楽天球団は、新しい野球を見せてくれ!

2015.08.27

(2015年8月27日メルマガより)


■朝晩、秋の気配が忍び寄るようになってきました。

猛暑の中、苦行のように行われた夏の高校野球が終わり、暑さがやわらいでくると、そろそろプロ野球が盛り上がりを見せてきます。

今年のプロ野球。パ・リーグはすでに優勝マジックも出て、福岡ソフトバンクホークスが、ぶっちぎりで優勝しそうです。

では、セ・リーグはどうか?

なんと、わが阪神タイガースが、トップにつけています。

トップといっても、貯金が7つ(勝ち数と負け数の差が7)しかないという低レベルな戦いですが、トップはトップです。

なんと喜ばしいことでしょうか^^

■そんな中、いま個人的にホットなのが、東北楽天イーグルスに関する話題です。

このまとめ記事。久々に爆笑しましたよ。

参考:【楽天】三木谷氏の現場介入、マネーボールの影響だった
http://blog.livedoor.jp/nanjstu/archives/45962375.html

楽天球団のオーナー三木谷浩史氏(楽天株式会社代表取締役会長兼社長)が、プロ野球の現場にあれこれ口を出すというニュースが流れていたのですが、それがなんと小説・映画の「マネー・ボール」の影響だったとは!

思わず「楽天球団は、三木谷氏のオモチャか!」と突っ込んでしまいました^^;

まあ、まとめ記事というのは2ちゃんねるの書き込みをもとにしていますので、面白がった書き方になっているのですがね...

■経緯を追ってみます。

この問題の発端は、7月30日、楽天球団の田代打撃コーチが辞任したことです。

理由は成績が低迷する楽天球団の打撃不振の責任をとったことです。が、マスコミ各社は、裏の意味をいっせいに書きたてました。

田代コーチは、三木谷オーナーの度重なる現場介入にブチ切れたというのです。

いろんな記事を読んでみると、その現場介入というのがにわかには信じられないレベルです。

・一軍と二軍選手の入れ替えを要求

・その日の先発オーダーの変更を要求(FAXでやりとり)

・大久保監督は、オーナーと現場の板挟みになっている

こういうことが重なって、不満がたまっていた田代コーチですから、二軍打撃コーチへの配置転換を言い渡された時に、我慢できずに辞任したらしい。

ひどい話ですねえ。

■三木谷氏との比較で男を上げたのが、福岡ソフトバンクホークスの孫正義オーナーです。

孫オーナーが球団運営に対して言うのは「世界一のチームを作ってほしい」という一言です。

現場のあれこれについては、専門家に任せて、自分は金を出すだけ。

なんせ、あの孫正義です。

本気で「世界一のチーム」を作ろうとしていますから、そのための資金は惜しみません。

金持ちの道楽。というよりは、本当に日本やアジアを中心とした国際プロ野球リーグの構築を目指しているのかも知れません。

孫正義氏のスケールには、そう思わせるところがありますからね。

いずれにしろ、ソフトバンク球団の現場はやりやすいでしょう。実際、結果も出ていますから、孫オーナーのやり方が賞賛される所以です。

■もっとも、すべての球団が、ソフトバンクのように豊富な資金を持っているわけではありません

それぞれが限られた資金の中で、チーム作りを行っています。

高度成長期の頃は、親会社の広告宣伝費で運営すればいいや、という球団も多かったようですが、今はそんな時代ではありません。

スポーツ組織の運営は社会的意義のある事業です。独立採算で健全に運営することが求められます。

実際、多くの球団が、独自の運営方法を編み出しつつあります。

パ・リーグの地域密着モデルは有名ですし、最近ではセ・リーグの球団も、着実に収益力をつけてきました。

その収益力の核となるのが、当然ながら野球チームとしての実力です。

いくら地域密着であろうと、球場収入を球団収益に入れようと、チームが強くなければ客は入りませんし、広告収入も伸びません。

つまり、各球団とも、限られた資金の中で、強いチームになるための工夫を行っているわけです。

■やはり定評あるのは、北海道日本ハムファイターズのチーム作りではないでしょうか。

日本ハムは、目標を「3年に1度の優勝」と定めています。

阪神のように毎年優勝を目標にしても、全然優勝できない球団もありますが、日本ハムは現実的です。

なぜ3年に1度なのかというと、日本ハムは選手の自前での育成を基本にしているからです。

他球団の有望選手をとるのは金がかかりますが、育成ならそれほどかかりません。

ただし育成には時間がかかります。経験を積ませる必要もあります。だから、毎年優勝というわけにはいかないのです。

■育成を成功させるには、無名でも素質のある選手をとらなければなりません。

日本ハムには、独自の視点で選手を評価するシステムがあります。

それが「ベースボール・オペレーション・システム(通称BOS)」といわれるものです。

まずは選手の能力を打率や打点だけで評価するのではなく、出塁率や有効打や、勝利に結びつくポイントで独自に評価しなおしたものらしい。

基本は「マネーボール」に登場するサイバーメトリクスに似たものだと思っていいでしょう

日本ハムは、上の評価に従って、選手を「レギュラー」「控え」「育成」「在庫」に分類します。

レギュラーは現戦力ですが、怪我をするかも知れませんし、FAやポスティングシステムで抜けるかも知れません。

そのためにレギュラーに近い能力を持つ控えが必要です。

その上で、将来を見越した育成選手がいるわけです。

それをすべてBOSによる数値評価で行っているらしい。実に合理的です。

■だから日本ハムには余剰人員が極めて少ない。

現在も将来も、過不足ない人員でチーム構成されています。

日本ハムは、このシステムを1億円の初期費用で構築したとされています。

なんと安い買い物だったことでしょうか。

今は、どの球団もBOSシステムのようなものは持っているといいますが、だとすれば、トレードで獲得した選手の守備位置を頻繁にコンバートする阪神タイガースは、どのような独自のシステムで動いているのか知りたいものですな。

■ということは、楽天球団がやろうとしていることは、既に日本ハムがやっているということですよ。

日本ハムでも、球団フロントと現場の確執は存在します。

例えば、球団が、ある選手を育成したい。経験を積ませたいと考えていたとします。

でも目先の勝利を優先させる現場では、経験のない選手よりも穴の少ないベテランを使いたいものです。

そんな場合でも、日本ハムのフロントが、現場に口出しすることはないようです。

そのかわり、監督が使いたがるベテランをトレードに出してしまって、若い選手を使わざるを得ないようにしてしまうらしい。

ある意味、楽天球団よりも強行な姿勢です。

■この点、営業マネージャーと現場営業の確執に置き換えればわかりやすいのではないでしょうか。

これは私が何度も経験していることです。

営業マネージャーは、営業を「確率」で考えることが求められます。

成果の出る確率が高い顧客層に営業して、確率が高い営業行動をとってもらいたいと考えます。

そうじゃないと最少の人員で最大の成果を上げることなどできません。

これに対して、現場の営業は、一人一人の顧客、1回1回の営業に「魂」を入れようとします。

現場に強い営業ほど魂があります。目の前の顧客に魂を入れられない営業など役に立ちません。

■だから営業マネージャーと現場営業は対立します。

現場営業は自分のやり方にあれこれ口出しされることを嫌がります。なにしろ、おれは魂で営業をしているんだ。外野が口出しするな。てなもんです。結局は、成果さえ上げればいいんだろ。と思っています。

しかし、マネージャーはそれを許すわけにはいきません。営業マンがいくら魂を持っていようと、それぞれが勝手な売り方をしていれば、足し算の組織にしかなりません。

掛け算の組織にするためには、チームとして行動させなければならないのです。

■営業マネージャーが頭ごなしに、権威や理屈で言うことを聞かせようとしたら、現場はムチャクチャになります。

営業なんて野武士みたいな連中がいっぱいいますから、権威なんて大嫌いです。

あいつの言うことは気に入らない。などと全くもって理不尽な感情的理由で反発することになってしまいます。

かといって、甘い顔をしているだけでは舐められる。

その中間ができる人。気持ちを汲み取りつつ、チームプレイに持っていける人がいいマネージャーなんでしょうね

■楽天球団でいうと、野村克也監督や星野仙一監督は、それができるマネージャーだったのでしょう。

二人とも、圧倒的な実績と経験を持ちながら、選手に対峙するわけではなく、きちんと選手と向き合うことができた監督です。

どちらも人心掌握術に優れた人です。

ただしこれら大物監督は代替のきかない人たちです。つまりチームとしての強さが継承されないわけです。

楽天球団の三木谷オーナーは、それを問題ととらえたのでしょう。

監督が誰であっても強いチームでなければならない。

それが、健全なチーム運営につながります。

■日本ハムは、フロントがシステマチックに育成を行い、現場の采配は監督が行う。というすみわけができているようです。

しかし、楽天は、現場采配でも、三木谷オーナーが考えるシステマチックな方法論を導入しようとしているらしい。

参考:【楽天】三木谷オーナー、独占インタビュー!現場介入は一体化の象徴(スポーツ報知)
http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20150811-OHT1T50005.html

上のインタビュー記事を読むと、三木谷オーナーは、自身が積極的に現場に口出しすることを否定していません。

それは、現場介入ではなく、フロントと現場の一体化なんだと言っています。

「組織的なマネジメントとして、フロントと現場が一体となってコンシステンシー(一貫性)のある野球のスタイルを構築しよう」

いかにも優秀な企業経営者の考え方ではないですか。

■私は、この考えを支持します。

チーム運営の方法など正解はありません。

日本ハムのやり方、ソフトバンクのやり方、楽天のやり方があってもいいはずです。

今まで、オーナーが現場介入することが間違いだという風潮があったとしても、これからも間違いだとは限りません。

三木谷オーナーは、自身で正解を見つければいいのです。

■だから、三木谷オーナーはバッシングなどに負けずに、自分のやり方を貫いてほしいと思います。

何なら、三木谷オーナー自身が監督をやればいい。

それが無理なら、企業の優秀なマネージャーを連れてくればいい。

楽天の球団運営を突き詰めれば、野球未経験者でも監督を務めることができるはずです。

未だ野球未経験者がプロ野球監督になった例はないのではないでしょうか。(プロ未経験者が監督になることは数例あるようですが...

サッカーでは未経験者が監督になることもありますし、その道も開かれています。

高校野球でも、監督が野球経験者だとは限りません。

ならば、楽天にできないことはない。

三木谷オーナーのいう新しい野球を作り上げてほしいと期待しています。

(2015年8月27日メルマガより)


■朝晩、秋の気配が忍び寄るようになってきました。

猛暑の中、苦行のように行われた夏の高校野球が終わり、暑さがやわらいでくると、そろそろプロ野球が盛り上がりを見せてきます。

今年のプロ野球。パ・リーグはすでに優勝マジックも出て、福岡ソフトバンクホークスが、ぶっちぎりで優勝しそうです。

では、セ・リーグはどうか?

なんと、わが阪神タイガースが、トップにつけています。

トップといっても、貯金が7つ(勝ち数と負け数の差が7)しかないという低レベルな戦いですが、トップはトップです。

なんと喜ばしいことでしょうか^^

■そんな中、いま個人的にホットなのが、東北楽天イーグルスに関する話題です。

このまとめ記事。久々に爆笑しましたよ。

参考:【楽天】三木谷氏の現場介入、マネーボールの影響だった
http://blog.livedoor.jp/nanjstu/archives/45962375.html

楽天球団のオーナー三木谷浩史氏(楽天株式会社代表取締役会長兼社長)が、プロ野球の現場にあれこれ口を出すというニュースが流れていたのですが、それがなんと小説・映画の「マネー・ボール」の影響だったとは!

思わず「楽天球団は、三木谷氏のオモチャか!」と突っ込んでしまいました^^;

まあ、まとめ記事というのは2ちゃんねるの書き込みをもとにしていますので、面白がった書き方になっているのですがね...

■経緯を追ってみます。

この問題の発端は、7月30日、楽天球団の田代打撃コーチが辞任したことです。

理由は成績が低迷する楽天球団の打撃不振の責任をとったことです。が、マスコミ各社は、裏の意味をいっせいに書きたてました。

田代コーチは、三木谷オーナーの度重なる現場介入にブチ切れたというのです。

いろんな記事を読んでみると、その現場介入というのがにわかには信じられないレベルです。

・一軍と二軍選手の入れ替えを要求

・その日の先発オーダーの変更を要求(FAXでやりとり)

・大久保監督は、オーナーと現場の板挟みになっている

こういうことが重なって、不満がたまっていた田代コーチですから、二軍打撃コーチへの配置転換を言い渡された時に、我慢できずに辞任したらしい。

ひどい話ですねえ。

■三木谷氏との比較で男を上げたのが、福岡ソフトバンクホークスの孫正義オーナーです。

孫オーナーが球団運営に対して言うのは「世界一のチームを作ってほしい」という一言です。

現場のあれこれについては、専門家に任せて、自分は金を出すだけ。

なんせ、あの孫正義です。

本気で「世界一のチーム」を作ろうとしていますから、そのための資金は惜しみません。

金持ちの道楽。というよりは、本当に日本やアジアを中心とした国際プロ野球リーグの構築を目指しているのかも知れません。

孫正義氏のスケールには、そう思わせるところがありますからね。

いずれにしろ、ソフトバンク球団の現場はやりやすいでしょう。実際、結果も出ていますから、孫オーナーのやり方が賞賛される所以です。

■もっとも、すべての球団が、ソフトバンクのように豊富な資金を持っているわけではありません

それぞれが限られた資金の中で、チーム作りを行っています。

高度成長期の頃は、親会社の広告宣伝費で運営すればいいや、という球団も多かったようですが、今はそんな時代ではありません。

スポーツ組織の運営は社会的意義のある事業です。独立採算で健全に運営することが求められます。

実際、多くの球団が、独自の運営方法を編み出しつつあります。

パ・リーグの地域密着モデルは有名ですし、最近ではセ・リーグの球団も、着実に収益力をつけてきました。

その収益力の核となるのが、当然ながら野球チームとしての実力です。

いくら地域密着であろうと、球場収入を球団収益に入れようと、チームが強くなければ客は入りませんし、広告収入も伸びません。

つまり、各球団とも、限られた資金の中で、強いチームになるための工夫を行っているわけです。

■やはり定評あるのは、北海道日本ハムファイターズのチーム作りではないでしょうか。

日本ハムは、目標を「3年に1度の優勝」と定めています。

阪神のように毎年優勝を目標にしても、全然優勝できない球団もありますが、日本ハムは現実的です。

なぜ3年に1度なのかというと、日本ハムは選手の自前での育成を基本にしているからです。

他球団の有望選手をとるのは金がかかりますが、育成ならそれほどかかりません。

ただし育成には時間がかかります。経験を積ませる必要もあります。だから、毎年優勝というわけにはいかないのです。

■育成を成功させるには、無名でも素質のある選手をとらなければなりません。

日本ハムには、独自の視点で選手を評価するシステムがあります。

それが「ベースボール・オペレーション・システム(通称BOS)」といわれるものです。

まずは選手の能力を打率や打点だけで評価するのではなく、出塁率や有効打や、勝利に結びつくポイントで独自に評価しなおしたものらしい。

基本は「マネーボール」に登場するサイバーメトリクスに似たものだと思っていいでしょう

日本ハムは、上の評価に従って、選手を「レギュラー」「控え」「育成」「在庫」に分類します。

レギュラーは現戦力ですが、怪我をするかも知れませんし、FAやポスティングシステムで抜けるかも知れません。

そのためにレギュラーに近い能力を持つ控えが必要です。

その上で、将来を見越した育成選手がいるわけです。

それをすべてBOSによる数値評価で行っているらしい。実に合理的です。

■だから日本ハムには余剰人員が極めて少ない。

現在も将来も、過不足ない人員でチーム構成されています。

日本ハムは、このシステムを1億円の初期費用で構築したとされています。

なんと安い買い物だったことでしょうか。

今は、どの球団もBOSシステムのようなものは持っているといいますが、だとすれば、トレードで獲得した選手の守備位置を頻繁にコンバートする阪神タイガースは、どのような独自のシステムで動いているのか知りたいものですな。

■ということは、楽天球団がやろうとしていることは、既に日本ハムがやっているということですよ。

日本ハムでも、球団フロントと現場の確執は存在します。

例えば、球団が、ある選手を育成したい。経験を積ませたいと考えていたとします。

でも目先の勝利を優先させる現場では、経験のない選手よりも穴の少ないベテランを使いたいものです。

そんな場合でも、日本ハムのフロントが、現場に口出しすることはないようです。

そのかわり、監督が使いたがるベテランをトレードに出してしまって、若い選手を使わざるを得ないようにしてしまうらしい。

ある意味、楽天球団よりも強行な姿勢です。

■この点、営業マネージャーと現場営業の確執に置き換えればわかりやすいのではないでしょうか。

これは私が何度も経験していることです。

営業マネージャーは、営業を「確率」で考えることが求められます。

成果の出る確率が高い顧客層に営業して、確率が高い営業行動をとってもらいたいと考えます。

そうじゃないと最少の人員で最大の成果を上げることなどできません。

これに対して、現場の営業は、一人一人の顧客、1回1回の営業に「魂」を入れようとします。

現場に強い営業ほど魂があります。目の前の顧客に魂を入れられない営業など役に立ちません。

■だから営業マネージャーと現場営業は対立します。

現場営業は自分のやり方にあれこれ口出しされることを嫌がります。なにしろ、おれは魂で営業をしているんだ。外野が口出しするな。てなもんです。結局は、成果さえ上げればいいんだろ。と思っています。

しかし、マネージャーはそれを許すわけにはいきません。営業マンがいくら魂を持っていようと、それぞれが勝手な売り方をしていれば、足し算の組織にしかなりません。

掛け算の組織にするためには、チームとして行動させなければならないのです。

■営業マネージャーが頭ごなしに、権威や理屈で言うことを聞かせようとしたら、現場はムチャクチャになります。

営業なんて野武士みたいな連中がいっぱいいますから、権威なんて大嫌いです。

あいつの言うことは気に入らない。などと全くもって理不尽な感情的理由で反発することになってしまいます。

かといって、甘い顔をしているだけでは舐められる。

その中間ができる人。気持ちを汲み取りつつ、チームプレイに持っていける人がいいマネージャーなんでしょうね

■楽天球団でいうと、野村克也監督や星野仙一監督は、それができるマネージャーだったのでしょう。

二人とも、圧倒的な実績と経験を持ちながら、選手に対峙するわけではなく、きちんと選手と向き合うことができた監督です。

どちらも人心掌握術に優れた人です。

ただしこれら大物監督は代替のきかない人たちです。つまりチームとしての強さが継承されないわけです。

楽天球団の三木谷オーナーは、それを問題ととらえたのでしょう。

監督が誰であっても強いチームでなければならない。

それが、健全なチーム運営につながります。

■日本ハムは、フロントがシステマチックに育成を行い、現場の采配は監督が行う。というすみわけができているようです。

しかし、楽天は、現場采配でも、三木谷オーナーが考えるシステマチックな方法論を導入しようとしているらしい。

参考:【楽天】三木谷オーナー、独占インタビュー!現場介入は一体化の象徴(スポーツ報知)
http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20150811-OHT1T50005.html

上のインタビュー記事を読むと、三木谷オーナーは、自身が積極的に現場に口出しすることを否定していません。

それは、現場介入ではなく、フロントと現場の一体化なんだと言っています。

「組織的なマネジメントとして、フロントと現場が一体となってコンシステンシー(一貫性)のある野球のスタイルを構築しよう」

いかにも優秀な企業経営者の考え方ではないですか。

■私は、この考えを支持します。

チーム運営の方法など正解はありません。

日本ハムのやり方、ソフトバンクのやり方、楽天のやり方があってもいいはずです。

今まで、オーナーが現場介入することが間違いだという風潮があったとしても、これからも間違いだとは限りません。

三木谷オーナーは、自身で正解を見つければいいのです。

■だから、三木谷オーナーはバッシングなどに負けずに、自分のやり方を貫いてほしいと思います。

何なら、三木谷オーナー自身が監督をやればいい。

それが無理なら、企業の優秀なマネージャーを連れてくればいい。

楽天の球団運営を突き詰めれば、野球未経験者でも監督を務めることができるはずです。

未だ野球未経験者がプロ野球監督になった例はないのではないでしょうか。(プロ未経験者が監督になることは数例あるようですが...

サッカーでは未経験者が監督になることもありますし、その道も開かれています。

高校野球でも、監督が野球経験者だとは限りません。

ならば、楽天にできないことはない。

三木谷オーナーのいう新しい野球を作り上げてほしいと期待しています。

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