は、手段を目的化している
- 2015.12.17:廃業寸前の負け犬集団が、常勝軍団に生まれ変わったわけ
- 2015.12.03:なぜ「世界トップ企業」を目指すのか?
- 2015.11.19:初めての著作は、なぜ「小説」になったのか?
- 2015.11.05:戦略は実行させなければ意味がない
- 2015.10.22:世界トップ企業への道は「差別化」が開く
- 2015.10.08:世界トップ企業になるために最初にしなければならないこと
- 2015.09.24:サーモス(THERMOS)はなぜ「廃業寸前」から世界トップ企業になったのか?
- 2015.09.10:営業には3つの役割がある
- 2015.08.27:楽天球団は、新しい野球を見せてくれ!
- 2015.08.13:ユニクロは、無印良品と提携せよ
- 2015.07.23:ノキアと日本電産 東西M&A巧者のやり方
- 2015.07.09:ワクワクする仕事しかやりません。
- 2015.06.25:ライザップはなぜ叩かれるのか?
- 2015.06.11:「けっこういい」よりも「並外れてダメ」がいい
- 2015.05.28:戦略には「感動」が必要だ
- 2015.05.14:「孔子」を学ぶ意味
- 2015.04.30:スカイマークはなぜ優遇されながら破綻したのか?
- 2015.04.16:セブンvsミスド 初戦の判定は
- 2015.04.02:任天堂はもう一度天下をとれるのか
- 2015.03.19:ファミマはセブンに勝てるのか?
- 2015.03.05:大塚家具の父と娘はどちらが正しいのか?
- 2015.02.19:成長しないビジネスのロールモデル
- 2015.02.05:100回勝負に持ち込めば絶対に勝てる
- 2015.01.22:キリンビバレッジは逆転できるのか?
- 2015.01.08:「孫子」を活用するための最大のキーワード
- 2014.12.31:「孫子の兵法」を学ぶ
- 2014.12.25:ハウステンボスはどのようにして再建されたのか?
- 2014.12.11:テラモーターズは、なぜオートバイ市場のトップ企業となったのか?
- 2014.11.27:人を動かすシンプルなメソッド
- 2014.11.13:嫌いな顧客を嫌いだと思わなくなる方法
- 2014.10.30:縄文時代が何年続いたか知ってます?
- 2014.10.02:阪神タイガースはなぜ優勝できないのか?
- 2014.09.18:創業塾でのQ&A
- 2014.08.21:コンビニのアイスクリームはどうなっているのか
- 2014.08.07:創業して10年続く人が持っている3つの資質
- 2014.07.24:私が「孫子」を使う理由
- 2014.07.10:「三国志」の戦いで勝敗が決する要因とは?
- 2014.06.26:「孫子の兵法」でみる2014年ワールドカップ日本代表の戦い
- 2014.06.12:マラドーナはなぜ三流監督で終わったのか?
- 2014.05.29:相性のいい顧客を探す方法
- 2014.05.15:営業が不得意な人は、営業なんてしない方が成果が上がる
- 2014.05.01:GoProは、強者になれるのか
- 2014.04.17:マクドナルドは、マイルドヤンキーを狙え!
- 2014.04.03:売れる仕組みが必要な理由
- 2014.03.20:営業プロセスがなければ組織は動かない
- 2014.03.06:ビジネスの設計図を作ろう
- 2014.02.20:彼を知り己を知れば...
- 2014.02.06:ビジョンは営業チームを一丸にする
- 2014.01.23:楽しくなければ営業じゃない!
- 2014.01.09:私がメルマガを書く「立ち位置」
- 2013.12.26:レゴは、なぜ世界第2位の玩具メーカーに復活したのか?
- 2013.12.12:コトラーに教えらえた初心に戻る
- 2013.11.28:日本のモノづくりを復活させるには
- 2013.11.14:レッドブルが世界で52億本も売れた「何か」
- 2013.10.31:ヤフーはどこに行こうとしているのか?
- 2013.10.17:飛び火マーケティングの時代-GoPro
- 2013.10.03:アップルは普通の企業になってしまった
- 2013.09.19:7年後、日本は巨大な展示会場になる
- 2013.09.05:店舗系ビジネスの弱者の戦略
- 2013.08.22:私がイチローから学ぶ3つのこと
- 2013.08.08:脱・人脈の営業
- 2013.07.25:ソーシャル時代の「真実の瞬間」
- 2013.07.11:統計は最強の営業マネジメントツールである
- 2013.06.27:新興宗教のビジネスモデル
- 2013.06.13:進化する教育システムに乗り遅れるな
- 2013.05.30:お医者さんや弁護士さんの営業戦略
- 2013.05.16:できる営業は、負け方が違う
- 2013.05.02:宮崎駿とスタジオジブリについて
- 2013.04.18:差別化は、マイナスせよ
- 2013.04.04:JAL再生にみる企業変革の王道
- 2013.03.21:第3回WBC終戦記念 がんばれプロ野球
- 2013.03.07:マイケル・ポーターの戦略はもう通用しないのか?
- 2013.02.21:王将の餃子は大阪を跳び出すか?
- 2013.02.07:営業チームマネジメントの第一歩
- 2013.01.24:失速したマクドナルドの次の一手は?
- 2013.01.10:阪神タイガースは暗黒時代に戻っていくのか
- 2012.12.27:衰退市場でトップを張る宝島社の戦略
- 2012.12.13:目標は、顧客総取り!
- 2012.11.29:答えのない問題に取り組めるのか
- 2012.11.15:手っ取り早く実績を上げるには
- 2012.11.01:プロ野球は、名選手しか監督になれないのか?
- 2012.10.18:世界王者が世界に挑戦!
- 2012.10.04:新・携帯電話版三国志
- 2012.09.20:安売りせずに売る方法
- 2012.09.06:脳内のリミットを外せ
- 2012.08.23:儲ける方法をタネ明かしする
- 2012.08.09:もうかるビジネスにはタネがある
- 2012.07.26:ステーキを売るな、○○を売れ!
- 2012.07.12:一流の営業になるために絶対に避けられない道
- 2012.06.28:顧客を創造するということ
- 2012.06.14:ビジネスが成立するための3つの要素
- 2012.05.31:理屈で捉えきれない会社もある
- 2012.05.17:戦術は現状を効率的にする。戦略は現状を破壊する
- 2012.05.03:物語風ビジネス書を読んでみよう
- 2012.04.19:市場価値より企業内価値を高めよう
- 2012.04.05:3つの起業家タイプが注意すること
- 2012.03.22:ソニーはどこへ行った?
- 2012.03.08:利益を上げるための最もシンプルな方法
- 2012.02.23:ランチェスター戦略を営業に活かすたった3つのプロセス
- 2012.02.09:日本の電機メーカーはどうすれば生き残れるのか
- 2012.01.26:心理学はビジネスに生かせるのか
- 2012.01.12:水戸黄門の終焉と大阪都構想
- 2011.12.29:「坂の上の雲」を越えていこう
- 2011.12.15:強い現場を作る方法
- 2011.12.01:なぜ落合博満はブレないのか?
- 2011.11.17:小さなお菓子屋さんが描く大きなストーリー
- 2011.11.03:理屈でメシは食えん!でいいの?
- 2011.10.20:iPhone vs iPhone
- 2011.10.06:本質からはじめよ!
- 2011.09.22:アマゾンにチャレンジ!
- 2011.09.08:さらば、スティーブ・ジョブズ
- 2011.08.25:マフィアにビジネスの極意を聞く
- 2011.08.11:たまにはビジネス小説でも読みましょうか
- 2011.07.28:なぜ我々にはマーケティングが必要なのか?
- 2011.07.14:「いい商品」って何ですか?
- 2011.06.30:カリスマ営業を有難がっても意味ないでしょう
- 2011.06.16:ネスプレッソが売れている理由
- 2011.06.02:孫子、ポーター、ランチェスター
- 2011.05.19:足腰の弱い欧米企業、頭の弱い日本企業
- 2011.05.05:斎藤佑樹はプロ野球で通用するか?
- 2011.04.21:ランチェスター戦略って役に立つの?
- 2011.04.07:温泉旅館を蘇らせるには
- 2011.03.24:弱い人をより弱くするのが戦略なのか
- 2011.03.10:タスク管理と時間管理のツール紹介
- 2011.02.24:プレーヤーからマネージャーへ
- 2011.02.10:110兆円の市場に遅れた日本
- 2011.01.27:物語と希望の深い関係
- 2011.01.13:グーグルVSアップル
- 2010.12.30:面白い戦略ストーリーの作り方
- 2010.12.16:残念な人には戦略がない
- 2010.12.02:理屈のない実行はギャンブルですよ
- 2010.11.18:メイド・カフェの営業プロセス
- 2010.11.04:プロ野球球団運営を成功させるには
- 2010.10.21:勝ちパターンの作り方
- 2010.10.07:たまには「哲学」の話をしよう
- 2010.09.23:世紀末都市・アキバ
- 2010.09.09:コンビニ・オーナーというビジネス
- 2010.08.26:もし現場のオッチャンがポーターを学んだら
- 2010.08.12:坂の上に雲は見えない?
- 2010.07.29:システム思考って何だろう
- 2010.07.15:営業は「点取り屋」ではない!
- 2010.07.01:戦略はストーリーで語れ2
- 2010.06.17:戦略はストーリーで語れ
- 2010.06.03:アップルは本当に最強なのか?
- 2010.05.20:営業生産性を上げる構造とは
- 2010.05.06:女子高生と一緒にドラッカーを学ぼう
- 2010.04.22:勝海舟が坂本龍馬に伝えたもの
- 2010.04.08:人をやる気にさせるにはどうすればいいのか
- 2010.03.25:アップルとユニ・チャーム~変革企業の共通点
- 2010.03.11:無料のビジネスって何だ?
- 2010.02.25:営業に必要な戦略的思考
- 2010.02.11:狩猟民族の構想力に学ぼう
- 2010.01.28:農耕営業のススメ
- 2010.01.14:2010年は日本企業のアジア進出元年になる
- 2009.12.31:2009年の携帯とジーンズと餃子
- 2009.12.17:20歳の頃の自分に読ませたい本
- 2009.12.03:日本茶も海外進出している
- 2009.11.19:ダイソンはなぜ売れたのか?
- 2009.11.05:私の考える効率的な営業とは
- 2009.10.22:島田紳助の研究2
- 2009.10.08:フォロワー企業のゲーム
- 2009.09.24:地域密着企業の営業戦術
- 2009.09.10:地域密着企業の経営方法
- 2009.08.27:マクドナルド 一人勝ちの理由
- 2009.08.13:死せる孔明、生ける仲達を走らす
- 2009.07.30:農業は儲かるのか?
- 2009.07.16:キリン、サントリー、アサヒ、オリオン
- 2009.07.02:戦略2、戦術1の法則
- 2009.06.18:いい顧客、悪い顧客
- 2009.06.04:日本で一番大切にしたい会社の戦略
- 2009.05.21:それぞれの「1万時間」を過ごそう
- 2009.05.07:社会起業は一般の起業と何が違うのか?
- 2009.04.23:もし諸葛孔明が経営顧問だったら
- 2009.04.09:物語の力を知ろう
- 2009.03.26:祝!WBC日本代表優勝
- 2009.03.12:小さな池の大きな魚
- 2009.02.26:農業にチャンスあり
- 2009.02.12:機能と情緒--2つの差別化の方法
- 2009.01.29:営業は結果を追ってはいけない
- 2009.01.15:真似したくてもできない事情がある
- 2009.01.01:欲しいものを作ってくれるビジネス
- 2008.12.18:オール・ザット・競争戦略
- 2008.12.04:ゼロ距離を目指す
- 2008.11.20:10/13の市場でビジネスする
- 2008.11.06:ローカルヒーロー花盛り
- 2008.10.23:いい商品を、いい人から、安い値段で買いたい
- 2008.10.09:経営で必要な知恵はすべて三国志で学んだ
- 2008.09.25:HONDAが空を飛ぶ!
- 2008.09.11:緊急性にフォーカスせよ!
- 2008.08.28:楽天グループ迷走す
- 2008.08.14:エコカー開発競争
- 2008.07.31:儲けるための仕組みを作ろう
- 2008.07.17:「黒船」iPhoneの衝撃
- 2008.07.03:野球は言葉でするもんや
- 2008.06.19:大阪の小さなものづくり企業
- 2008.06.05:事業コンセプトにこだわる
- 2008.04.24:黒澤明はなぜ世界進出に失敗したのか?
- 2008.04.10:スタジオアリスに見る市場特化の行方
- 2008.03.13:山形の洋菓子店がフォーカスしたもの
- 2008.02.28:阪神タイガースは獣王無敵か?
- 2008.02.14:薄型テレビ市場2.0 競争の鍵はブランド力か
- 2008.01.31:アシックスの戦略、ナイキの戦略
- 2008.01.17:「日本一の村」改革に挑戦
- 2008.01.03:マネることは差別化の第一歩
- 2007.12.20:駄菓子屋さんの成功要因
- 2007.12.06:P&Gの戦略-強者はこれだけ有利だ
- 2007.11.22:浪速のグローバル企業
- 2007.11.08:良いモノを作りさえすれば売れるのか
- 2007.10.25:巨人軍の凋落は止められるか?
- 2007.10.11:"志"が歴史を変えた--三国志に寄せて
- 2007.09.27:縮小するアパレル市場で生き残るには
- 2007.09.13:ハンバーガー帝国興亡の行方は
- 2007.08.30:日本製航空機は羽ばたくか
- 2007.08.16:織田信長はなぜ徳川家康に正室と嫡男の処分を命じたのか
- 2007.08.02:中小企業にとって仕組みとは
- 2007.07.19:島田紳助の研究
- 2007.07.05:最強のビジネスモデルとは何か
- 2007.06.21:迷った時は最終ユーザーに聞け
- 2007.06.07:弱者には弱者の販売促進がある
- 2007.05.24:一発逆転を狙ってはいけない
- 2007.05.10:豆腐一丁からビジネスを考える
- 2007.04.26:戦略がなければ生き残れない
- 2007.04.12:飲料業界は激変の予感
- 2007.03.29:経営理念こそ究極の差別化
- 2007.03.27:ホッピーはなぜ復活したのか
- 2007.03.15:引越し業の差別化競争時代
- 2007.03.01:コンビニ 本格競争時代に突入
- 2007.02.15:一人勝ちのワナにはまった松下電器
- 2007.02.01:ワインブームのその後
- 2007.01.18:本業がなくなってしまったら
- 2007.01.04:すべてはデジタル化する
- 2006.12.21:携帯電話版三国志
- 2006.12.07:小さな旅行会社の成功法則
- 2006.11.23:織田信長の戦略
- 2006.11.09:小さな市場に焦点を絞る会社は強い
- 2006.10.26:弱者を貫いて強者となった企業
- 2006.10.12:市場シェアの獲り過ぎに注意
- 2006.09.28:小さな市場でヒットを飛ばす
- 2006.09.14:日本酒市場あれこれ
- 2006.08.31:小さな市場で戦え
- 2006.08.17:もう1つの成長産業
- 2006.08.03:ランチェスター戦略が示すこと
- 2006.07.20:チャンスがあることを皆が知っている市場
- 2006.07.06:商品の意味が変わる時
- 2006.06.22:サッカーW杯にみる「戦略とは」
- 2006.05.25:SMPを意識する
- 2006.05.11:"営業嫌い"は会社の責任だ
- 2006.04.27:営業の分かりやすいコトバとは
- 2006.04.13:残りの80%に富を再配分する
- 2006.03.30:とるに足りない80%
- 2006.03.16:狭く、深く掘り進めれば、視界は開ける
- 2006.03.02:日本の消費者は世界レベルに近づいている
- 2006.02.16:ノウハウを捨てよう!
- 2006.02.02:一番、損になることをしよう
- 2006.01.19:技術系小企業が生き残るには
- 2006.01.05:すでに起こった未来
- 2005.12.22:顧客接点がビジネスの命綱
- 2005.12.08:一点集中戦略の落とし穴
- 2005.11.24:松下電器の一点集中戦略
- 2005.10.27:2005年日本シリーズを斬る
- 2005.10.13:例外に注目せよ
- 2005.10.10:成長の壁を乗り越える
- 2005.09.29:常識を少しずらすとチャンスが生まれる
- 2005.09.15:見えない敵と戦うには
- 2005.09.01:最も怖いのは見えない敵だ
- 2005.08.18:不滅の営業手法
- 2005.07.22:いつまで川原で石を売るのですか?(3)
- 2005.07.07:いつまで川原で石を売るのですか?(2)
- 2005.06.23:いつまで川原で石を売るのですか?(1)
- 2005.06.09:年功序列の市場はもう無い
- 2005.05.26:バーガーキング復活
- 2005.03.03:オニツカ錐もみ商法とは(後編)
- 2005.02.17:オニツカ錐もみ商法とは(前編)
- 2005.02.03:売れないのではなく、売っていないんですよ
- 2005.01.20:中小企業が狙う中国市場とは
- 2005.01.05:常識にとらわれない戦略を戦う
- 2004.12.24:小さな企業は逆転の発想で戦え!
- 2004.12.09:ゲーム型競争時代は終わらない
- 2004.11.11:北欧企業にみるランチェスター戦略
- 2004.11.02:UTADA全米進出失敗を斬る
- 2004.08.22:韓国ドラマ、なぜ人気?
- 2002.09.07:戦略とは見えざるもの
- 2002.09.07:営業をシステムとして把握する
- 2002.09.07:組織営業を導入しよう
- 2002.09.07:SMPメソッドとは
- お客様の声:はじめてのマネジメント入門
2019.07.16 2019年7月16日「はじめてのマネジメント入門」セミナー受講後アンケートの声です。※アンケート回収47名のうち、当セミナーの内容がビジネスに ①大いに役立つ15名、②役立つ31名、③あまり役に立たな...
- ランチェスター戦略入門セミナー
- はじめてのランチェスター戦略入門セミナー
- はじめてのマネジメント入門
- ランチェスター戦略入門セミナー