なぜ「世界トップ企業」を目指すのか?

2015.12.03

(2015年12月3日メルマガより)


■このたび、初めての著作を上梓させていただきました。


『「廃業寸前」が世界トップ企業になった奇跡の物語』
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4827209693/lanchesterkan-22/ref=nosim

これはある大手工業用ガスメーカーの中の小さな傍流事業部が、廃業寸前の状態から営業改革をなしとげ、世界トップ企業になっていく姿を描いたビジネス小説です。

主人公の成長、チームの団結とビジネスの成功を描きながら、戦略をどのようにして実践につなげていくのかを事実に即して書いたものです。

おかげさまで売れており、増刷もかかりました。

本当にありがとうございます。

■ところで、この本を読んだという方から、何件かの問い合わせをいただきました。

無名の著者に注目いただき本当に有難いことです。

その中で「世界トップ企業になる手伝いをしてほしい」という問い合わせもいただいております。

本当にありがとうございます。

■しかし残念ながら、お断りさせていただくこともあります。

理由は、単純です。私はいま、中小製造業を主に支援しています。

製造業以外の企業様ともおつきあいはありますが、あまり大きく外れた業界は、お受けしないようにしています。

具体的にいうと、小売業、飲食業、サービス業、ネット企業などは、私の対象からは外しております。

本当に申し訳ございません。

自分の限られた能力を最大限活かすための措置であるとご理解ください。

■ところで、私は著書の「おわりに」の中でこう書いています。

『著者は今、どんなに小さくとも、不利な対場にあろうと、「世界トップを目指す」志のある企業を支援しています』

先日も、クライアント企業の方と話題になったのですが、これは「世界トップ企業をゴールとせよ」というわけではありません。

世界トップ企業を目指すのは、それが生き残る手段として最適だと考えるからです。決して、目的化してはいけません。

当然ながら世界トップ企業になった後でも、経営は続いていきます。

重要なのは「生き残る」ことです。

■あの著書に書いたように、トップ企業は、競争上有利な立場にいます。

弱者の戦略が、多大なリスクを負わなければならないのに比べて、強者は負けない戦いを展開することができます。

いったん強者になれば、よほどのことがない限り、逆転されることはありません。

特に、戦略に意識的な強者は、盤石の地位を保つことができます。

だからこそ、世界トップ企業を目指すべきなのです。

逆に弱者企業が「うちはほどほどでいいよ」と言っていたら、実はとても危険な立場に置かれているということです。

■生き残るためには世界トップ企業を目指せ。

だからといって、小さな会社が、巨大な業界でトップを目指せというわけではありません。

小さな会社には、小さいなりの「局面」がある。

それを見つけてトップになれ。

それが、私の意図です。

参考:世界トップ企業になるために最初にしなければならないこと
http://www.createvalue.biz/column2/post-370.html

■繰り返しますが、私は生き残ることこそが経営の第一義であると考えています。

それは「孫子の兵法」の考え方でもあります。

「孫子」は決して、戦いに勝つことを奨励していません。

戦いに勝っても、国が疲弊して、寿命を縮めてしまえば意味はありません。

どうすれば生き永らえることができるかを追求することが、孫子の思想です。

勝つか負けるか分からないような戦いならしない方がマシ。

状況によっては、何もしないことも戦略です。

■私が孫子から学んだこと。それは、守りを固めることこそが生き残る秘訣だということです。

参考:「孫子」を活用するための最大のキーワード
http://www.createvalue.biz/column2/post-302.html

ここで私が孫子から導きだしたのは「城」というキーワードです。

強固な城を作ることこそが、生き残るための秘訣です。

100年続く城を作れ。

戦国時代の武将北条早雲は、小田原城を作る時にそう命じたと伝えられますが、最近は私もこう言っています。

100年続く城のような会社にしよう。

その概念を「城塞経営」と呼んでいます。

■城作りは、戦略づくりに似ています。

城作りでまず大切なのは、どの場所に城を作るのか?です。

山なのか、平地なのか、狭地なのか、湿地なのか。場所によって城の構造そのものが変わってきます。

これは戦略においては、どの局面を選ぶのか?です。勝てる局面を選び、その局面に相応しい体制を整える。

それが戦略づくりの第一歩となります。

■城には、本丸、二の丸、三の丸、があります。

これは戦略においては、武器とすべき強みのことです。

武器となる強みがなければ、そもそも城は成立しません。

この武器を中心に、城という仕組みを作っていきます。

私の専門分野であれば、いわゆる「売る仕組み」です。

■さらに城を機能させるのは人間です。

武田信玄は「人は石垣、人は城」と発言していますが、まさに人がいなければ、城は役に立ちません。

いかにして人を城というシステムに巻き込むのか。いかにして能力を活かすのか。育てるのか。

これが3つめのポイントです。

■局面、仕組み、人。

少なくともこの3つを常に注視することで、強固な顧客基盤を作る。

これが「城塞経営」のイメージです。

■しかも、城は一度つくったから終わり、というわけではありません。

どんな強固な城でも、じっとしているだけで守りきれるわけではありません。

常に作り直さなければならないでしょうし、時には違う場所に移築しなければならない場合もあるでしょう。

城替えを頻繁に繰り返した織田信長のように。

つまり、局面、仕組み、人。のポイントは、新たにし続けなければならないということです。

これが、100年続く城を作る。ためにやるべきことです。

■だから世界トップ企業を目指せ!といって、無茶な成長戦略をとらせるようなコンサルティングは行いません^^;

短期で実績をあげるような施策はとりませんし、今日・明日、売上をあげるための販売ノウハウの提供もありません。

勝つための局面を見極め、しっかりとした仕組みを作り、人の能力を最大限発揮させるための蓄積を行っていく。

これによって、100年続く城塞のような経営を行う。

これが私の目指すものです。

(2015年12月3日メルマガより)


■このたび、初めての著作を上梓させていただきました。


『「廃業寸前」が世界トップ企業になった奇跡の物語』
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4827209693/lanchesterkan-22/ref=nosim

これはある大手工業用ガスメーカーの中の小さな傍流事業部が、廃業寸前の状態から営業改革をなしとげ、世界トップ企業になっていく姿を描いたビジネス小説です。

主人公の成長、チームの団結とビジネスの成功を描きながら、戦略をどのようにして実践につなげていくのかを事実に即して書いたものです。

おかげさまで売れており、増刷もかかりました。

本当にありがとうございます。

■ところで、この本を読んだという方から、何件かの問い合わせをいただきました。

無名の著者に注目いただき本当に有難いことです。

その中で「世界トップ企業になる手伝いをしてほしい」という問い合わせもいただいております。

本当にありがとうございます。

■しかし残念ながら、お断りさせていただくこともあります。

理由は、単純です。私はいま、中小製造業を主に支援しています。

製造業以外の企業様ともおつきあいはありますが、あまり大きく外れた業界は、お受けしないようにしています。

具体的にいうと、小売業、飲食業、サービス業、ネット企業などは、私の対象からは外しております。

本当に申し訳ございません。

自分の限られた能力を最大限活かすための措置であるとご理解ください。

■ところで、私は著書の「おわりに」の中でこう書いています。

『著者は今、どんなに小さくとも、不利な対場にあろうと、「世界トップを目指す」志のある企業を支援しています』

先日も、クライアント企業の方と話題になったのですが、これは「世界トップ企業をゴールとせよ」というわけではありません。

世界トップ企業を目指すのは、それが生き残る手段として最適だと考えるからです。決して、目的化してはいけません。

当然ながら世界トップ企業になった後でも、経営は続いていきます。

重要なのは「生き残る」ことです。

■あの著書に書いたように、トップ企業は、競争上有利な立場にいます。

弱者の戦略が、多大なリスクを負わなければならないのに比べて、強者は負けない戦いを展開することができます。

いったん強者になれば、よほどのことがない限り、逆転されることはありません。

特に、戦略に意識的な強者は、盤石の地位を保つことができます。

だからこそ、世界トップ企業を目指すべきなのです。

逆に弱者企業が「うちはほどほどでいいよ」と言っていたら、実はとても危険な立場に置かれているということです。

■生き残るためには世界トップ企業を目指せ。

だからといって、小さな会社が、巨大な業界でトップを目指せというわけではありません。

小さな会社には、小さいなりの「局面」がある。

それを見つけてトップになれ。

それが、私の意図です。

参考:世界トップ企業になるために最初にしなければならないこと
http://www.createvalue.biz/column2/post-370.html

■繰り返しますが、私は生き残ることこそが経営の第一義であると考えています。

それは「孫子の兵法」の考え方でもあります。

「孫子」は決して、戦いに勝つことを奨励していません。

戦いに勝っても、国が疲弊して、寿命を縮めてしまえば意味はありません。

どうすれば生き永らえることができるかを追求することが、孫子の思想です。

勝つか負けるか分からないような戦いならしない方がマシ。

状況によっては、何もしないことも戦略です。

■私が孫子から学んだこと。それは、守りを固めることこそが生き残る秘訣だということです。

参考:「孫子」を活用するための最大のキーワード
http://www.createvalue.biz/column2/post-302.html

ここで私が孫子から導きだしたのは「城」というキーワードです。

強固な城を作ることこそが、生き残るための秘訣です。

100年続く城を作れ。

戦国時代の武将北条早雲は、小田原城を作る時にそう命じたと伝えられますが、最近は私もこう言っています。

100年続く城のような会社にしよう。

その概念を「城塞経営」と呼んでいます。

■城作りは、戦略づくりに似ています。

城作りでまず大切なのは、どの場所に城を作るのか?です。

山なのか、平地なのか、狭地なのか、湿地なのか。場所によって城の構造そのものが変わってきます。

これは戦略においては、どの局面を選ぶのか?です。勝てる局面を選び、その局面に相応しい体制を整える。

それが戦略づくりの第一歩となります。

■城には、本丸、二の丸、三の丸、があります。

これは戦略においては、武器とすべき強みのことです。

武器となる強みがなければ、そもそも城は成立しません。

この武器を中心に、城という仕組みを作っていきます。

私の専門分野であれば、いわゆる「売る仕組み」です。

■さらに城を機能させるのは人間です。

武田信玄は「人は石垣、人は城」と発言していますが、まさに人がいなければ、城は役に立ちません。

いかにして人を城というシステムに巻き込むのか。いかにして能力を活かすのか。育てるのか。

これが3つめのポイントです。

■局面、仕組み、人。

少なくともこの3つを常に注視することで、強固な顧客基盤を作る。

これが「城塞経営」のイメージです。

■しかも、城は一度つくったから終わり、というわけではありません。

どんな強固な城でも、じっとしているだけで守りきれるわけではありません。

常に作り直さなければならないでしょうし、時には違う場所に移築しなければならない場合もあるでしょう。

城替えを頻繁に繰り返した織田信長のように。

つまり、局面、仕組み、人。のポイントは、新たにし続けなければならないということです。

これが、100年続く城を作る。ためにやるべきことです。

■だから世界トップ企業を目指せ!といって、無茶な成長戦略をとらせるようなコンサルティングは行いません^^;

短期で実績をあげるような施策はとりませんし、今日・明日、売上をあげるための販売ノウハウの提供もありません。

勝つための局面を見極め、しっかりとした仕組みを作り、人の能力を最大限発揮させるための蓄積を行っていく。

これによって、100年続く城塞のような経営を行う。

これが私の目指すものです。

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