新社会人に贈る あなたの人生を豊かにする秘訣

2016.04.07

(2016年4月7日メルマガより)


■先日、新入社員の集まりでお話しをする機会がありました。


4月ですから、本当に入ったばかりの方々です。

そんな方々に、営業とは何か、営業の役割とは何か、営業の心得などを説いてきました。

■私、けっこう新入社員の前でお話しするのは好きです。

なにしろ、新卒1年目というのは、一生に一度しかない時です。

しかも、1年目をどう過ごすかは、その後の会社人生に大きな影響を与えるはずです。

そのような大切な時期に、皆さんの前でお話しする機会をいただけたこと、光栄に思います。

いつも仕事は真剣にさせていただいておりますが、今回はより気合をいれて臨みました。

■私は、会社員時代を営業職として過ごし、独立してからは営業に関する経営コンサルタントをしている人間です。

もう人生の半分以上を営業に関わって過ごしてきました。

そんな私だから言うのも何ですが、営業というのは実に様々な能力が必要とされる仕事だと思います。

おそらくどの仕事よりも高度な能力が必要とされるのが営業です。

こんなことをいうと、他の職種の人に怒られるかもしれませんが、本当にそう感じます。

■何しろ営業は、人と会う仕事ですから、コミュニケーション能力が鍛えられます。

商品や技術に関する知識、業界知識、顧客企業の理解も求められます。だから一流の営業は実に幅広い知識を持っています。

ロジカルにものを考える能力も必要ですし、それだけではなく情緒的に伝えることも必要です。

粘り強さも必要ですし、瞬時に動く活動性も必要です。

マネジメント能力も必要ですし、自分の感情ややる気をコントロールする術も必要です。

■だから営業を極めた人は、他のどんな仕事だってできるはずです。

会社内で、営業としてのキャリアを進むのもよし。

管理職としてマネジメントをするのもよし。

あるいは、独立する場合も、営業経験があることは大きなアドバンテージとなります。

もちろん私のようにコンサルタントになることもできます。

だから入社して営業に配属された人はラッキーです。

営業を極めることは、ビジネスマンとしての成功を意味しています。

■それなのに営業というだけで、嫌がる人のなんと多いことか。

就職活動の際は「営業になりたい」と言っているクセに、いざ配属となれば、外れくじのように言う。

本当に残念なことですよ。

営業という仕事に真剣に向き合ってほしい。それが、あなたの人生を豊かにします。

実をいうと、今日の話は、営業に限りません。

どんな仕事に就いたとしても同じ。

共通する成功の秘訣をお話ししようと思います。

■「1万時間の法則」というものをご存じでしょうか。

マルコム・グラッドウェルというアメリカの作家が、ビジネス分野、アーティスト、スポーツ選手などの一流といわれる人たちを取材する中で発見したといわれる成功のための共通法則です。

世の中に成功者といわれる人は多種多様です。出自もキャリアも所属する分野も違います。

だから成功法則などないように思えますが、グラッドウェル氏は、一つだけ発見したと発表しました。

それが「どんな分野であれ、一流になるためには、1万時間の練習(修行)時間が必要である」

そういう法則でした。

1万時間というのはマジックナンバーだとグラッドウェル氏は言っています。

それ以下の人はいなかったし、それ以上でもなかった。

殆どの成功者は、きっかり1万時間でブレイクスルーを起こしたそうです。

もちろん科学的に証明されているわけでもない。いわゆる俗説です。

が、信憑性を疑うよりも、信じるほうが自分の人生を豊かにするだろう。

そう直感した私は、それ以来、この法則の信奉者です。

■なぜなら、私も、営業という職種に真剣に向き合ってきた。おそらく1万時間を過ごしてきたという自負があるからです。

1万時間といえば、1日8時間(週5日)費やしたとして、約5年です。

1日3時間ならば、約13年です。

優秀な営業が、5年目、あるいは10年目あたりに飛躍的に成長することを目の当たりにしてきたことを思えば、この時間感覚は正しいと思えます。

自分がついた職業で一流のプロとなるのか、あるいは凡庸で終わるのか。その違いは、人生に大きな影響を及ぼすはずです。

営業に限らず、どんな職業のどんな職種についたとしても、そこで真剣に取り組むことが、豊かな人生を手にいれる唯一の方法だと私が考える所以です。

■とまあ、偉そうに言っていますが、私も最初は腰が落ち着きませんでした^^;

恥ずかしい話ですが、私は学生の頃から文学青年で、将来は小説家になりたいなどと思っていました。

(その頃、小説家というのは今からは比べ物にならないぐらい高いステイタスの職業でした)

だから就職して営業になっても、今一つ、身が入りませんでした。

おれがやるべきはこんなことじゃない。自分の居場所はここじゃない。

そんなことを考えながら営業しているのだから、プロにはなれませんよね。

だから若いころから小説修行の真似事みたいなことはしていました

休みの日だとか、仕事から帰ってからとか。

しかし会社が終わってから1時間、2時間、小説の練習をしたところで、プロになれるわけではありません。

もし、私が鉄の意志を持っていて、毎日1時間、小説修行を続けたとして、一流になるための目安である1万時間を過ぎるのは、約27年後です。

なかなか厳しい道ですよ。

■私はある時期に、今の仕事を真剣にやろうと気持ちを切り替えることができました。

私の所属する事業部が、身売りや廃業の噂があった事情もありました。

このまま事業部がなくなってしまったら、自分の営業としての時間は何のためにあったのだろうか?

殊勝にもそんなことを考えたんですね。

仕事に真剣に取り組む時期と、危機に陥った事業部が改革に取り組もうとしていた時期が一致していたことは幸運でした。

危機感を覚えた私を含め、事業部のメンバーが、自分の力以上のものを発揮することができたように思います。

その結果、事業部は身売りすることもなく、廃業することもなく、それどころか世界トップ企業に躍進していきました。

その経験に自信をつけた私は、独立し、今は営業コンサルタントとして、生活しています。

10年間、それなりにやってきましたし、今は、その道のプロであると言っても許されるでしょう。

そんな私からのアドバイスです。

どんな仕事であれ、今の仕事に真剣に取り組んでください。

あなたなりの1万時間を過ごしてください。

それが、あなたの人生を豊かにする唯一の秘訣です。

■この話には続きがあります。

営業コンサルタントとして10年を超え、いわば集大成のつもりで書いたのが、この本でした。

『「廃業寸前」が世界トップ企業になった奇跡の物語』
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4827209693/lanchesterkan-22/ref=nosim

廃業寸前だった小さな事業部が、崖っぷちで営業改革を成し遂げ、わずかな期間で世界トップ企業になっていった劇的な逸話です。

しかも、出版社に無理をいって、これを小説形式で書かせていただきました。

おわかりでしょうか。

この本は、私の青年期からの夢であった「小説を出版する」ことを実現することでもあったのです。

もし私がただの小説家志望者だったら、この本を出版できたでしょうか。

やはり、サーモスという世界トップ企業で営業を経験し、その後10年以上、営業コンサルタントをしている人間だから、書かせてもらえたわけです。

実は、一つのことを極めることは、次の夢をかなえるための近道でもあることを、私は体験したのです。

もちろん、私が本当の「小説家」になれるかどうかは、これからの戦略と努力次第でしょう。

それは私の問題です。

が、それはそれとして。

今の時点の成果が、これから社会に出ようとする若い人たちの希望とヒントになればと思います。



(2016年4月7日メルマガより)


■先日、新入社員の集まりでお話しをする機会がありました。


4月ですから、本当に入ったばかりの方々です。

そんな方々に、営業とは何か、営業の役割とは何か、営業の心得などを説いてきました。

■私、けっこう新入社員の前でお話しするのは好きです。

なにしろ、新卒1年目というのは、一生に一度しかない時です。

しかも、1年目をどう過ごすかは、その後の会社人生に大きな影響を与えるはずです。

そのような大切な時期に、皆さんの前でお話しする機会をいただけたこと、光栄に思います。

いつも仕事は真剣にさせていただいておりますが、今回はより気合をいれて臨みました。

■私は、会社員時代を営業職として過ごし、独立してからは営業に関する経営コンサルタントをしている人間です。

もう人生の半分以上を営業に関わって過ごしてきました。

そんな私だから言うのも何ですが、営業というのは実に様々な能力が必要とされる仕事だと思います。

おそらくどの仕事よりも高度な能力が必要とされるのが営業です。

こんなことをいうと、他の職種の人に怒られるかもしれませんが、本当にそう感じます。

■何しろ営業は、人と会う仕事ですから、コミュニケーション能力が鍛えられます。

商品や技術に関する知識、業界知識、顧客企業の理解も求められます。だから一流の営業は実に幅広い知識を持っています。

ロジカルにものを考える能力も必要ですし、それだけではなく情緒的に伝えることも必要です。

粘り強さも必要ですし、瞬時に動く活動性も必要です。

マネジメント能力も必要ですし、自分の感情ややる気をコントロールする術も必要です。

■だから営業を極めた人は、他のどんな仕事だってできるはずです。

会社内で、営業としてのキャリアを進むのもよし。

管理職としてマネジメントをするのもよし。

あるいは、独立する場合も、営業経験があることは大きなアドバンテージとなります。

もちろん私のようにコンサルタントになることもできます。

だから入社して営業に配属された人はラッキーです。

営業を極めることは、ビジネスマンとしての成功を意味しています。

■それなのに営業というだけで、嫌がる人のなんと多いことか。

就職活動の際は「営業になりたい」と言っているクセに、いざ配属となれば、外れくじのように言う。

本当に残念なことですよ。

営業という仕事に真剣に向き合ってほしい。それが、あなたの人生を豊かにします。

実をいうと、今日の話は、営業に限りません。

どんな仕事に就いたとしても同じ。

共通する成功の秘訣をお話ししようと思います。

■「1万時間の法則」というものをご存じでしょうか。

マルコム・グラッドウェルというアメリカの作家が、ビジネス分野、アーティスト、スポーツ選手などの一流といわれる人たちを取材する中で発見したといわれる成功のための共通法則です。

世の中に成功者といわれる人は多種多様です。出自もキャリアも所属する分野も違います。

だから成功法則などないように思えますが、グラッドウェル氏は、一つだけ発見したと発表しました。

それが「どんな分野であれ、一流になるためには、1万時間の練習(修行)時間が必要である」

そういう法則でした。

1万時間というのはマジックナンバーだとグラッドウェル氏は言っています。

それ以下の人はいなかったし、それ以上でもなかった。

殆どの成功者は、きっかり1万時間でブレイクスルーを起こしたそうです。

もちろん科学的に証明されているわけでもない。いわゆる俗説です。

が、信憑性を疑うよりも、信じるほうが自分の人生を豊かにするだろう。

そう直感した私は、それ以来、この法則の信奉者です。

■なぜなら、私も、営業という職種に真剣に向き合ってきた。おそらく1万時間を過ごしてきたという自負があるからです。

1万時間といえば、1日8時間(週5日)費やしたとして、約5年です。

1日3時間ならば、約13年です。

優秀な営業が、5年目、あるいは10年目あたりに飛躍的に成長することを目の当たりにしてきたことを思えば、この時間感覚は正しいと思えます。

自分がついた職業で一流のプロとなるのか、あるいは凡庸で終わるのか。その違いは、人生に大きな影響を及ぼすはずです。

営業に限らず、どんな職業のどんな職種についたとしても、そこで真剣に取り組むことが、豊かな人生を手にいれる唯一の方法だと私が考える所以です。

■とまあ、偉そうに言っていますが、私も最初は腰が落ち着きませんでした^^;

恥ずかしい話ですが、私は学生の頃から文学青年で、将来は小説家になりたいなどと思っていました。

(その頃、小説家というのは今からは比べ物にならないぐらい高いステイタスの職業でした)

だから就職して営業になっても、今一つ、身が入りませんでした。

おれがやるべきはこんなことじゃない。自分の居場所はここじゃない。

そんなことを考えながら営業しているのだから、プロにはなれませんよね。

だから若いころから小説修行の真似事みたいなことはしていました

休みの日だとか、仕事から帰ってからとか。

しかし会社が終わってから1時間、2時間、小説の練習をしたところで、プロになれるわけではありません。

もし、私が鉄の意志を持っていて、毎日1時間、小説修行を続けたとして、一流になるための目安である1万時間を過ぎるのは、約27年後です。

なかなか厳しい道ですよ。

■私はある時期に、今の仕事を真剣にやろうと気持ちを切り替えることができました。

私の所属する事業部が、身売りや廃業の噂があった事情もありました。

このまま事業部がなくなってしまったら、自分の営業としての時間は何のためにあったのだろうか?

殊勝にもそんなことを考えたんですね。

仕事に真剣に取り組む時期と、危機に陥った事業部が改革に取り組もうとしていた時期が一致していたことは幸運でした。

危機感を覚えた私を含め、事業部のメンバーが、自分の力以上のものを発揮することができたように思います。

その結果、事業部は身売りすることもなく、廃業することもなく、それどころか世界トップ企業に躍進していきました。

その経験に自信をつけた私は、独立し、今は営業コンサルタントとして、生活しています。

10年間、それなりにやってきましたし、今は、その道のプロであると言っても許されるでしょう。

そんな私からのアドバイスです。

どんな仕事であれ、今の仕事に真剣に取り組んでください。

あなたなりの1万時間を過ごしてください。

それが、あなたの人生を豊かにする唯一の秘訣です。

■この話には続きがあります。

営業コンサルタントとして10年を超え、いわば集大成のつもりで書いたのが、この本でした。

『「廃業寸前」が世界トップ企業になった奇跡の物語』
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4827209693/lanchesterkan-22/ref=nosim

廃業寸前だった小さな事業部が、崖っぷちで営業改革を成し遂げ、わずかな期間で世界トップ企業になっていった劇的な逸話です。

しかも、出版社に無理をいって、これを小説形式で書かせていただきました。

おわかりでしょうか。

この本は、私の青年期からの夢であった「小説を出版する」ことを実現することでもあったのです。

もし私がただの小説家志望者だったら、この本を出版できたでしょうか。

やはり、サーモスという世界トップ企業で営業を経験し、その後10年以上、営業コンサルタントをしている人間だから、書かせてもらえたわけです。

実は、一つのことを極めることは、次の夢をかなえるための近道でもあることを、私は体験したのです。

もちろん、私が本当の「小説家」になれるかどうかは、これからの戦略と努力次第でしょう。

それは私の問題です。

が、それはそれとして。

今の時点の成果が、これから社会に出ようとする若い人たちの希望とヒントになればと思います。



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