10/13の市場でビジネスする
(2008年11月20日メルマガより)
■10/13って、何の数字かご存知ですか?
10月13日のことじゃないですよ^^
分からないでしょうな。
実は、これは日本における携帯電話の普及率です。
13分の10。1億3千万人に対して、1億台の携帯電話が契約されている
ことを示しています。約77%。
1億3千万人の中には、赤ちゃんや高齢者もいることを考えると、相当の普
及率であると言えます。
まさに日本の携帯電話市場は、飽和状態にあるわけです。
■携帯電話に関する事業に関わっている人に話を聞くと、成熟市場であるこ
とを実感しているようですね。
5年前から比べると、携帯電話の売れ行きは、雲泥の差だと言いたくなるぐ
らい悪いそうです。
2年前と比べても悪い。昨年と比べても悪い。。。
年々半々ゲームのように売れ行きが悪くなっているようですな。
確かに、数年前の携帯電話は日本で唯一と言っていいぐらい成長期の商品で
したから、成長が鈍化するのは当然といえば当然です。
今までが異例に良かったわけですよ。
■携帯電話キャリア各社の売上高も落ちています。
2008年上半期の大手3社(ドコモ、au、ソフトバンク)の売上高は、
いずれも昨年割れしています。
ドコモが2兆2678億円(-2.5%)。auが1兆3607億円(-1.
5%)。ソフトバンクが7740億円(-5.0%)。
それでもすごい売上高(半期)なんですが、落ちていることは間違いありま
せん。
そうは言いながら、ドコモとauの営業利益は増加しています。
ドコモ5769億円(41.2%増)。au2879億円(5.3%増)。
ソフトバンク882億円(-6.4%)
特に、ドコモの大幅増益が際立っています。減収増益です。
驚くべきことですが、これは各社とも携帯端末価格を上げて、基本料金を下
げるという新料金プランを採用した結果です。
端末代金と販売店に対する販売奨励金の削減が利益を押し上げたようです。
(ソフトバンクは、インフラ整備に投資を続けているために減収減益になっ
たということです)
短期的には、ご同慶の至りということですが、長期視野に立った場合には、
各社の危機感は相当なものがあるはずです。
■このような市場環境の中にも、売上高を伸ばしている会社もあります。
イーモバイルです。
2008年10月の契約数の純増加数で、なんと2位を獲得しています。(1位は
ソフトバンク)
これこそ驚くべきことですね。
後発の小さな会社が、大手を押しのけて業績を伸ばすというのは、弱者の戦
略が機能していることを示しています。
この会社はどのような戦略をとっているのでしょうね。
■以前、このメルマガでソフトバンクモバイルの戦略について書いたことが
あります。
ソフトバンクは、マスを狙うドコモ、若年層を狙うauに対して、auより
もさらに若年層を狙って、基本料金の安さと端末機のおしゃれさを押し出し
ました。
特に、ソフトバンク同士は無料という究極の安さがインパクトを与えました。
もっとも、これはソフトバンクのシェアが低いという事実に基づく施策です。
実際に使ってみると、他社の携帯にかける機会が多くて、結局高くなったと
いう声も多いようです^^;
■これに対して、イーモバイルは、ソフトバンクよりもさらに安い!とアピ
ールしています。
サルが犬に向かって「ありえない」と叫んでいます^^
ターゲットを、ソフトバンクと同じ層に絞ったのでしょうかね。
■ソフトバンクが低価格を売り物にするのは、利益を犠牲にしてシェアを優
先しようというばかりではありません。
ソフトバンクと、ドコモ・auの最も大きな違いは、前者がインターネット
事業者の出身であり、後者が純粋な携帯電話事業者であるということです。
ソフトバンクグループの中心はヤフーという日本最大のポータルサイトです。
ヤフーを中心としたビジネスモデルが既に出来上がっています。
従って、携帯電話端末は、ネットにもつながる電話ではなく、電話もできる
インターネット機器であると捉えているようです。
だから、極端な話、ヤフーにつなげることでトータルで収益を出すことがで
きれば、携帯電話だけで儲けを出す必要はないわけです。
(実際には、ボーダーフォン買収時の有利子負債が巨大なため、単体で収益
を出さなければ銀行が黙っていませんが...)
■イーモバイルも同じインターネット事業からの参入です。(2005年に
新規参入)
従って、ドコモやauとは、違うビジネスモデルを持っています。
イーモバイルは、自社の競争領域を「パソコン向けのデータ通信機器」と
「電話もできるインターネット機器」に絞っています。
従って、そのターゲット顧客は、一般的な個人ユーザーではありません。
CMでソフトバンクを挑発した割りには、違うターゲットを持っています。
■先ほど、日本の携帯電話市場は飽和状態にあるということを申し上げまし
た。
しかし、世界的に見れば、普及率が必ずしも高いわけではありません。
最も高い国では150%というところもあるようです。
これは、2台以上の携帯電話を持つ人が多いことを示しています。
日本の場合、ドコモの携帯を持てば、ドコモしか使用することができません。
auも持とうとすれば、それぞれの基本料金を負担しなければならないので、
固定費が増えてたまったものではありません。
海外の国の一部では、基本料金が安いので、状況に応じて、電話を使い分け
るということができるそうです。
例えば、家族と電話するにはドコモのファミリー割引(24時間無料)を使
い、ソフトバンクの友達と電話するにはソフトバンクの無料通話を使うとい
うような使い方です。
今、日本でこのような使い方ができる料金体系を作ろうとすれば、携帯電話
会社の収益性が悪化して、日本経済に打撃を与えそうです。
でも、ゆっくりとながらその方向に進んでいることは確かです。
使い放題が当たり前のインターネットの世界から来たイーモバイルからすれ
ば、こうした消費者よりも事業者優先の状況は我慢ならないはずですな。
■2台目需要の他にも、日本の携帯電話普及が遅れいている分野があります。
それは法人需要です。
日本の法人契約数は約1千万。25%の普及率です。
これはいかにも少ない。
日本の場合、個人の携帯電話を仕事でも使用させるという形が一般的になっ
ています。
私用で使う輩をどうするかという問題がありますからね。
ただ、逆に仕事で個人の電話を使用させるというのも横暴な話です。
サービス残業が社会問題化している現在、いつ、携帯電話のサービス使用が
問題となってもおかしくありません。
そういう意味でも、携帯電話の法人需要はこれからも拡大することが予測さ
れます。
ある予測では、2、3年のうちに、法人契約は今の2倍になると見てい
ます。
■携帯電話の法人需要は、これからの成長分野であるとして、多くのベンチ
ャー企業が注目しているようです。
MVNO(仮想移動体通信事業者)という形態のビジネスが増加傾向にあり
ます。
これは、携帯電話やPHSの回線を借りて、2次卸する形でビジネスを行う
事業者のことです。
日本通信が老舗ですが、最近ではディズニーがソフトバンクの回線を借りて、
携帯電話を始めたことで話題となりました。あれです。
固定費がかからないので、利益が読みやすいという特徴があります。黒字に
さえなるなら、参入しやすい事業形態です。
面白いアイデアを持つベンチャー企業にとって、最適の形態ですから、おそ
らくMVNOで創業する企業がこれから増加すると思われます。
この分野の元請事業者としては、ウィルコムが先行していますが、イーモバ
イルもソフトバンクもここに力を入れようとしています。
■ウィルコムやイーモバイルの本当のターゲットは、法人需要です。
5万円パソコン(ネットブック)が話題になっていますが、ウィルコムやイ
ーモバイルは、それらにモバイル通信機器をセット販売させる動きをしてい
ます。
さらに、本命は「電話もできる小型パソコン」であるスマートフォンの普及
です。2社の製品ラインアップは、見事にスマートフォン中心となっていま
すし、ソフトバンクもスマートフォンを充実させる動きをしています。
イーモバイルは、都市部の法人を中心に「持ち運べて、電話もできるパソコ
ン」を販売する戦略のようです。
■弱者は小さな市場を狙え。
これがランチェスター戦略の鉄則です。
小さな市場は儲からないので大手企業は手をつけることができないからです。
あるいは、今回のように、今後成長が見込まれる市場であっても大手が手を
出せない場合があります。
ドコモやauは、自社に顧客を囲い込むことでビジネスを組立てています。
だから、ネットもiモードやezwebで完結するようにしています。イン
ターネットに勝手につながれるとビジネスモデルが壊れるわけです。
ところがスマートフォンは、インターネットにつなぐことを特徴としていま
すから、iモードをすり抜けて、ヤフーやグーグル、アップストアに直接収
益を与える仕組みを作ってしまいます。
ドコモやauにとってはスマートフォン販売は自己矛盾する施策であるわけ
です。
■と思っていたら、ドコモがグーグル携帯(スマートフォン)を来年中に出
す計画を発表しました。
これは勇気のいることでしたね。
トップ企業が没落する時、自己矛盾する戦略ができずに対応が遅れて苦しむ
ことが多いのですが、今回、ドコモはあえてそこに踏み込もうとしています。
過去の事例から鑑みて、戦略的に極めて興味深い動きです。
確かに、スマートフォン市場の拡大、パソコンと携帯電話の融合、基本通話
料の引き下げ圧力、SIMフリーの動きなどドコモのビジネスモデルを破壊
しようとする動きは止まりようがありませんから、手をこまねいているわけ
にはいかないわけです。
ドコモはどこに行こうとしているのか?
1.通信回線の元請事業者として生きる。
2.通話用携帯については面倒を見る。
3.そこで収益を確保しながら、ネットを中心としたビジネスを再構築する。
というのが現実的でしょうか。
ただし、現状の収益を維持しなければなりませんので、縮小均衡に陥るのは
避けなければなりません。
現状の事業を推し進めながらソフトランディングを目指さざるを得ません。
茨の道であることは確かです。
■この分野はまだまだ動きがありそうですね。
特に、法人需要の部分ではMVNOベンチャーの参入が続きそうです。
引き続き注目していきましょう。
参考:
(2008年11月20日メルマガより)
■10/13って、何の数字かご存知ですか?
10月13日のことじゃないですよ^^
分からないでしょうな。
実は、これは日本における携帯電話の普及率です。
13分の10。1億3千万人に対して、1億台の携帯電話が契約されている
ことを示しています。約77%。
1億3千万人の中には、赤ちゃんや高齢者もいることを考えると、相当の普
及率であると言えます。
まさに日本の携帯電話市場は、飽和状態にあるわけです。
■携帯電話に関する事業に関わっている人に話を聞くと、成熟市場であるこ
とを実感しているようですね。
5年前から比べると、携帯電話の売れ行きは、雲泥の差だと言いたくなるぐ
らい悪いそうです。
2年前と比べても悪い。昨年と比べても悪い。。。
年々半々ゲームのように売れ行きが悪くなっているようですな。
確かに、数年前の携帯電話は日本で唯一と言っていいぐらい成長期の商品で
したから、成長が鈍化するのは当然といえば当然です。
今までが異例に良かったわけですよ。
■携帯電話キャリア各社の売上高も落ちています。
2008年上半期の大手3社(ドコモ、au、ソフトバンク)の売上高は、
いずれも昨年割れしています。
ドコモが2兆2678億円(-2.5%)。auが1兆3607億円(-1.
5%)。ソフトバンクが7740億円(-5.0%)。
それでもすごい売上高(半期)なんですが、落ちていることは間違いありま
せん。
そうは言いながら、ドコモとauの営業利益は増加しています。
ドコモ5769億円(41.2%増)。au2879億円(5.3%増)。
ソフトバンク882億円(-6.4%)
特に、ドコモの大幅増益が際立っています。減収増益です。
驚くべきことですが、これは各社とも携帯端末価格を上げて、基本料金を下
げるという新料金プランを採用した結果です。
端末代金と販売店に対する販売奨励金の削減が利益を押し上げたようです。
(ソフトバンクは、インフラ整備に投資を続けているために減収減益になっ
たということです)
短期的には、ご同慶の至りということですが、長期視野に立った場合には、
各社の危機感は相当なものがあるはずです。
■このような市場環境の中にも、売上高を伸ばしている会社もあります。
イーモバイルです。
2008年10月の契約数の純増加数で、なんと2位を獲得しています。(1位は
ソフトバンク)
これこそ驚くべきことですね。
後発の小さな会社が、大手を押しのけて業績を伸ばすというのは、弱者の戦
略が機能していることを示しています。
この会社はどのような戦略をとっているのでしょうね。
■以前、このメルマガでソフトバンクモバイルの戦略について書いたことが
あります。
ソフトバンクは、マスを狙うドコモ、若年層を狙うauに対して、auより
もさらに若年層を狙って、基本料金の安さと端末機のおしゃれさを押し出し
ました。
特に、ソフトバンク同士は無料という究極の安さがインパクトを与えました。
もっとも、これはソフトバンクのシェアが低いという事実に基づく施策です。
実際に使ってみると、他社の携帯にかける機会が多くて、結局高くなったと
いう声も多いようです^^;
■これに対して、イーモバイルは、ソフトバンクよりもさらに安い!とアピ
ールしています。
サルが犬に向かって「ありえない」と叫んでいます^^
ターゲットを、ソフトバンクと同じ層に絞ったのでしょうかね。
■ソフトバンクが低価格を売り物にするのは、利益を犠牲にしてシェアを優
先しようというばかりではありません。
ソフトバンクと、ドコモ・auの最も大きな違いは、前者がインターネット
事業者の出身であり、後者が純粋な携帯電話事業者であるということです。
ソフトバンクグループの中心はヤフーという日本最大のポータルサイトです。
ヤフーを中心としたビジネスモデルが既に出来上がっています。
従って、携帯電話端末は、ネットにもつながる電話ではなく、電話もできる
インターネット機器であると捉えているようです。
だから、極端な話、ヤフーにつなげることでトータルで収益を出すことがで
きれば、携帯電話だけで儲けを出す必要はないわけです。
(実際には、ボーダーフォン買収時の有利子負債が巨大なため、単体で収益
を出さなければ銀行が黙っていませんが...)
■イーモバイルも同じインターネット事業からの参入です。(2005年に
新規参入)
従って、ドコモやauとは、違うビジネスモデルを持っています。
イーモバイルは、自社の競争領域を「パソコン向けのデータ通信機器」と
「電話もできるインターネット機器」に絞っています。
従って、そのターゲット顧客は、一般的な個人ユーザーではありません。
CMでソフトバンクを挑発した割りには、違うターゲットを持っています。
■先ほど、日本の携帯電話市場は飽和状態にあるということを申し上げまし
た。
しかし、世界的に見れば、普及率が必ずしも高いわけではありません。
最も高い国では150%というところもあるようです。
これは、2台以上の携帯電話を持つ人が多いことを示しています。
日本の場合、ドコモの携帯を持てば、ドコモしか使用することができません。
auも持とうとすれば、それぞれの基本料金を負担しなければならないので、
固定費が増えてたまったものではありません。
海外の国の一部では、基本料金が安いので、状況に応じて、電話を使い分け
るということができるそうです。
例えば、家族と電話するにはドコモのファミリー割引(24時間無料)を使
い、ソフトバンクの友達と電話するにはソフトバンクの無料通話を使うとい
うような使い方です。
今、日本でこのような使い方ができる料金体系を作ろうとすれば、携帯電話
会社の収益性が悪化して、日本経済に打撃を与えそうです。
でも、ゆっくりとながらその方向に進んでいることは確かです。
使い放題が当たり前のインターネットの世界から来たイーモバイルからすれ
ば、こうした消費者よりも事業者優先の状況は我慢ならないはずですな。
■2台目需要の他にも、日本の携帯電話普及が遅れいている分野があります。
それは法人需要です。
日本の法人契約数は約1千万。25%の普及率です。
これはいかにも少ない。
日本の場合、個人の携帯電話を仕事でも使用させるという形が一般的になっ
ています。
私用で使う輩をどうするかという問題がありますからね。
ただ、逆に仕事で個人の電話を使用させるというのも横暴な話です。
サービス残業が社会問題化している現在、いつ、携帯電話のサービス使用が
問題となってもおかしくありません。
そういう意味でも、携帯電話の法人需要はこれからも拡大することが予測さ
れます。
ある予測では、2、3年のうちに、法人契約は今の2倍になると見てい
ます。
■携帯電話の法人需要は、これからの成長分野であるとして、多くのベンチ
ャー企業が注目しているようです。
MVNO(仮想移動体通信事業者)という形態のビジネスが増加傾向にあり
ます。
これは、携帯電話やPHSの回線を借りて、2次卸する形でビジネスを行う
事業者のことです。
日本通信が老舗ですが、最近ではディズニーがソフトバンクの回線を借りて、
携帯電話を始めたことで話題となりました。あれです。
固定費がかからないので、利益が読みやすいという特徴があります。黒字に
さえなるなら、参入しやすい事業形態です。
面白いアイデアを持つベンチャー企業にとって、最適の形態ですから、おそ
らくMVNOで創業する企業がこれから増加すると思われます。
この分野の元請事業者としては、ウィルコムが先行していますが、イーモバ
イルもソフトバンクもここに力を入れようとしています。
■ウィルコムやイーモバイルの本当のターゲットは、法人需要です。
5万円パソコン(ネットブック)が話題になっていますが、ウィルコムやイ
ーモバイルは、それらにモバイル通信機器をセット販売させる動きをしてい
ます。
さらに、本命は「電話もできる小型パソコン」であるスマートフォンの普及
です。2社の製品ラインアップは、見事にスマートフォン中心となっていま
すし、ソフトバンクもスマートフォンを充実させる動きをしています。
イーモバイルは、都市部の法人を中心に「持ち運べて、電話もできるパソコ
ン」を販売する戦略のようです。
■弱者は小さな市場を狙え。
これがランチェスター戦略の鉄則です。
小さな市場は儲からないので大手企業は手をつけることができないからです。
あるいは、今回のように、今後成長が見込まれる市場であっても大手が手を
出せない場合があります。
ドコモやauは、自社に顧客を囲い込むことでビジネスを組立てています。
だから、ネットもiモードやezwebで完結するようにしています。イン
ターネットに勝手につながれるとビジネスモデルが壊れるわけです。
ところがスマートフォンは、インターネットにつなぐことを特徴としていま
すから、iモードをすり抜けて、ヤフーやグーグル、アップストアに直接収
益を与える仕組みを作ってしまいます。
ドコモやauにとってはスマートフォン販売は自己矛盾する施策であるわけ
です。
■と思っていたら、ドコモがグーグル携帯(スマートフォン)を来年中に出
す計画を発表しました。
これは勇気のいることでしたね。
トップ企業が没落する時、自己矛盾する戦略ができずに対応が遅れて苦しむ
ことが多いのですが、今回、ドコモはあえてそこに踏み込もうとしています。
過去の事例から鑑みて、戦略的に極めて興味深い動きです。
確かに、スマートフォン市場の拡大、パソコンと携帯電話の融合、基本通話
料の引き下げ圧力、SIMフリーの動きなどドコモのビジネスモデルを破壊
しようとする動きは止まりようがありませんから、手をこまねいているわけ
にはいかないわけです。
ドコモはどこに行こうとしているのか?
1.通信回線の元請事業者として生きる。
2.通話用携帯については面倒を見る。
3.そこで収益を確保しながら、ネットを中心としたビジネスを再構築する。
というのが現実的でしょうか。
ただし、現状の収益を維持しなければなりませんので、縮小均衡に陥るのは
避けなければなりません。
現状の事業を推し進めながらソフトランディングを目指さざるを得ません。
茨の道であることは確かです。
■この分野はまだまだ動きがありそうですね。
特に、法人需要の部分ではMVNOベンチャーの参入が続きそうです。
引き続き注目していきましょう。
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- 2016.12.15:セイコーマート・北の最強コンビニはどのようにできたのか
- 2016.12.01:クリスピー・クリーム・ドーナツの大量閉店は、前向きだったのですね
- 2016.11.17:ジーユーがユニクロを超える時、ファーストリテイリングは世界トップになる
- 2016.11.03:ピコ太郎はなぜ世界を席巻したのか?
- 2016.10.20:地域密着営業って何だろう?
- 2016.10.06:繁盛する居酒屋には、現場営業に必要なヒントが満載だ
- 2016.09.22:天下分け目といわれた関ヶ原の戦いはなぜ半日で決着がついたのか?
- 2016.09.08:「世界の山ちゃん」は世界に届くのか
- 2016.08.25:リオ五輪 男子柔道はなぜ躍進したのか?
- 2016.08.11:ポケモンGOは、何をGOしたのか?
- 2016.07.28:営業は純粋な「技術」であり、誰でも身に着けられるものである
- 2016.07.14:金本を信じよ!
- 2016.06.30:せっかく展示会出展しても成果の出ないやり方をしている企業が多すぎる
- 2016.06.16:小さな会社が生き残る秘訣は「ニッチであること」その他には...
- 2016.06.02:びっくりドンキーは弱者のエネルギーに満ちていた
- 2016.05.19:「同率勝算の規則」に則った唯一の成功法則
- 2016.05.05:レスターに学ぶ「奇跡のチーム」を作る3つの秘訣
- 2016.04.21:世紀のちゃぶ台返し!セブンに何があったのか
- 2016.04.07:新社会人に贈る あなたの人生を豊かにする秘訣
- 2016.03.24:コメダ珈琲店に人気があるのは理由がある
- 2016.03.10:小さくても生き残る「局所的な強者」の作り方
- 2016.02.25:「営業の仕組み」を身に着ければ、目標達成に苦しまなくなる
- 2016.02.11:子供に自慢できる人生を送りたいなら
- 2016.01.28:マクドナルドもスターバックスも日本市場をなめるな!
- 2016.01.14:「孫子の兵法」を企業経営に活かす方法
- 2015.12.31:結果を出す人は、手段を目的化している
- 2015.12.17:廃業寸前の負け犬集団が、常勝軍団に生まれ変わったわけ
- 2015.12.03:なぜ「世界トップ企業」を目指すのか?
- 2015.11.19:初めての著作は、なぜ「小説」になったのか?
- 2015.11.05:戦略は実行させなければ意味がない
- 2015.10.22:世界トップ企業への道は「差別化」が開く
- 2015.10.08:世界トップ企業になるために最初にしなければならないこと
- 2015.09.24:サーモス(THERMOS)はなぜ「廃業寸前」から世界トップ企業になったのか?
- 2015.09.10:営業には3つの役割がある
- 2015.08.27:楽天球団は、新しい野球を見せてくれ!
- 2015.08.13:ユニクロは、無印良品と提携せよ
- 2015.07.23:ノキアと日本電産 東西M&A巧者のやり方
- 2015.07.09:ワクワクする仕事しかやりません。
- 2015.06.25:ライザップはなぜ叩かれるのか?
- 2015.06.11:「けっこういい」よりも「並外れてダメ」がいい
- 2015.05.28:戦略には「感動」が必要だ
- 2015.05.14:「孔子」を学ぶ意味
- 2015.04.30:スカイマークはなぜ優遇されながら破綻したのか?
- 2015.04.16:セブンvsミスド 初戦の判定は
- 2015.04.02:任天堂はもう一度天下をとれるのか
- 2015.03.19:ファミマはセブンに勝てるのか?
- 2015.03.05:大塚家具の父と娘はどちらが正しいのか?
- 2015.02.19:成長しないビジネスのロールモデル
- 2015.02.05:100回勝負に持ち込めば絶対に勝てる
- 2015.01.22:キリンビバレッジは逆転できるのか?
- 2015.01.08:「孫子」を活用するための最大のキーワード
- 2014.12.31:「孫子の兵法」を学ぶ
- 2014.12.25:ハウステンボスはどのようにして再建されたのか?
- 2014.12.11:テラモーターズは、なぜオートバイ市場のトップ企業となったのか?
- 2014.11.27:人を動かすシンプルなメソッド
- 2014.11.13:嫌いな顧客を嫌いだと思わなくなる方法
- 2014.10.30:縄文時代が何年続いたか知ってます?
- 2014.10.02:阪神タイガースはなぜ優勝できないのか?
- 2014.09.18:創業塾でのQ&A
- 2014.08.21:コンビニのアイスクリームはどうなっているのか
- 2014.08.07:創業して10年続く人が持っている3つの資質
- 2014.07.24:私が「孫子」を使う理由
- 2014.07.10:「三国志」の戦いで勝敗が決する要因とは?
- 2014.06.26:「孫子の兵法」でみる2014年ワールドカップ日本代表の戦い
- 2014.06.12:マラドーナはなぜ三流監督で終わったのか?
- 2014.05.29:相性のいい顧客を探す方法
- 2014.05.15:営業が不得意な人は、営業なんてしない方が成果が上がる
- 2014.05.01:GoProは、強者になれるのか
- 2014.04.17:マクドナルドは、マイルドヤンキーを狙え!
- 2014.04.03:売れる仕組みが必要な理由
- 2014.03.20:営業プロセスがなければ組織は動かない
- 2014.03.06:ビジネスの設計図を作ろう
- 2014.02.20:彼を知り己を知れば...
- 2014.02.06:ビジョンは営業チームを一丸にする
- 2014.01.23:楽しくなければ営業じゃない!
- 2014.01.09:私がメルマガを書く「立ち位置」
- 2013.12.26:レゴは、なぜ世界第2位の玩具メーカーに復活したのか?
- 2013.12.12:コトラーに教えらえた初心に戻る
- 2013.11.28:日本のモノづくりを復活させるには
- 2013.11.14:レッドブルが世界で52億本も売れた「何か」
- 2013.10.31:ヤフーはどこに行こうとしているのか?
- 2013.10.17:飛び火マーケティングの時代-GoPro
- 2013.10.03:アップルは普通の企業になってしまった
- 2013.09.19:7年後、日本は巨大な展示会場になる
- 2013.09.05:店舗系ビジネスの弱者の戦略
- 2013.08.22:私がイチローから学ぶ3つのこと
- 2013.08.08:脱・人脈の営業
- 2013.07.25:ソーシャル時代の「真実の瞬間」
- 2013.07.11:統計は最強の営業マネジメントツールである
- 2013.06.27:新興宗教のビジネスモデル
- 2013.06.13:進化する教育システムに乗り遅れるな
- 2013.05.30:お医者さんや弁護士さんの営業戦略
- 2013.05.16:できる営業は、負け方が違う
- 2013.05.02:宮崎駿とスタジオジブリについて
- 2013.04.18:差別化は、マイナスせよ
- 2013.04.04:JAL再生にみる企業変革の王道
- 2013.03.21:第3回WBC終戦記念 がんばれプロ野球
- 2013.03.07:マイケル・ポーターの戦略はもう通用しないのか?
- 2013.02.21:王将の餃子は大阪を跳び出すか?
- 2013.02.07:営業チームマネジメントの第一歩
- 2013.01.24:失速したマクドナルドの次の一手は?
- 2013.01.10:阪神タイガースは暗黒時代に戻っていくのか
- 2012.12.27:衰退市場でトップを張る宝島社の戦略
- 2012.12.13:目標は、顧客総取り!
- 2012.11.29:答えのない問題に取り組めるのか
- 2012.11.15:手っ取り早く実績を上げるには
- 2012.11.01:プロ野球は、名選手しか監督になれないのか?
- 2012.10.18:世界王者が世界に挑戦!
- 2012.10.04:新・携帯電話版三国志
- 2012.09.20:安売りせずに売る方法
- 2012.09.06:脳内のリミットを外せ
- 2012.08.23:儲ける方法をタネ明かしする
- 2012.08.09:もうかるビジネスにはタネがある
- 2012.07.26:ステーキを売るな、○○を売れ!
- 2012.07.12:一流の営業になるために絶対に避けられない道
- 2012.06.28:顧客を創造するということ
- 2012.06.14:ビジネスが成立するための3つの要素
- 2012.05.31:理屈で捉えきれない会社もある
- 2012.05.17:戦術は現状を効率的にする。戦略は現状を破壊する
- 2012.05.03:物語風ビジネス書を読んでみよう
- 2012.04.19:市場価値より企業内価値を高めよう
- 2012.04.05:3つの起業家タイプが注意すること
- 2012.03.22:ソニーはどこへ行った?
- 2012.03.08:利益を上げるための最もシンプルな方法
- 2012.02.23:ランチェスター戦略を営業に活かすたった3つのプロセス
- 2012.02.09:日本の電機メーカーはどうすれば生き残れるのか
- 2012.01.26:心理学はビジネスに生かせるのか
- 2012.01.12:水戸黄門の終焉と大阪都構想
- 2011.12.29:「坂の上の雲」を越えていこう
- 2011.12.15:強い現場を作る方法
- 2011.12.01:なぜ落合博満はブレないのか?
- 2011.11.17:小さなお菓子屋さんが描く大きなストーリー
- 2011.11.03:理屈でメシは食えん!でいいの?
- 2011.10.20:iPhone vs iPhone
- 2011.10.06:本質からはじめよ!
- 2011.09.22:アマゾンにチャレンジ!
- 2011.09.08:さらば、スティーブ・ジョブズ
- 2011.08.25:マフィアにビジネスの極意を聞く
- 2011.08.11:たまにはビジネス小説でも読みましょうか
- 2011.07.28:なぜ我々にはマーケティングが必要なのか?
- 2011.07.14:「いい商品」って何ですか?
- 2011.06.30:カリスマ営業を有難がっても意味ないでしょう
- 2011.06.16:ネスプレッソが売れている理由
- 2011.06.02:孫子、ポーター、ランチェスター
- 2011.05.19:足腰の弱い欧米企業、頭の弱い日本企業
- 2011.05.05:斎藤佑樹はプロ野球で通用するか?
- 2011.04.21:ランチェスター戦略って役に立つの?
- 2011.04.07:温泉旅館を蘇らせるには
- 2011.03.24:弱い人をより弱くするのが戦略なのか
- 2011.03.10:タスク管理と時間管理のツール紹介
- 2011.02.24:プレーヤーからマネージャーへ
- 2011.02.10:110兆円の市場に遅れた日本
- 2011.01.27:物語と希望の深い関係
- 2011.01.13:グーグルVSアップル
- 2010.12.30:面白い戦略ストーリーの作り方
- 2010.12.16:残念な人には戦略がない
- 2010.12.02:理屈のない実行はギャンブルですよ
- 2010.11.18:メイド・カフェの営業プロセス
- 2010.11.04:プロ野球球団運営を成功させるには
- 2010.10.21:勝ちパターンの作り方
- 2010.10.07:たまには「哲学」の話をしよう
- 2010.09.23:世紀末都市・アキバ
- 2010.09.09:コンビニ・オーナーというビジネス
- 2010.08.26:もし現場のオッチャンがポーターを学んだら
- 2010.08.12:坂の上に雲は見えない?
- 2010.07.29:システム思考って何だろう
- 2010.07.15:営業は「点取り屋」ではない!
- 2010.07.01:戦略はストーリーで語れ2
- 2010.06.17:戦略はストーリーで語れ
- 2010.06.03:アップルは本当に最強なのか?
- 2010.05.20:営業生産性を上げる構造とは
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- 2010.04.22:勝海舟が坂本龍馬に伝えたもの
- 2010.04.08:人をやる気にさせるにはどうすればいいのか
- 2010.03.25:アップルとユニ・チャーム~変革企業の共通点
- 2010.03.11:無料のビジネスって何だ?
- 2010.02.25:営業に必要な戦略的思考
- 2010.02.11:狩猟民族の構想力に学ぼう
- 2010.01.28:農耕営業のススメ
- 2010.01.14:2010年は日本企業のアジア進出元年になる
- 2009.12.31:2009年の携帯とジーンズと餃子
- 2009.12.17:20歳の頃の自分に読ませたい本
- 2009.12.03:日本茶も海外進出している
- 2009.11.19:ダイソンはなぜ売れたのか?
- 2009.11.05:私の考える効率的な営業とは
- 2009.10.22:島田紳助の研究2
- 2009.10.08:フォロワー企業のゲーム
- 2009.09.24:地域密着企業の営業戦術
- 2009.09.10:地域密着企業の経営方法
- 2009.08.27:マクドナルド 一人勝ちの理由
- 2009.08.13:死せる孔明、生ける仲達を走らす
- 2009.07.30:農業は儲かるのか?
- 2009.07.16:キリン、サントリー、アサヒ、オリオン
- 2009.07.02:戦略2、戦術1の法則
- 2009.06.18:いい顧客、悪い顧客
- 2009.06.04:日本で一番大切にしたい会社の戦略
- 2009.05.21:それぞれの「1万時間」を過ごそう
- 2009.05.07:社会起業は一般の起業と何が違うのか?
- 2009.04.23:もし諸葛孔明が経営顧問だったら
- 2009.04.09:物語の力を知ろう
- 2009.03.26:祝!WBC日本代表優勝
- 2009.03.12:小さな池の大きな魚
- 2009.02.26:農業にチャンスあり
- 2009.02.12:機能と情緒--2つの差別化の方法
- 2009.01.29:営業は結果を追ってはいけない
- 2009.01.15:真似したくてもできない事情がある
- 2009.01.01:欲しいものを作ってくれるビジネス
- 2008.12.18:オール・ザット・競争戦略
- 2008.12.04:ゼロ距離を目指す
- 2008.11.20:10/13の市場でビジネスする
- 2008.11.06:ローカルヒーロー花盛り
- 2008.10.23:いい商品を、いい人から、安い値段で買いたい
- 2008.10.09:経営で必要な知恵はすべて三国志で学んだ
- 2008.09.25:HONDAが空を飛ぶ!
- 2008.09.11:緊急性にフォーカスせよ!
- 2008.08.28:楽天グループ迷走す
- 2008.08.14:エコカー開発競争
- 2008.07.31:儲けるための仕組みを作ろう
- 2008.07.17:「黒船」iPhoneの衝撃
- 2008.07.03:野球は言葉でするもんや
- 2008.06.19:大阪の小さなものづくり企業
- 2008.06.05:事業コンセプトにこだわる
- 2008.04.24:黒澤明はなぜ世界進出に失敗したのか?
- 2008.04.10:スタジオアリスに見る市場特化の行方
- 2008.03.13:山形の洋菓子店がフォーカスしたもの
- 2008.02.28:阪神タイガースは獣王無敵か?
- 2008.02.14:薄型テレビ市場2.0 競争の鍵はブランド力か
- 2008.01.31:アシックスの戦略、ナイキの戦略
- 2008.01.17:「日本一の村」改革に挑戦
- 2008.01.03:マネることは差別化の第一歩
- 2007.12.20:駄菓子屋さんの成功要因
- 2007.12.06:P&Gの戦略-強者はこれだけ有利だ
- 2007.11.22:浪速のグローバル企業
- 2007.11.08:良いモノを作りさえすれば売れるのか
- 2007.10.25:巨人軍の凋落は止められるか?
- 2007.10.11:"志"が歴史を変えた--三国志に寄せて
- 2007.09.27:縮小するアパレル市場で生き残るには
- 2007.09.13:ハンバーガー帝国興亡の行方は
- 2007.08.30:日本製航空機は羽ばたくか
- 2007.08.16:織田信長はなぜ徳川家康に正室と嫡男の処分を命じたのか
- 2007.08.02:中小企業にとって仕組みとは
- 2007.07.19:島田紳助の研究
- 2007.07.05:最強のビジネスモデルとは何か
- 2007.06.21:迷った時は最終ユーザーに聞け
- 2007.06.07:弱者には弱者の販売促進がある
- 2007.05.24:一発逆転を狙ってはいけない
- 2007.05.10:豆腐一丁からビジネスを考える
- 2007.04.26:戦略がなければ生き残れない
- 2007.04.12:飲料業界は激変の予感
- 2007.03.29:経営理念こそ究極の差別化
- 2007.03.27:ホッピーはなぜ復活したのか
- 2007.03.15:引越し業の差別化競争時代
- 2007.03.01:コンビニ 本格競争時代に突入
- 2007.02.15:一人勝ちのワナにはまった松下電器
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- 2006.11.23:織田信長の戦略
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- 2006.07.20:チャンスがあることを皆が知っている市場
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- 2006.06.22:サッカーW杯にみる「戦略とは」
- 2006.05.25:SMPを意識する
- 2006.05.11:"営業嫌い"は会社の責任だ
- 2006.04.27:営業の分かりやすいコトバとは
- 2006.04.13:残りの80%に富を再配分する
- 2006.03.30:とるに足りない80%
- 2006.03.16:狭く、深く掘り進めれば、視界は開ける
- 2006.03.02:日本の消費者は世界レベルに近づいている
- 2006.02.16:ノウハウを捨てよう!
- 2006.02.02:一番、損になることをしよう
- 2006.01.19:技術系小企業が生き残るには
- 2006.01.05:すでに起こった未来
- 2005.12.22:顧客接点がビジネスの命綱
- 2005.12.08:一点集中戦略の落とし穴
- 2005.11.24:松下電器の一点集中戦略
- 2005.10.27:2005年日本シリーズを斬る
- 2005.10.13:例外に注目せよ
- 2005.10.10:成長の壁を乗り越える
- 2005.09.29:常識を少しずらすとチャンスが生まれる
- 2005.09.15:見えない敵と戦うには
- 2005.09.01:最も怖いのは見えない敵だ
- 2005.08.18:不滅の営業手法
- 2005.07.22:いつまで川原で石を売るのですか?(3)
- 2005.07.07:いつまで川原で石を売るのですか?(2)
- 2005.06.23:いつまで川原で石を売るのですか?(1)
- 2005.06.09:年功序列の市場はもう無い
- 2005.05.26:バーガーキング復活
- 2005.03.03:オニツカ錐もみ商法とは(後編)
- 2005.02.17:オニツカ錐もみ商法とは(前編)
- 2005.02.03:売れないのではなく、売っていないんですよ
- 2005.01.20:中小企業が狙う中国市場とは
- 2005.01.05:常識にとらわれない戦略を戦う
- 2004.12.24:小さな企業は逆転の発想で戦え!
- 2004.12.09:ゲーム型競争時代は終わらない
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