7年後、日本は巨大な展示会場になる

2013.09.19

(2013年9月19日メルマガより)


■先頃、
2020年のオリンピックが東京で開催されることが決まりました

なにはともあれ、おめでとうございます!

決まっただけでこの一体感。お祭りムード。

喜ばしいことじゃないですか。

安倍首相のプレゼンテーションに問題があったようですが、それも今後の課題といたしましょう。

■前の東京オリンピックが、1964年。日本の高度成長にドライブがかかった年です。新幹線が開通したのもこの年ですね。

実をいうと私はその年に生まれました。

私は自分で「ゴールデンチャイルド」と称していますがね。

まさか人生で二度のオリンピックを経験できるとは。感無量です。

もっとも前は、生まれたばかりなので経験したとは言えないかも知れませんが。

2020年は、十分に楽しみたいと思います。たぶん、生きているでしょうから^^

■それにしても、あと7年というのは、絶妙な時期ですね。

ビジネスにしろ、個人の人生にしろ、何かの目標を設定するのに、遠すぎず、近すぎず。

歴史的行事ですから、多くの日本人が、2020年に何らかの目標を設定して、それに向かって進むはずです。

案外、この効果は大きいんじゃないですか。

私ももちろん、7年後に向かって、進む決意をしております。

■既に新聞や雑誌などでは、7年後までに何をすべきか、なんてテーマで問題提起されていますね。

これはすべての人に当てはまる問題提起です。

当然のことながら

(1)2020年までに、現在、私たちが抱えている課題を解決しておかなければなりません。

大きな話でいえば、大都市のインフラ整備です。

前のオリンピックから50年経ち、都市機能はところどころ老朽化しています。

渋滞も緩和しなければなりません。

その都度、つけ刃で、継ぎはぎに足してきた都市機能を、この7年で整備する必要があります。

この際ですから、世界で最先端のスマートシティに創りかえるぐらいはやってほしい

(2)そしてその課題解決は、次のステージへの礎でなければならない。

オリンピックが終われば、残骸が残って、負債に追われるというなら、意味がありません。

次の50年、いや100年に向けた基礎固めをこの7年にやっておかなければなりません。

これは個人でも同じでしょう。

あのオリンピックまでの頑張りがあったから、今の自分がある。と将来において言えるような7年を過ごしたいものです。

■新聞紙上では、オリンピックの経済効果なんて話題も出ています。

日経新聞によると、直接の経済波及効果は3兆円。

サービス業、建設業、その他企業の設備投資などもあり、15万人の雇用を生み出すと試算されています。

ただし、周辺事業の間接的な効果を含めると、150兆円という試算もあります。

えらいことですよ。

■何がそんなに盛り上がるのか。

まずは大都市のインフラ整備です。

東京はもちろんですが、その他の都市でも海外からの訪問者が増えると予想されますので、この機に整備すべきはやってしまおうと考えるはずです。

建設業は当然ですが、その効果は、飲食や宿泊、交通、運輸に及びます。

スマートシティに変えてしまおうと言いましたが、そうなれば、エネルギー関連企業にも波及します。

これは、安倍首相が国際公約とした原発問題にも絡みますが、これを機に次世代エネルギーの開発に力を入れてもらいたいものです。

電車などの公共交通機関は相当気合を入れて整備されることでしょう。

成田から東京までリニアを走らせるかも知れません。

自動車だって、この機を逃すことはありません。オリンピックまでに、自走者(運転しなくても目的地に着く車)を実現するべきです。

自動車産業が勢いづけば、ものづくり全体に波及します。多くの中小製造業が、忙しくなるはずです。

これ以外にも、オリンピックは、世界に商品や技術をアピールするまたとない機会です。

最先端の技術(ロボット)などは、2020年までに、あっと驚くような成果を世界に見せられるようにしてください。

日本のものづくりの底力を見せてほしいものです。

■その次に経済効果が見込めるのは、観光業です。

ホテルの建設ラッシュがあるでしょうが、それだけではありません。

日本は、観光立国をめざし、現在の倍以上の観光客誘致を目標に掲げていますが、オリンピックはそれを達成する好機になります。

これから7年、観光業の方は、オリンピック特需の恩恵を受けるだけに終わってはいけません。

観光業のミッションは、リピート客を一人でも作ること。そのために「おもてなし」をすることです。

最低限の英語ぐらいはマスターして接客に臨んでほしいものです。英語ができる従業員を今から雇ってもいい。できないなら英語のガイド本を配布してもいい。

その上で、英語のwebサイトを作って誘導したり、アドレスを聞いてニュースレターを送り続けたり、少なくとも土産物には各国語で説明書きをつけるなりして、リピーターになってもらうような工夫を知恵を絞ってやってください。

■海外の方は、決して華美なホテルや豪勢な食事ばかりを望むわけではないらしい

本物の日本家屋や日本料理を求めて来る方の方が多いでしょう。

ということは、観光業、飲食業だけではなく、農業や水産業も、チャンスです。

この機会をとらえて、これぞ日本の食材だーーというものをアピールしてもらいたい。

日本酒業界も同じですね。これを逃せば、反転の機会はない、という決意で取り組んでほしいものです。

■今回は、海外の方が日本に多く訪れるわけですが、これは実は、日本企業が海外に進出するための好機でもあります。

今、日本の製菓メーカーが海外進出する動きを見せていますが、その前提となったのが、日本に来る外国人の日本のお菓子に対する評判の良さでした。

中国の観光客など日本のお土産に「じゃがぽっくる」を大量買いしていくそうですよ。

(先日、関空の国際ターミナルに、じゃがぽっくるが山積みされていて、なんじゃーこりゃ、と思ったものでした)

それぐらい日本のお菓子はレベルが高いらしい。そしてそれが海外の人に認識されているらしい。

それならば、オリンピックは絶好の機会です。

あらゆる業界にとって、日本全体が、巨大な展示会場になったような状態だと思わなければなりません。

この好機を逃したら、末代まで悔やみますよ。

■スポーツ関連のビジネスは、言うまでもなく、一段も二段も進化発展していくことでしょう。

それならば、その成果をヘルスケアの分野にも役立ててほしい。

オリンピックは、少子高齢化の問題解決にはならないと言われていますが、それは業界人の捉え方次第です。

スポーツの指導方法の進化は予防医療や教育にも応用できるはずです。

あるいは、雇用が15万人も増えるなら、働く女性も増えるでしょうから、子育て支援も活性化するはずです。

あらゆる分野に波及すると考えていいと思います。

■要するに、この国家的イベントをいかに自分のビジネスや人生に絡ませるのかが、重要です。

この機会を逃さないでいきましょう。

今回は、オリンピックの負の影響については言及しませんでした。

それはそれで他の方の意見を参考にしてください。

私は前向きに捉えようと思いますので。

(2013年9月19日メルマガより)


■先頃、
2020年のオリンピックが東京で開催されることが決まりました

なにはともあれ、おめでとうございます!

決まっただけでこの一体感。お祭りムード。

喜ばしいことじゃないですか。

安倍首相のプレゼンテーションに問題があったようですが、それも今後の課題といたしましょう。

■前の東京オリンピックが、1964年。日本の高度成長にドライブがかかった年です。新幹線が開通したのもこの年ですね。

実をいうと私はその年に生まれました。

私は自分で「ゴールデンチャイルド」と称していますがね。

まさか人生で二度のオリンピックを経験できるとは。感無量です。

もっとも前は、生まれたばかりなので経験したとは言えないかも知れませんが。

2020年は、十分に楽しみたいと思います。たぶん、生きているでしょうから^^

■それにしても、あと7年というのは、絶妙な時期ですね。

ビジネスにしろ、個人の人生にしろ、何かの目標を設定するのに、遠すぎず、近すぎず。

歴史的行事ですから、多くの日本人が、2020年に何らかの目標を設定して、それに向かって進むはずです。

案外、この効果は大きいんじゃないですか。

私ももちろん、7年後に向かって、進む決意をしております。

■既に新聞や雑誌などでは、7年後までに何をすべきか、なんてテーマで問題提起されていますね。

これはすべての人に当てはまる問題提起です。

当然のことながら

(1)2020年までに、現在、私たちが抱えている課題を解決しておかなければなりません。

大きな話でいえば、大都市のインフラ整備です。

前のオリンピックから50年経ち、都市機能はところどころ老朽化しています。

渋滞も緩和しなければなりません。

その都度、つけ刃で、継ぎはぎに足してきた都市機能を、この7年で整備する必要があります。

この際ですから、世界で最先端のスマートシティに創りかえるぐらいはやってほしい

(2)そしてその課題解決は、次のステージへの礎でなければならない。

オリンピックが終われば、残骸が残って、負債に追われるというなら、意味がありません。

次の50年、いや100年に向けた基礎固めをこの7年にやっておかなければなりません。

これは個人でも同じでしょう。

あのオリンピックまでの頑張りがあったから、今の自分がある。と将来において言えるような7年を過ごしたいものです。

■新聞紙上では、オリンピックの経済効果なんて話題も出ています。

日経新聞によると、直接の経済波及効果は3兆円。

サービス業、建設業、その他企業の設備投資などもあり、15万人の雇用を生み出すと試算されています。

ただし、周辺事業の間接的な効果を含めると、150兆円という試算もあります。

えらいことですよ。

■何がそんなに盛り上がるのか。

まずは大都市のインフラ整備です。

東京はもちろんですが、その他の都市でも海外からの訪問者が増えると予想されますので、この機に整備すべきはやってしまおうと考えるはずです。

建設業は当然ですが、その効果は、飲食や宿泊、交通、運輸に及びます。

スマートシティに変えてしまおうと言いましたが、そうなれば、エネルギー関連企業にも波及します。

これは、安倍首相が国際公約とした原発問題にも絡みますが、これを機に次世代エネルギーの開発に力を入れてもらいたいものです。

電車などの公共交通機関は相当気合を入れて整備されることでしょう。

成田から東京までリニアを走らせるかも知れません。

自動車だって、この機を逃すことはありません。オリンピックまでに、自走者(運転しなくても目的地に着く車)を実現するべきです。

自動車産業が勢いづけば、ものづくり全体に波及します。多くの中小製造業が、忙しくなるはずです。

これ以外にも、オリンピックは、世界に商品や技術をアピールするまたとない機会です。

最先端の技術(ロボット)などは、2020年までに、あっと驚くような成果を世界に見せられるようにしてください。

日本のものづくりの底力を見せてほしいものです。

■その次に経済効果が見込めるのは、観光業です。

ホテルの建設ラッシュがあるでしょうが、それだけではありません。

日本は、観光立国をめざし、現在の倍以上の観光客誘致を目標に掲げていますが、オリンピックはそれを達成する好機になります。

これから7年、観光業の方は、オリンピック特需の恩恵を受けるだけに終わってはいけません。

観光業のミッションは、リピート客を一人でも作ること。そのために「おもてなし」をすることです。

最低限の英語ぐらいはマスターして接客に臨んでほしいものです。英語ができる従業員を今から雇ってもいい。できないなら英語のガイド本を配布してもいい。

その上で、英語のwebサイトを作って誘導したり、アドレスを聞いてニュースレターを送り続けたり、少なくとも土産物には各国語で説明書きをつけるなりして、リピーターになってもらうような工夫を知恵を絞ってやってください。

■海外の方は、決して華美なホテルや豪勢な食事ばかりを望むわけではないらしい

本物の日本家屋や日本料理を求めて来る方の方が多いでしょう。

ということは、観光業、飲食業だけではなく、農業や水産業も、チャンスです。

この機会をとらえて、これぞ日本の食材だーーというものをアピールしてもらいたい。

日本酒業界も同じですね。これを逃せば、反転の機会はない、という決意で取り組んでほしいものです。

■今回は、海外の方が日本に多く訪れるわけですが、これは実は、日本企業が海外に進出するための好機でもあります。

今、日本の製菓メーカーが海外進出する動きを見せていますが、その前提となったのが、日本に来る外国人の日本のお菓子に対する評判の良さでした。

中国の観光客など日本のお土産に「じゃがぽっくる」を大量買いしていくそうですよ。

(先日、関空の国際ターミナルに、じゃがぽっくるが山積みされていて、なんじゃーこりゃ、と思ったものでした)

それぐらい日本のお菓子はレベルが高いらしい。そしてそれが海外の人に認識されているらしい。

それならば、オリンピックは絶好の機会です。

あらゆる業界にとって、日本全体が、巨大な展示会場になったような状態だと思わなければなりません。

この好機を逃したら、末代まで悔やみますよ。

■スポーツ関連のビジネスは、言うまでもなく、一段も二段も進化発展していくことでしょう。

それならば、その成果をヘルスケアの分野にも役立ててほしい。

オリンピックは、少子高齢化の問題解決にはならないと言われていますが、それは業界人の捉え方次第です。

スポーツの指導方法の進化は予防医療や教育にも応用できるはずです。

あるいは、雇用が15万人も増えるなら、働く女性も増えるでしょうから、子育て支援も活性化するはずです。

あらゆる分野に波及すると考えていいと思います。

■要するに、この国家的イベントをいかに自分のビジネスや人生に絡ませるのかが、重要です。

この機会を逃さないでいきましょう。

今回は、オリンピックの負の影響については言及しませんでした。

それはそれで他の方の意見を参考にしてください。

私は前向きに捉えようと思いますので。

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