野球は言葉でするもんや

2008.07.03

(2008年7月3日メルマガより)

☆メルマガ登録はこちら

■じめじめした梅雨が続いておりますが、皆さんお変わりなくお過ごしでし
ょうか。

私は相変わらず、馬車馬のように動いております。

といっても馬車馬がどのようなものかはあまり知らないのですが^^;

■それにしても、阪神タイガースは強いですなーーーーー

そのうち勢いも止まってしまうよと思っていたのですが、その気配もありま
せん。

嫌な予感のした中日との決戦も3連勝!!!

7月中にも優勝が決まってしまうような調子です。

■セパ交流戦で戦った楽天イーグルスの野村克也監督は「今の阪神には勝て
ん」とあっさり白旗を揚げていました。

昨年の著書「あぁ、阪神タイガース」に書いていることとエライ違いですよ。

どうなってしまったんでしょうね。

というか、野村監督はどうなっているんでしょうか^^;

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■馬車馬のように働くと言えば、野村克也氏にこそ相応しい言い方でしょうね。

阪神タイガースの監督を辞めたかと思えば、すぐにシダックス野球部の監督
に就任。

その後、当然のように楽天イーグルスの監督に請われて就任。例によって弱
小球団を「台風の目」と言われるまでに導いています。

■楽天イーグルスの好調と比例して「野村本」も絶好調です。

なんとも情けない題名の「あぁ、阪神タイガース」に続いて、今年は「敵は
我にあり
」新装版上下巻を刊行。

さらに「エースの品格」という流行に棹さした題名の本も出ています。

いずれも売れているようですよ^^

南海ホークスの選手兼任監督の座を追われて、"生涯一捕手"と宣言せざる
を得なかった彼はどこに行ったんでしょうか^^;

■その「エースの品格」という本がなかなかに面白い。

書いてあることは、それまでの著作の繰り返しが多いんですが、かといって
退屈するわけではありません。

ここでの野村節は、さながら一流の芸が持つような完成度を見せています。

ボヤキも続けているうちに、芸に昇華されるわけですな^^

■この本はいきなり、藤川球児批判から始まっています。

「藤川球児は真のエースではない」と。

今や日本野球界の伝説になりつつある藤川球児だからこそ、冒頭で槍玉に挙
げられているわけです。可哀想なことですが。

その理由については、著作を読んでもらうとして、ここには、その他様々な
現役選手・監督の批判が述べられています。

どんな名選手・名監督といえども、野村氏に批判されれば甘んじて受けるし
かない。

野村監督は、今やそういうポジションにいるわけです。

痛快といえば痛快。日々のスポーツ新聞には、野村語録として現役選手に対
する痛烈な批判がよく載っています。結構これが愉しみです^^

※この本では藤川球児を批判した野村監督も実際に阪神と対戦した後は、

「藤川にはうちの選手は赤子の手をひねるようにやられとる」

「JFKは近代野球の真髄だ」

などと絶賛しています。

もっとも、その後「岡田監督がJFKを意識して作ったわけやないやろ。偶
然できたんやと思うよ」と負け惜しみのようなことを言って、

あげくは「うちの選手層では、トリプルストッパーなんて出来ない」とボヤ
キに変えるところが野村監督らしい^^;

敵陣を褒めるだけで終わらせるわけにはいかんのでしょうな。

■私がこの本を読んで最も新鮮だったのは、「解説者時代」のエピソードで
す。

現役引退を果たした野村克也氏が、「おれには野球しかない」と飛び込んだ
のが、テレビの「野球解説」の世界です。

野球選手は、プロ野球というエンターテイメントの主役ですが、解説者はそ
のツマに過ぎない...とモチベーションを下げてもよさそうなものですが、野
村氏は俄然やる気を出して「野村スコープ」なる解説ツールまで考え出しま
す。

これはピッチャーが投げるゾーンを9区画に分割して、ビジュアルに分析す
るためのツールです。(「野村ノート」では81区画に分割していました)

「今の内角高めのストレートは、外角低めのスライダーで勝負するための布
石です」

「真ん中高めのストレートが続いたから、次はかなりの確率でフォークが来
ます」

などと言った配球の妙をものすごく分かりやすく見せてくれたことで、日本
のプロ野球ファンの目を肥やすことに寄与したものです。

かくて巷には、配球術をしたり顔で話す俄か玄人ファンが増えたわけですな。

この解説のおかげで、各球団のバッテリーの傾向が丸裸にされてしまい苦労
したんだろうなーーと察します^^;

■野村克也氏が、野球解説と同時期に力を入れたのが、講演の仕事だったそ
うです。

いくら捕手として、監督として優秀であったとしても、生涯一捕手が大勢の
前で話すことが得意なわけはありません。

最初は、いやいや受けた仕事だったようですが、彼ほどの素材を各地の講演
需要が放っておくはずはありません。

ひっきりなしの依頼に、さすがの野村氏も覚悟を決めて取り組まざるを得な
くなったとか。

プロ野球生活で体験したこと。考えたこと。学んだこと。それを講演の中で
披露することは、野村氏の中に溜まった無形のものを言葉に変換し、他人に
分かりやすく伝える作業そのものです。

最初はいやいやだった仕事も、語彙が増え、言葉をつなぐことがスムーズに
なってくると楽しくなってくるもの。

読書量を増やして、様々な言葉を自分の中に溜め込んでは、それを披露する
ということを繰り返したそうです。

■かくして、解説者としての経験が、野村克也の知識を理論体系化すること
を促し、講演者としての経験が、理論やノウハウを他人に分かりやすく伝え
る能力を磨くこととなりました。

この時期の経験が、監督としての力量をどれだけ高めたか分からないと野村
氏は書いています。

「監督の仕事は言葉そのものである」とも書いています。

プレーをするのは選手ですが、それを言葉でリードするのが監督の仕事だと。

「言葉の力」まさに、これに気づいて自分のものにしたからこそ、一選手で
終わらなかったのです。

■このあたりのことは、私はものすごく共感します。

コンサルタントも、言葉で経営をサポートするのが役割です。

私自身も、日々のコンサルティングで得た経験や気づきを、理論や手法とし
て体系化し、講演や文章に変換する作業を行っています。

そこで獲得した言葉が、コンサルタントとしての力量を決めます。

いわば、どのような言葉を選び、伝えるかが仕事の根幹です。

まさに、野村監督と同じことを日々行っているわけです。

■これは企業経営者やリーダーにとっても同じことではないでしょうか。

リーダーに求められるのは、実行力だけではありません。

やはり、言葉で部下をリードする能力が求められます。これができない者は、
リーダーになるべきではありません。

優秀な兵隊が、優秀な指揮官になれるとは限らない。

経験やノウハウを理論体系化し、それを言葉に変換する能力が指導者には求
められます。

部下の指導はほったらかしで、自分の実績づくりに躍起になるプレーイング
マネージャーをよく見かけますが、そういう上司にあたった部下は、不幸そ
のものです。

「あの人はプレーヤー止まりだな」と反面教師にするしかありません。

■「エースの品格」には、世界の盗塁王福本豊の逸話が紹介されています。

現役時代に散々苦しめられ、畏敬していた福本氏を阪神時代のコーチとして
迎えた時のこと。

走塁コーチとして盗塁の指導を依頼したところ、彼は選手を集めてこう言っ
たそうです。

(盗塁のタイミングを)「投手の背中が語ってるやろ」

まさに天才プレーヤーが、いい指導者になれなかった事例です^^;

■多くの企業経営者は読書家です。

若い頃は本など読まなかった人が、リーダーになると、決まって読書に取り
組みます。

要するに、武器にできる言葉を自分の中に溜め込んでいるわけです。

ある意味、どれだけ使える言葉を持っているかが、リーダーの指導力の測定
基準となります。

だから、読書は、言葉を実行の武器とする者にとって必然的な行為なんでし
ょうね。

■さて、言葉という武器を手に入れた野村監督の活躍は止まることを知りません。

言葉でつむぐ著作執筆は、今や野村氏の得意分野だということでしょう。

エースの品格」では、現役の選手に関する記述も多く見られます。

特に楽天イーグルスの選手に関する記述は、選手本人が読むことを意識して
書かれたものだと思われます。

つまり、著作を利用した選手の操縦法でもあるわけです。

したたかですな。恐れ入ります。

■身体的才能がないから頭脳で勝負した。

それを理論化して、応用できるようにした。

理論を分かりやすい言葉で伝える術を得た。

まさに、才能では劣る弱者だからこそ身につけられた武器が、野村克也を唯
一無二の存在にしています。

まさか、ここまでの存在になるとは、野村選手の1年目でクビを宣告した南
海ホークスのフロントは夢にも思わなかったでしょうな。

■そういえば「エースの品格」では、最大級のボヤキを披露しています。

WBCやオリンピックなどの国際大会で、日本代表の監督を「野村ほど相応
しい者はいないのに、候補にも挙がらないのはおかしい」と仰っています。

冗談なのか本気なのか。。。こんなボヤキが言えるのは、日本広しと言えど
も、野村克也しかいないでしょうな。

ボヤキ道ここに極まれり。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■今まで何回かこのメルマガで、野村監督の話を書いてきました。

今回書いてみて、改めて感じました。

野村監督と我々コンサルタントの活動は、「言葉」を武器にするということ
で通じるものがある。

だから野村監督の動向が気になるし、著作が出たら買ってみたくなる。

野村氏は、言葉の達人ですからね。参考になります。

■経験を理論化し、それを分かりやすい言葉に変換する。

これこそコンサルタントの仕事です。

野村氏が講演や野球解説の仕事で言葉を磨いたように、私も、このメルマガ
で言葉を磨いているわけですね。

そう思うと、メルマガを書くことは、いい勉強をさせてもらっているという
ことです。

書くのがしんどいとかボヤかずに頑張ります!


(2008年7月3日メルマガより)

☆メルマガ登録はこちら

■じめじめした梅雨が続いておりますが、皆さんお変わりなくお過ごしでし
ょうか。

私は相変わらず、馬車馬のように動いております。

といっても馬車馬がどのようなものかはあまり知らないのですが^^;

■それにしても、阪神タイガースは強いですなーーーーー

そのうち勢いも止まってしまうよと思っていたのですが、その気配もありま
せん。

嫌な予感のした中日との決戦も3連勝!!!

7月中にも優勝が決まってしまうような調子です。

■セパ交流戦で戦った楽天イーグルスの野村克也監督は「今の阪神には勝て
ん」とあっさり白旗を揚げていました。

昨年の著書「あぁ、阪神タイガース」に書いていることとエライ違いですよ。

どうなってしまったんでしょうね。

というか、野村監督はどうなっているんでしょうか^^;

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■馬車馬のように働くと言えば、野村克也氏にこそ相応しい言い方でしょうね。

阪神タイガースの監督を辞めたかと思えば、すぐにシダックス野球部の監督
に就任。

その後、当然のように楽天イーグルスの監督に請われて就任。例によって弱
小球団を「台風の目」と言われるまでに導いています。

■楽天イーグルスの好調と比例して「野村本」も絶好調です。

なんとも情けない題名の「あぁ、阪神タイガース」に続いて、今年は「敵は
我にあり
」新装版上下巻を刊行。

さらに「エースの品格」という流行に棹さした題名の本も出ています。

いずれも売れているようですよ^^

南海ホークスの選手兼任監督の座を追われて、"生涯一捕手"と宣言せざる
を得なかった彼はどこに行ったんでしょうか^^;

■その「エースの品格」という本がなかなかに面白い。

書いてあることは、それまでの著作の繰り返しが多いんですが、かといって
退屈するわけではありません。

ここでの野村節は、さながら一流の芸が持つような完成度を見せています。

ボヤキも続けているうちに、芸に昇華されるわけですな^^

■この本はいきなり、藤川球児批判から始まっています。

「藤川球児は真のエースではない」と。

今や日本野球界の伝説になりつつある藤川球児だからこそ、冒頭で槍玉に挙
げられているわけです。可哀想なことですが。

その理由については、著作を読んでもらうとして、ここには、その他様々な
現役選手・監督の批判が述べられています。

どんな名選手・名監督といえども、野村氏に批判されれば甘んじて受けるし
かない。

野村監督は、今やそういうポジションにいるわけです。

痛快といえば痛快。日々のスポーツ新聞には、野村語録として現役選手に対
する痛烈な批判がよく載っています。結構これが愉しみです^^

※この本では藤川球児を批判した野村監督も実際に阪神と対戦した後は、

「藤川にはうちの選手は赤子の手をひねるようにやられとる」

「JFKは近代野球の真髄だ」

などと絶賛しています。

もっとも、その後「岡田監督がJFKを意識して作ったわけやないやろ。偶
然できたんやと思うよ」と負け惜しみのようなことを言って、

あげくは「うちの選手層では、トリプルストッパーなんて出来ない」とボヤ
キに変えるところが野村監督らしい^^;

敵陣を褒めるだけで終わらせるわけにはいかんのでしょうな。

■私がこの本を読んで最も新鮮だったのは、「解説者時代」のエピソードで
す。

現役引退を果たした野村克也氏が、「おれには野球しかない」と飛び込んだ
のが、テレビの「野球解説」の世界です。

野球選手は、プロ野球というエンターテイメントの主役ですが、解説者はそ
のツマに過ぎない...とモチベーションを下げてもよさそうなものですが、野
村氏は俄然やる気を出して「野村スコープ」なる解説ツールまで考え出しま
す。

これはピッチャーが投げるゾーンを9区画に分割して、ビジュアルに分析す
るためのツールです。(「野村ノート」では81区画に分割していました)

「今の内角高めのストレートは、外角低めのスライダーで勝負するための布
石です」

「真ん中高めのストレートが続いたから、次はかなりの確率でフォークが来
ます」

などと言った配球の妙をものすごく分かりやすく見せてくれたことで、日本
のプロ野球ファンの目を肥やすことに寄与したものです。

かくて巷には、配球術をしたり顔で話す俄か玄人ファンが増えたわけですな。

この解説のおかげで、各球団のバッテリーの傾向が丸裸にされてしまい苦労
したんだろうなーーと察します^^;

■野村克也氏が、野球解説と同時期に力を入れたのが、講演の仕事だったそ
うです。

いくら捕手として、監督として優秀であったとしても、生涯一捕手が大勢の
前で話すことが得意なわけはありません。

最初は、いやいや受けた仕事だったようですが、彼ほどの素材を各地の講演
需要が放っておくはずはありません。

ひっきりなしの依頼に、さすがの野村氏も覚悟を決めて取り組まざるを得な
くなったとか。

プロ野球生活で体験したこと。考えたこと。学んだこと。それを講演の中で
披露することは、野村氏の中に溜まった無形のものを言葉に変換し、他人に
分かりやすく伝える作業そのものです。

最初はいやいやだった仕事も、語彙が増え、言葉をつなぐことがスムーズに
なってくると楽しくなってくるもの。

読書量を増やして、様々な言葉を自分の中に溜め込んでは、それを披露する
ということを繰り返したそうです。

■かくして、解説者としての経験が、野村克也の知識を理論体系化すること
を促し、講演者としての経験が、理論やノウハウを他人に分かりやすく伝え
る能力を磨くこととなりました。

この時期の経験が、監督としての力量をどれだけ高めたか分からないと野村
氏は書いています。

「監督の仕事は言葉そのものである」とも書いています。

プレーをするのは選手ですが、それを言葉でリードするのが監督の仕事だと。

「言葉の力」まさに、これに気づいて自分のものにしたからこそ、一選手で
終わらなかったのです。

■このあたりのことは、私はものすごく共感します。

コンサルタントも、言葉で経営をサポートするのが役割です。

私自身も、日々のコンサルティングで得た経験や気づきを、理論や手法とし
て体系化し、講演や文章に変換する作業を行っています。

そこで獲得した言葉が、コンサルタントとしての力量を決めます。

いわば、どのような言葉を選び、伝えるかが仕事の根幹です。

まさに、野村監督と同じことを日々行っているわけです。

■これは企業経営者やリーダーにとっても同じことではないでしょうか。

リーダーに求められるのは、実行力だけではありません。

やはり、言葉で部下をリードする能力が求められます。これができない者は、
リーダーになるべきではありません。

優秀な兵隊が、優秀な指揮官になれるとは限らない。

経験やノウハウを理論体系化し、それを言葉に変換する能力が指導者には求
められます。

部下の指導はほったらかしで、自分の実績づくりに躍起になるプレーイング
マネージャーをよく見かけますが、そういう上司にあたった部下は、不幸そ
のものです。

「あの人はプレーヤー止まりだな」と反面教師にするしかありません。

■「エースの品格」には、世界の盗塁王福本豊の逸話が紹介されています。

現役時代に散々苦しめられ、畏敬していた福本氏を阪神時代のコーチとして
迎えた時のこと。

走塁コーチとして盗塁の指導を依頼したところ、彼は選手を集めてこう言っ
たそうです。

(盗塁のタイミングを)「投手の背中が語ってるやろ」

まさに天才プレーヤーが、いい指導者になれなかった事例です^^;

■多くの企業経営者は読書家です。

若い頃は本など読まなかった人が、リーダーになると、決まって読書に取り
組みます。

要するに、武器にできる言葉を自分の中に溜め込んでいるわけです。

ある意味、どれだけ使える言葉を持っているかが、リーダーの指導力の測定
基準となります。

だから、読書は、言葉を実行の武器とする者にとって必然的な行為なんでし
ょうね。

■さて、言葉という武器を手に入れた野村監督の活躍は止まることを知りません。

言葉でつむぐ著作執筆は、今や野村氏の得意分野だということでしょう。

エースの品格」では、現役の選手に関する記述も多く見られます。

特に楽天イーグルスの選手に関する記述は、選手本人が読むことを意識して
書かれたものだと思われます。

つまり、著作を利用した選手の操縦法でもあるわけです。

したたかですな。恐れ入ります。

■身体的才能がないから頭脳で勝負した。

それを理論化して、応用できるようにした。

理論を分かりやすい言葉で伝える術を得た。

まさに、才能では劣る弱者だからこそ身につけられた武器が、野村克也を唯
一無二の存在にしています。

まさか、ここまでの存在になるとは、野村選手の1年目でクビを宣告した南
海ホークスのフロントは夢にも思わなかったでしょうな。

■そういえば「エースの品格」では、最大級のボヤキを披露しています。

WBCやオリンピックなどの国際大会で、日本代表の監督を「野村ほど相応
しい者はいないのに、候補にも挙がらないのはおかしい」と仰っています。

冗談なのか本気なのか。。。こんなボヤキが言えるのは、日本広しと言えど
も、野村克也しかいないでしょうな。

ボヤキ道ここに極まれり。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■今まで何回かこのメルマガで、野村監督の話を書いてきました。

今回書いてみて、改めて感じました。

野村監督と我々コンサルタントの活動は、「言葉」を武器にするということ
で通じるものがある。

だから野村監督の動向が気になるし、著作が出たら買ってみたくなる。

野村氏は、言葉の達人ですからね。参考になります。

■経験を理論化し、それを分かりやすい言葉に変換する。

これこそコンサルタントの仕事です。

野村氏が講演や野球解説の仕事で言葉を磨いたように、私も、このメルマガ
で言葉を磨いているわけですね。

そう思うと、メルマガを書くことは、いい勉強をさせてもらっているという
ことです。

書くのがしんどいとかボヤかずに頑張ります!


コラム

blog

代表者・駒井俊雄が発行するメルマガ「営業は売り子じゃない!」
世の中の事象を営業戦略コンサルタントの視点から斬っていきます。(無料)

記事一覧

blog

記事一覧

Customer Voice

記事一覧

このページのTOPへ