
ランチェスター戦略が示すこと
2006.08.03
(2006年8月3日メルマガより)
■このメルマガもいつの間にか、58号です。皆様の温かい声援に支えられな
がら、なんとかここまで続いてこれました。
ランチェスター戦略を少しでも多くの方に知っていただこうという思いから
はじめたこのメルマガ。
まだまだ道半ばです。今後も応援をお願いいたします。
■ところで、最近、読者の方から「メルマガでランチェスター戦略を使用し
ていないじゃないか」というお叱りの言葉をいただきました。
私もそうかな...と思っております。
もとい。
冗談です。私としては、いつもランチェスター戦略の視点を失わないように
書いてきたつもりです。
ランチェスター戦略の名前や基礎理論をその都度、あげなくても、ランチェ
スター戦略としての視点は伝わるだろう、という気持ちでした。
■「どこがランチェスターなの?」というご批判は、私の伝え方が未熟だっ
たのだと考えます。
ただ、基礎理論を一からお伝えするのは、このメルマガの本意ではありませ
ん。よろしければ、こちらのページをご覧ください。
■そうは言いましても、このメルマガの読者に対する責任もありますし、今
日は、これまでの反省もかねて、私なりの「ランチェスター戦略のエッセン
ス」をお伝えしたいと思います。
なるべく、ざっくばらんに、私の言葉で、本部の見解からズレることを恐れ
ずに(笑)書いていきたいと思います。
■理論面はとりあえず置いときましょう。
ランチェスター戦略は、統計学から始っていますから、「入門セミナー」な
どでは簡単な方程式(ランチェスターの法則)を紹介いたします。
ただ、今日お伝えしたいのは、そこから何を読み取るかです。
■私がまずランチェスター戦略ってすごいなーと思うのが、
"戦略には「弱者の戦略」と「強者の戦略」がある"
と規定しているところです。
今では、多くの人たちがこの言葉を使っています。
有名なのは楽天イーグルスの野村克也監督ですね。あの人ほど、弱者根性が
染み付いた人はいないでしょう^^
「戦力に劣る楽天が、西武やソフトバンクとまともにぶつかっても勝ち目は
ない」
考えてみれば当たり前のことなんですが、多くの者が勘違いしています。
→強い者の真似をすれば、自分も強くなれる。
→儲けるには、儲かっている人の真似をするといい。
もちろん、大間違いです。
■弱者は、強者のマネをしては絶対にダメ。弱者には弱者の戦い方がありま
す。
それなりに成功した人は、必ず、こう言います。
「人と同じことをしてはだめだ」
これこそ、弱者の戦略の正当性を表しています。
なぜなら、弱者の基本戦略とは、差別化、つまり「人と違うことをする」こ
とだからです。
■「自分は弱者じゃない、失礼なことを言うな」と怒り出す人もいます^^
私はあるセミナーで主催者から「お客さんのことを弱者、弱者と言うな!」
と叱られたこともありました(爆)
もちろん、弱者も強者も人間や企業としての優劣を示すものではありません。
あくまで、競争上の局面における判別です。
ランチェスター戦略では、それを
"市場シェア1位の企業は「強者」、それ以外は「弱者」"
と明確に規定しています。
■だから、ランチェスター戦略の示すことの1つは、
"競争する立場には、弱者と強者がある"
"弱者と強者では戦い方が異なる"
"だから、自分が弱者か強者かを見極めよ"
ということです。
■戦国最強の武将といえば、豊臣秀吉でしょう。
天下を統一したのですから、最強なのです。
その秀吉の戦い方の特徴はハッキリしています。
彼は「勝てる相手としか戦わない」という方針を頑なに守り通しました。
物語や小説によると、様々な奇策を弄して、華々しく成り上がっていくのが
太閤記ですから意外に思うかも知れませんが本当です。
具体的に言うと「兵力数が相当多い場合でないと戦わない」という方針を持
っていたようです。
戦争においては、兵力数の差が勝敗に大きく影響します。特に、ミサイルや
特殊爆弾などがない古代の戦いにおいては、兵力数の差は相当の決め手にな
ります。
数で圧倒するというのは、まさに強者の戦略です。
数に劣る時は、あらゆる策略を使って戦いを避けるようにしていました。
彼は、強者の戦略のうまみを味わい尽くした人だと言えるでしょう。
その時代、どうすれば確実に勝てるかを考え抜いた豊臣秀吉はやはり最強の
武将だったのです。
■それに対して天才肌の武将が織田信長です。
彼は、秀吉ほど安定した戦いをしていません。何もないところからスタート
した人ですから、弱者の戦いをせざるを得ませんでした。
弱者の戦いとは、数的な劣勢をスピードや武器などの工夫によって覆すこと。
桶狭間の戦い、長篠の合戦、石山本願寺との戦い。ぎりぎりの勝利を重ねて
天下統一の手前まで行きました。
彼が、強者の戦略を志向しなかったかと言えば、そうではありません。数に
優る局面では軽々と勝利していますし、危うい勝負は避けようと、強い相手
(武田信玄)には卑屈なまでに取り入ろうとしています。ただ、数的優位を
作れない状況下でもなんとかして勝利を重ねた人です。
秀吉の方が、農民から成り上がったんだから、弱者の戦略じゃないのか?と
言われそうですが、そうじゃないところが面白いですね。
彼は織田家の雇われの身。織田家の兵力をバックに強者の戦略を志向した人
です。
織田信長は、何もないところから破壊と創造を繰り返した人でした。
*視点を変えれば、信長と秀吉の人心掌握に関する資質の差が出たという説
もありますが、ここでは言わないでおきましょう。
なお、この二人の武将の話は、田岡信夫先生の「ランチェスター販売戦略」
第1巻に記載されていますので、ご参照ください。
■ちなみに、これから創業する人はすべて弱者です。市場シェアが無いのだ
から当然です。どんな大企業がはじめるにしても、新規参入業者は弱者なの
です。
以前、ある地方に大手居酒屋チェーンが進出してくる、と戦々恐々としてい
る場面に出くわしました。黒船が来る!っていう感じです。圧倒的な強者が
来るのにどうしたらいいんだ、と。
しかし、この場合も、新規に進出してくる大手チェーンの方が弱者です。市
場シェアは、圧倒的に地元チェーンが持っているのですから、新参者は弱者
でしか有り得ません。強者の戦略で迎え撃てばいいのです。
■その"弱者と強者"という概念を踏まえた上で、ビジネスをする際に最も
重要な5つの方針だと、私が考えているものがあります。
それは
1.小さな市場を選ぶこと
2.差別化すること
3.一点集中すること
4.勝ちやすきに勝つこと
5.ナンバーワンを獲得すること
です。
以降、簡潔にこの5つについて説明しておきます。
■1~3については、バブル崩壊以降さかんに言われてきた「選択・差別化・
集中」を表しています。
1の小さな市場を選ぶとは、いかにも弱者の戦略のように思われるかも知れ
ませんが、実際には、選択した市場の中で「弱者と強者」に分かれるもので
す。
小さな市場を選ばなければならないのは、企業の適正サイズというもの自体
が小さくなってきているからです。
変化が激しい状況においては、図体の大きさはマイナスに働きます。
大きな市場をカバーできるほどの巨大企業の時代ではありません。
特に市場がグローバル化している業界においては、狭く深いニーズに対応し
ないと、世界展開できないという矛盾に晒されています。
実際には、小さな市場を選ぶことこそ、大きな利益につながります。
■2の差別化はおわかりでしょう。
選択した市場の中で、自分が他社とどのような違いを出すのかということ。
対立軸を明確に示すことが、顧客をひきつけることになります。
■3、差別化をした上で、決めた市場に一点集中すること。
結局、ビジネスは、顧客にどれだけ満足や感動を与えられるかです。
それには、自分が選んだ顧客群に全力を集中することが必要です。
よく1つの市場に集中しすぎるのはリスクが高いと言われます。
その通りなのですが、それは市場選択の時点で、考慮すべき問題です。
その市場がどのような規模と成長性を持っており、自分の強みを活かすこと
ができるのかを計算します。
リスクが高いならば分散できるようにポートフォリオを組むこともいいでし
ょう。
ただ、本気で、弱者が勝ち残るためには、リスクを負うことが絶対に必要で
す。むしろ、絶対に勝てると思えるまで小さな市場を探すことが正しい行動
です。
安全地帯に身を置いて、ぬくぬくと勝ち太るという経営戦略は私の範疇外で
す。
■4については、さらに競争を意識した地位の戦略を示しています。
トップ企業が有利なのは、顧客のことを考える時間が最も多いからです。
2位以下の企業は、自分より強い相手の動向を睨みつつ、違った形で顧客を
満足させる方法を探らなければなりません。
日産はトヨタと同じ方法で、顧客に報いようとしたので、徐々に競争に負け
ていきました。本来、日産は、トヨタができないことを探し、むしろホンダ
の顧客を奪わなければならなかったのです。
それに対して、トップ企業であるトヨタは「トヨタの敵はトヨタ」と余裕の
スローガンを掲げて、自身の顧客に最大限報いる道を探っていくことができ
ました。
競争する地位によって戦略が違うことを理解しなければなりません。
■5は最終的なゴールを示すものです。
ランチェスター戦略では42%の市場シェアを目標にすべしと明確に示して
います。
ややこしいなら40%で結構です。
松下電器の中村邦夫会長も「プラズマテレビで40%のシェアをとる」とい
う目標を掲げています。
40%をシェアをとることで、2位以下に3倍(√3倍)以上の差をつけたナ
ンバーワンになる可能性が高くなります。
ナンバーワンになれば、知名度も人材確保力も売上も利益も向上し、圧倒的
な優位性を手に入れることができます。
経営者は経験的に40%という数値の意味を知っているようですが、ランチ
ェスター戦略は、それを論理的に導き出しているのです。
■世にいう成長戦略と競争戦略は、この5つに集約できると私は考えていま
す。
最後の1~5については、さらに細かいことをいろいろと言いたかったので
すが、紙面の関係で簡略化しました。また、事例の中で、発言していきたい
と思います。
ちなみに「戦略勉強会」においても、この考え方を用いていきます。
世の中の企業事例をランチェスター戦略のエッセンスで斬る!
このメルマガもこの方針で続けていきたいと思います。
(2006年8月3日メルマガより)
■このメルマガもいつの間にか、58号です。皆様の温かい声援に支えられな
がら、なんとかここまで続いてこれました。
ランチェスター戦略を少しでも多くの方に知っていただこうという思いから
はじめたこのメルマガ。
まだまだ道半ばです。今後も応援をお願いいたします。
■ところで、最近、読者の方から「メルマガでランチェスター戦略を使用し
ていないじゃないか」というお叱りの言葉をいただきました。
私もそうかな...と思っております。
もとい。
冗談です。私としては、いつもランチェスター戦略の視点を失わないように
書いてきたつもりです。
ランチェスター戦略の名前や基礎理論をその都度、あげなくても、ランチェ
スター戦略としての視点は伝わるだろう、という気持ちでした。
■「どこがランチェスターなの?」というご批判は、私の伝え方が未熟だっ
たのだと考えます。
ただ、基礎理論を一からお伝えするのは、このメルマガの本意ではありませ
ん。よろしければ、こちらのページをご覧ください。
■そうは言いましても、このメルマガの読者に対する責任もありますし、今
日は、これまでの反省もかねて、私なりの「ランチェスター戦略のエッセン
ス」をお伝えしたいと思います。
なるべく、ざっくばらんに、私の言葉で、本部の見解からズレることを恐れ
ずに(笑)書いていきたいと思います。
■理論面はとりあえず置いときましょう。
ランチェスター戦略は、統計学から始っていますから、「入門セミナー」な
どでは簡単な方程式(ランチェスターの法則)を紹介いたします。
ただ、今日お伝えしたいのは、そこから何を読み取るかです。
■私がまずランチェスター戦略ってすごいなーと思うのが、
"戦略には「弱者の戦略」と「強者の戦略」がある"
と規定しているところです。
今では、多くの人たちがこの言葉を使っています。
有名なのは楽天イーグルスの野村克也監督ですね。あの人ほど、弱者根性が
染み付いた人はいないでしょう^^
「戦力に劣る楽天が、西武やソフトバンクとまともにぶつかっても勝ち目は
ない」
考えてみれば当たり前のことなんですが、多くの者が勘違いしています。
→強い者の真似をすれば、自分も強くなれる。
→儲けるには、儲かっている人の真似をするといい。
もちろん、大間違いです。
■弱者は、強者のマネをしては絶対にダメ。弱者には弱者の戦い方がありま
す。
それなりに成功した人は、必ず、こう言います。
「人と同じことをしてはだめだ」
これこそ、弱者の戦略の正当性を表しています。
なぜなら、弱者の基本戦略とは、差別化、つまり「人と違うことをする」こ
とだからです。
■「自分は弱者じゃない、失礼なことを言うな」と怒り出す人もいます^^
私はあるセミナーで主催者から「お客さんのことを弱者、弱者と言うな!」
と叱られたこともありました(爆)
もちろん、弱者も強者も人間や企業としての優劣を示すものではありません。
あくまで、競争上の局面における判別です。
ランチェスター戦略では、それを
"市場シェア1位の企業は「強者」、それ以外は「弱者」"
と明確に規定しています。
■だから、ランチェスター戦略の示すことの1つは、
"競争する立場には、弱者と強者がある"
"弱者と強者では戦い方が異なる"
"だから、自分が弱者か強者かを見極めよ"
ということです。
■戦国最強の武将といえば、豊臣秀吉でしょう。
天下を統一したのですから、最強なのです。
その秀吉の戦い方の特徴はハッキリしています。
彼は「勝てる相手としか戦わない」という方針を頑なに守り通しました。
物語や小説によると、様々な奇策を弄して、華々しく成り上がっていくのが
太閤記ですから意外に思うかも知れませんが本当です。
具体的に言うと「兵力数が相当多い場合でないと戦わない」という方針を持
っていたようです。
戦争においては、兵力数の差が勝敗に大きく影響します。特に、ミサイルや
特殊爆弾などがない古代の戦いにおいては、兵力数の差は相当の決め手にな
ります。
数で圧倒するというのは、まさに強者の戦略です。
数に劣る時は、あらゆる策略を使って戦いを避けるようにしていました。
彼は、強者の戦略のうまみを味わい尽くした人だと言えるでしょう。
その時代、どうすれば確実に勝てるかを考え抜いた豊臣秀吉はやはり最強の
武将だったのです。
■それに対して天才肌の武将が織田信長です。
彼は、秀吉ほど安定した戦いをしていません。何もないところからスタート
した人ですから、弱者の戦いをせざるを得ませんでした。
弱者の戦いとは、数的な劣勢をスピードや武器などの工夫によって覆すこと。
桶狭間の戦い、長篠の合戦、石山本願寺との戦い。ぎりぎりの勝利を重ねて
天下統一の手前まで行きました。
彼が、強者の戦略を志向しなかったかと言えば、そうではありません。数に
優る局面では軽々と勝利していますし、危うい勝負は避けようと、強い相手
(武田信玄)には卑屈なまでに取り入ろうとしています。ただ、数的優位を
作れない状況下でもなんとかして勝利を重ねた人です。
秀吉の方が、農民から成り上がったんだから、弱者の戦略じゃないのか?と
言われそうですが、そうじゃないところが面白いですね。
彼は織田家の雇われの身。織田家の兵力をバックに強者の戦略を志向した人
です。
織田信長は、何もないところから破壊と創造を繰り返した人でした。
*視点を変えれば、信長と秀吉の人心掌握に関する資質の差が出たという説
もありますが、ここでは言わないでおきましょう。
なお、この二人の武将の話は、田岡信夫先生の「ランチェスター販売戦略」
第1巻に記載されていますので、ご参照ください。
■ちなみに、これから創業する人はすべて弱者です。市場シェアが無いのだ
から当然です。どんな大企業がはじめるにしても、新規参入業者は弱者なの
です。
以前、ある地方に大手居酒屋チェーンが進出してくる、と戦々恐々としてい
る場面に出くわしました。黒船が来る!っていう感じです。圧倒的な強者が
来るのにどうしたらいいんだ、と。
しかし、この場合も、新規に進出してくる大手チェーンの方が弱者です。市
場シェアは、圧倒的に地元チェーンが持っているのですから、新参者は弱者
でしか有り得ません。強者の戦略で迎え撃てばいいのです。
■その"弱者と強者"という概念を踏まえた上で、ビジネスをする際に最も
重要な5つの方針だと、私が考えているものがあります。
それは
1.小さな市場を選ぶこと
2.差別化すること
3.一点集中すること
4.勝ちやすきに勝つこと
5.ナンバーワンを獲得すること
です。
以降、簡潔にこの5つについて説明しておきます。
■1~3については、バブル崩壊以降さかんに言われてきた「選択・差別化・
集中」を表しています。
1の小さな市場を選ぶとは、いかにも弱者の戦略のように思われるかも知れ
ませんが、実際には、選択した市場の中で「弱者と強者」に分かれるもので
す。
小さな市場を選ばなければならないのは、企業の適正サイズというもの自体
が小さくなってきているからです。
変化が激しい状況においては、図体の大きさはマイナスに働きます。
大きな市場をカバーできるほどの巨大企業の時代ではありません。
特に市場がグローバル化している業界においては、狭く深いニーズに対応し
ないと、世界展開できないという矛盾に晒されています。
実際には、小さな市場を選ぶことこそ、大きな利益につながります。
■2の差別化はおわかりでしょう。
選択した市場の中で、自分が他社とどのような違いを出すのかということ。
対立軸を明確に示すことが、顧客をひきつけることになります。
■3、差別化をした上で、決めた市場に一点集中すること。
結局、ビジネスは、顧客にどれだけ満足や感動を与えられるかです。
それには、自分が選んだ顧客群に全力を集中することが必要です。
よく1つの市場に集中しすぎるのはリスクが高いと言われます。
その通りなのですが、それは市場選択の時点で、考慮すべき問題です。
その市場がどのような規模と成長性を持っており、自分の強みを活かすこと
ができるのかを計算します。
リスクが高いならば分散できるようにポートフォリオを組むこともいいでし
ょう。
ただ、本気で、弱者が勝ち残るためには、リスクを負うことが絶対に必要で
す。むしろ、絶対に勝てると思えるまで小さな市場を探すことが正しい行動
です。
安全地帯に身を置いて、ぬくぬくと勝ち太るという経営戦略は私の範疇外で
す。
■4については、さらに競争を意識した地位の戦略を示しています。
トップ企業が有利なのは、顧客のことを考える時間が最も多いからです。
2位以下の企業は、自分より強い相手の動向を睨みつつ、違った形で顧客を
満足させる方法を探らなければなりません。
日産はトヨタと同じ方法で、顧客に報いようとしたので、徐々に競争に負け
ていきました。本来、日産は、トヨタができないことを探し、むしろホンダ
の顧客を奪わなければならなかったのです。
それに対して、トップ企業であるトヨタは「トヨタの敵はトヨタ」と余裕の
スローガンを掲げて、自身の顧客に最大限報いる道を探っていくことができ
ました。
競争する地位によって戦略が違うことを理解しなければなりません。
■5は最終的なゴールを示すものです。
ランチェスター戦略では42%の市場シェアを目標にすべしと明確に示して
います。
ややこしいなら40%で結構です。
松下電器の中村邦夫会長も「プラズマテレビで40%のシェアをとる」とい
う目標を掲げています。
40%をシェアをとることで、2位以下に3倍(√3倍)以上の差をつけたナ
ンバーワンになる可能性が高くなります。
ナンバーワンになれば、知名度も人材確保力も売上も利益も向上し、圧倒的
な優位性を手に入れることができます。
経営者は経験的に40%という数値の意味を知っているようですが、ランチ
ェスター戦略は、それを論理的に導き出しているのです。
■世にいう成長戦略と競争戦略は、この5つに集約できると私は考えていま
す。
最後の1~5については、さらに細かいことをいろいろと言いたかったので
すが、紙面の関係で簡略化しました。また、事例の中で、発言していきたい
と思います。
ちなみに「戦略勉強会」においても、この考え方を用いていきます。
世の中の企業事例をランチェスター戦略のエッセンスで斬る!
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- 2017.03.23:風林火山を旗印に掲げた武田信玄は、戦略家ではなかったのか?
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- 2016.09.08:「世界の山ちゃん」は世界に届くのか
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- 2016.04.21:世紀のちゃぶ台返し!セブンに何があったのか
- 2016.04.07:新社会人に贈る あなたの人生を豊かにする秘訣
- 2016.03.24:コメダ珈琲店に人気があるのは理由がある
- 2016.03.10:小さくても生き残る「局所的な強者」の作り方
- 2016.02.25:「営業の仕組み」を身に着ければ、目標達成に苦しまなくなる
- 2016.02.11:子供に自慢できる人生を送りたいなら
- 2016.01.28:マクドナルドもスターバックスも日本市場をなめるな!
- 2016.01.14:「孫子の兵法」を企業経営に活かす方法
- 2015.12.31:結果を出す人は、手段を目的化している
- 2015.12.17:廃業寸前の負け犬集団が、常勝軍団に生まれ変わったわけ
- 2015.12.03:なぜ「世界トップ企業」を目指すのか?
- 2015.11.19:初めての著作は、なぜ「小説」になったのか?
- 2015.11.05:戦略は実行させなければ意味がない
- 2015.10.22:世界トップ企業への道は「差別化」が開く
- 2015.10.08:世界トップ企業になるために最初にしなければならないこと
- 2015.09.24:サーモス(THERMOS)はなぜ「廃業寸前」から世界トップ企業になったのか?
- 2015.09.10:営業には3つの役割がある
- 2015.08.27:楽天球団は、新しい野球を見せてくれ!
- 2015.08.13:ユニクロは、無印良品と提携せよ
- 2015.07.23:ノキアと日本電産 東西M&A巧者のやり方
- 2015.07.09:ワクワクする仕事しかやりません。
- 2015.06.25:ライザップはなぜ叩かれるのか?
- 2015.06.11:「けっこういい」よりも「並外れてダメ」がいい
- 2015.05.28:戦略には「感動」が必要だ
- 2015.05.14:「孔子」を学ぶ意味
- 2015.04.30:スカイマークはなぜ優遇されながら破綻したのか?
- 2015.04.16:セブンvsミスド 初戦の判定は
- 2015.04.02:任天堂はもう一度天下をとれるのか
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- 2015.02.19:成長しないビジネスのロールモデル
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- 2015.01.08:「孫子」を活用するための最大のキーワード
- 2014.12.31:「孫子の兵法」を学ぶ
- 2014.12.25:ハウステンボスはどのようにして再建されたのか?
- 2014.12.11:テラモーターズは、なぜオートバイ市場のトップ企業となったのか?
- 2014.11.27:人を動かすシンプルなメソッド
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- 2014.10.02:阪神タイガースはなぜ優勝できないのか?
- 2014.09.18:創業塾でのQ&A
- 2014.08.21:コンビニのアイスクリームはどうなっているのか
- 2014.08.07:創業して10年続く人が持っている3つの資質
- 2014.07.24:私が「孫子」を使う理由
- 2014.07.10:「三国志」の戦いで勝敗が決する要因とは?
- 2014.06.26:「孫子の兵法」でみる2014年ワールドカップ日本代表の戦い
- 2014.06.12:マラドーナはなぜ三流監督で終わったのか?
- 2014.05.29:相性のいい顧客を探す方法
- 2014.05.15:営業が不得意な人は、営業なんてしない方が成果が上がる
- 2014.05.01:GoProは、強者になれるのか
- 2014.04.17:マクドナルドは、マイルドヤンキーを狙え!
- 2014.04.03:売れる仕組みが必要な理由
- 2014.03.20:営業プロセスがなければ組織は動かない
- 2014.03.06:ビジネスの設計図を作ろう
- 2014.02.20:彼を知り己を知れば...
- 2014.02.06:ビジョンは営業チームを一丸にする
- 2014.01.23:楽しくなければ営業じゃない!
- 2014.01.09:私がメルマガを書く「立ち位置」
- 2013.12.26:レゴは、なぜ世界第2位の玩具メーカーに復活したのか?
- 2013.12.12:コトラーに教えらえた初心に戻る
- 2013.11.28:日本のモノづくりを復活させるには
- 2013.11.14:レッドブルが世界で52億本も売れた「何か」
- 2013.10.31:ヤフーはどこに行こうとしているのか?
- 2013.10.17:飛び火マーケティングの時代-GoPro
- 2013.10.03:アップルは普通の企業になってしまった
- 2013.09.19:7年後、日本は巨大な展示会場になる
- 2013.09.05:店舗系ビジネスの弱者の戦略
- 2013.08.22:私がイチローから学ぶ3つのこと
- 2013.08.08:脱・人脈の営業
- 2013.07.25:ソーシャル時代の「真実の瞬間」
- 2013.07.11:統計は最強の営業マネジメントツールである
- 2013.06.27:新興宗教のビジネスモデル
- 2013.06.13:進化する教育システムに乗り遅れるな
- 2013.05.30:お医者さんや弁護士さんの営業戦略
- 2013.05.16:できる営業は、負け方が違う
- 2013.05.02:宮崎駿とスタジオジブリについて
- 2013.04.18:差別化は、マイナスせよ
- 2013.04.04:JAL再生にみる企業変革の王道
- 2013.03.21:第3回WBC終戦記念 がんばれプロ野球
- 2013.03.07:マイケル・ポーターの戦略はもう通用しないのか?
- 2013.02.21:王将の餃子は大阪を跳び出すか?
- 2013.02.07:営業チームマネジメントの第一歩
- 2013.01.24:失速したマクドナルドの次の一手は?
- 2013.01.10:阪神タイガースは暗黒時代に戻っていくのか
- 2012.12.27:衰退市場でトップを張る宝島社の戦略
- 2012.12.13:目標は、顧客総取り!
- 2012.11.29:答えのない問題に取り組めるのか
- 2012.11.15:手っ取り早く実績を上げるには
- 2012.11.01:プロ野球は、名選手しか監督になれないのか?
- 2012.10.18:世界王者が世界に挑戦!
- 2012.10.04:新・携帯電話版三国志
- 2012.09.20:安売りせずに売る方法
- 2012.09.06:脳内のリミットを外せ
- 2012.08.23:儲ける方法をタネ明かしする
- 2012.08.09:もうかるビジネスにはタネがある
- 2012.07.26:ステーキを売るな、○○を売れ!
- 2012.07.12:一流の営業になるために絶対に避けられない道
- 2012.06.28:顧客を創造するということ
- 2012.06.14:ビジネスが成立するための3つの要素
- 2012.05.31:理屈で捉えきれない会社もある
- 2012.05.17:戦術は現状を効率的にする。戦略は現状を破壊する
- 2012.05.03:物語風ビジネス書を読んでみよう
- 2012.04.19:市場価値より企業内価値を高めよう
- 2012.04.05:3つの起業家タイプが注意すること
- 2012.03.22:ソニーはどこへ行った?
- 2012.03.08:利益を上げるための最もシンプルな方法
- 2012.02.23:ランチェスター戦略を営業に活かすたった3つのプロセス
- 2012.02.09:日本の電機メーカーはどうすれば生き残れるのか
- 2012.01.26:心理学はビジネスに生かせるのか
- 2012.01.12:水戸黄門の終焉と大阪都構想
- 2011.12.29:「坂の上の雲」を越えていこう
- 2011.12.15:強い現場を作る方法
- 2011.12.01:なぜ落合博満はブレないのか?
- 2011.11.17:小さなお菓子屋さんが描く大きなストーリー
- 2011.11.03:理屈でメシは食えん!でいいの?
- 2011.10.20:iPhone vs iPhone
- 2011.10.06:本質からはじめよ!
- 2011.09.22:アマゾンにチャレンジ!
- 2011.09.08:さらば、スティーブ・ジョブズ
- 2011.08.25:マフィアにビジネスの極意を聞く
- 2011.08.11:たまにはビジネス小説でも読みましょうか
- 2011.07.28:なぜ我々にはマーケティングが必要なのか?
- 2011.07.14:「いい商品」って何ですか?
- 2011.06.30:カリスマ営業を有難がっても意味ないでしょう
- 2011.06.16:ネスプレッソが売れている理由
- 2011.06.02:孫子、ポーター、ランチェスター
- 2011.05.19:足腰の弱い欧米企業、頭の弱い日本企業
- 2011.05.05:斎藤佑樹はプロ野球で通用するか?
- 2011.04.21:ランチェスター戦略って役に立つの?
- 2011.04.07:温泉旅館を蘇らせるには
- 2011.03.24:弱い人をより弱くするのが戦略なのか
- 2011.03.10:タスク管理と時間管理のツール紹介
- 2011.02.24:プレーヤーからマネージャーへ
- 2011.02.10:110兆円の市場に遅れた日本
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- 2010.10.21:勝ちパターンの作り方
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- 2010.09.23:世紀末都市・アキバ
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- 2010.08.26:もし現場のオッチャンがポーターを学んだら
- 2010.08.12:坂の上に雲は見えない?
- 2010.07.29:システム思考って何だろう
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- 2010.07.01:戦略はストーリーで語れ2
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- 2010.03.25:アップルとユニ・チャーム~変革企業の共通点
- 2010.03.11:無料のビジネスって何だ?
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- 2010.02.11:狩猟民族の構想力に学ぼう
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- 2010.01.14:2010年は日本企業のアジア進出元年になる
- 2009.12.31:2009年の携帯とジーンズと餃子
- 2009.12.17:20歳の頃の自分に読ませたい本
- 2009.12.03:日本茶も海外進出している
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- 2009.11.05:私の考える効率的な営業とは
- 2009.10.22:島田紳助の研究2
- 2009.10.08:フォロワー企業のゲーム
- 2009.09.24:地域密着企業の営業戦術
- 2009.09.10:地域密着企業の経営方法
- 2009.08.27:マクドナルド 一人勝ちの理由
- 2009.08.13:死せる孔明、生ける仲達を走らす
- 2009.07.30:農業は儲かるのか?
- 2009.07.16:キリン、サントリー、アサヒ、オリオン
- 2009.07.02:戦略2、戦術1の法則
- 2009.06.18:いい顧客、悪い顧客
- 2009.06.04:日本で一番大切にしたい会社の戦略
- 2009.05.21:それぞれの「1万時間」を過ごそう
- 2009.05.07:社会起業は一般の起業と何が違うのか?
- 2009.04.23:もし諸葛孔明が経営顧問だったら
- 2009.04.09:物語の力を知ろう
- 2009.03.26:祝!WBC日本代表優勝
- 2009.03.12:小さな池の大きな魚
- 2009.02.26:農業にチャンスあり
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- 2009.01.29:営業は結果を追ってはいけない
- 2009.01.15:真似したくてもできない事情がある
- 2009.01.01:欲しいものを作ってくれるビジネス
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- 2008.08.28:楽天グループ迷走す
- 2008.08.14:エコカー開発競争
- 2008.07.31:儲けるための仕組みを作ろう
- 2008.07.17:「黒船」iPhoneの衝撃
- 2008.07.03:野球は言葉でするもんや
- 2008.06.19:大阪の小さなものづくり企業
- 2008.06.05:事業コンセプトにこだわる
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- 2007.12.06:P&Gの戦略-強者はこれだけ有利だ
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- 2005.09.15:見えない敵と戦うには
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- 2005.07.22:いつまで川原で石を売るのですか?(3)
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