金本を信じよ!

2016.07.14

(2016年7月14日メルマガより)


■日本のプロ野球は前半戦を終えて、
明日からオールスターゲームに入るようです。

そんな中、わが阪神タイガースは、37勝47敗(借金10)の5位です。

なんとも嘆かわしい(T_T)

チーム打率は、.241でセリーグ最下位。

チーム防御率は、3.64でセリーグ4位。

打てませんなー

■今年は、金本知憲監督就任1年目です。

「超変革」をスローガンに、4月5月は面白い野球を展開していたはずでした。

ところが、交流戦頃からスローダウンし、いまはボロボロといってもいいチーム状態ですよ。

私は、大阪だろうと東京だろうと新潟だろうと、どこにいても「六甲おろし」を歌うことにしていますが、今年は特に周りから向けられる視線が冷たいと感じます。

何が、阪神タイガースの調子をここまで狂わせたのでしょうか。

■まずは、打てない。

それもそのはず。今年のタイガースは、若手を積極的に起用しています。

レギュラーメンバーを見ても、半分ぐらいは、昨年までは2軍にいた選手となっています。

春先こそ、彼らが活躍して、新生阪神を感じさせたのですが、他チームにデータをとられて攻略法を知られた若手たちにこれ以上の活躍を期待するのは酷だというものでしょう。

さらに夏場、疲れてきた時の対処法を若手は知りません。

解説者の話などを聞くと、144試合を戦うプロ野球の選手は、疲れとの闘いを強いられるそうです。

ベテラン選手は、疲れた状態での打撃術を知っているらしいですが、経験のない若手選手に、それは無理というもの。

夏場に打てなくなるのは予測できたことでした。

■守れない。

投手力も夏場に落ちてきます。

特に阪神タイガースは打撃の調子が悪いので、投手は1点もとられまいと神経を使います。それが余計に消耗する要因となってしまいます。

まさに打てないから守れない。という悪い流れに陥っています。

■走れない。

本来、超変革の目玉は、走れる野球だったはず。

ところが、1点とるのに汲々としている現状では、リスクのある作戦はとりにくくなります。

今の阪神タイガースには、春先にあった大胆な作戦(盗塁、ヒットエンドランなど)が見られなくなりました。

■これでは勝てませんな。

さらに最近は金本監督の苛立ちが目立つようになってきました。

7月8日の広島戦では、エースの期待がかかる藤浪晋太郎投手のふがいない投球に怒り、負け試合にも関わらず161球も投げさせるという「懲罰登板」を強いたといわれています。

阪神タイガースの希望の光である藤浪をつぶす気か!!と阪神ファンだけではなく、プロ野球ファン全体が騒然となった出来事でした。

そのほかにも、最近の金本監督には「選手個人の問題」「どうしていいかわからん」などといった自棄になったかのようなコメントが見受けられます。

■そんな状況ですから、金本監督批判がそろそろ聞こえてきました。

参考:球界大御所が最下位阪神に辛口指摘!「野球を知らない 育て方も知らない」
https://thepage.jp/detail/20160711-00000003-wordleafs

こちらは、広岡達郎氏の指摘です。

このほかにも、野村克也氏は、金本監督の采配を自己中心的などと言ってますな。

まったくもって雰囲気が悪い。

チーム内で不協和音が起こっていなければいいのですが。

■ただそんな時だからこそ敢えて言います。

こんな時こそ金本阪神を支持しよう!

真弓明信監督、和田豊監督時代、優勝はなかったもののAクラスは確保し、クライマックスシリーズには出場していました。

それでもわれわれは不満でした。

いつまでも目先の勝利を優先して、若手選手を育てずに、外国人とベテラン選手頼みのチーム運営を続けるのかと。

それこそ人気チームの弊害です。今年勝つためにベテランを優先するから活きのいい若手が出てきません。

徹底した育成方針をとるパリーグ球団とえらい違いですよ。

それどころか、セリーグ他球団も生え抜きの若手が活躍を始めています。

いつまでも他球団のベテランを連れてくる阪神だけが取り残されたかのようです。

■ところが今年は、阪神フロントが腹を括っています。

金本監督を招聘するに際しては「勝敗は問わない。Aクラスも問わない。育成の年にしてほしい」と言ったらしいじゃないですか。

よく言った!

そらそうです。毎年優勝を目指して11年も優勝できないチームなんていりません。日本ハムファイターズのように、3年に1度の優勝を目指してくれれば十分ですから。

だから、高山、北條、江越、原口、中谷。こういった若手を使い続ける金本監督の勇気を全面的に支持します

彼らに1年間続けて試合に臨む経験を積ませてもらいたい。

■藤浪晋太郎への対処もあれでいいんですよ。

彼は、間違いなく、プロ野球を代表する投手になっていくはずです。

彼なりの試行錯誤で、今、たまたまバランスを崩しているのでしょう。

頭のいい選手ですから本人に任せていても、調子を戻してくると思います。

だからといって何も言わないと、選手が監督を舐めてしまいます。

天狗になった藤浪なんて見たくない!

いまのうちに金本に怒られたらいいんですよ。

■もちろん金本監督はじめコーチ陣も経験を積んでもらいたい。

采配のミスがあるのは仕方ないじゃないですか。

最初から野村克也氏のような采配ができるはずがない。

特に矢野コーチ。

継投ミスばっかりしやがって!

おまえがしっかりないでどうするんや!!

次期監督なんやから勉強せえよ!

■そもそも阪神タイガースの大きな問題点の一つは、ファンとマスコミの気質です。

目先の勝利やスター選手の活躍を求めるあまり、長期的な育成やチーム編成の妨げになっていると、野村克也氏の時代から指摘されてきました。

われわれも超変革ですよ。

そんなわけで、われわれがブレてはいけません。

金本阪神を信じ続けましょう!



(2016年7月14日メルマガより)


■日本のプロ野球は前半戦を終えて、
明日からオールスターゲームに入るようです。

そんな中、わが阪神タイガースは、37勝47敗(借金10)の5位です。

なんとも嘆かわしい(T_T)

チーム打率は、.241でセリーグ最下位。

チーム防御率は、3.64でセリーグ4位。

打てませんなー

■今年は、金本知憲監督就任1年目です。

「超変革」をスローガンに、4月5月は面白い野球を展開していたはずでした。

ところが、交流戦頃からスローダウンし、いまはボロボロといってもいいチーム状態ですよ。

私は、大阪だろうと東京だろうと新潟だろうと、どこにいても「六甲おろし」を歌うことにしていますが、今年は特に周りから向けられる視線が冷たいと感じます。

何が、阪神タイガースの調子をここまで狂わせたのでしょうか。

■まずは、打てない。

それもそのはず。今年のタイガースは、若手を積極的に起用しています。

レギュラーメンバーを見ても、半分ぐらいは、昨年までは2軍にいた選手となっています。

春先こそ、彼らが活躍して、新生阪神を感じさせたのですが、他チームにデータをとられて攻略法を知られた若手たちにこれ以上の活躍を期待するのは酷だというものでしょう。

さらに夏場、疲れてきた時の対処法を若手は知りません。

解説者の話などを聞くと、144試合を戦うプロ野球の選手は、疲れとの闘いを強いられるそうです。

ベテラン選手は、疲れた状態での打撃術を知っているらしいですが、経験のない若手選手に、それは無理というもの。

夏場に打てなくなるのは予測できたことでした。

■守れない。

投手力も夏場に落ちてきます。

特に阪神タイガースは打撃の調子が悪いので、投手は1点もとられまいと神経を使います。それが余計に消耗する要因となってしまいます。

まさに打てないから守れない。という悪い流れに陥っています。

■走れない。

本来、超変革の目玉は、走れる野球だったはず。

ところが、1点とるのに汲々としている現状では、リスクのある作戦はとりにくくなります。

今の阪神タイガースには、春先にあった大胆な作戦(盗塁、ヒットエンドランなど)が見られなくなりました。

■これでは勝てませんな。

さらに最近は金本監督の苛立ちが目立つようになってきました。

7月8日の広島戦では、エースの期待がかかる藤浪晋太郎投手のふがいない投球に怒り、負け試合にも関わらず161球も投げさせるという「懲罰登板」を強いたといわれています。

阪神タイガースの希望の光である藤浪をつぶす気か!!と阪神ファンだけではなく、プロ野球ファン全体が騒然となった出来事でした。

そのほかにも、最近の金本監督には「選手個人の問題」「どうしていいかわからん」などといった自棄になったかのようなコメントが見受けられます。

■そんな状況ですから、金本監督批判がそろそろ聞こえてきました。

参考:球界大御所が最下位阪神に辛口指摘!「野球を知らない 育て方も知らない」
https://thepage.jp/detail/20160711-00000003-wordleafs

こちらは、広岡達郎氏の指摘です。

このほかにも、野村克也氏は、金本監督の采配を自己中心的などと言ってますな。

まったくもって雰囲気が悪い。

チーム内で不協和音が起こっていなければいいのですが。

■ただそんな時だからこそ敢えて言います。

こんな時こそ金本阪神を支持しよう!

真弓明信監督、和田豊監督時代、優勝はなかったもののAクラスは確保し、クライマックスシリーズには出場していました。

それでもわれわれは不満でした。

いつまでも目先の勝利を優先して、若手選手を育てずに、外国人とベテラン選手頼みのチーム運営を続けるのかと。

それこそ人気チームの弊害です。今年勝つためにベテランを優先するから活きのいい若手が出てきません。

徹底した育成方針をとるパリーグ球団とえらい違いですよ。

それどころか、セリーグ他球団も生え抜きの若手が活躍を始めています。

いつまでも他球団のベテランを連れてくる阪神だけが取り残されたかのようです。

■ところが今年は、阪神フロントが腹を括っています。

金本監督を招聘するに際しては「勝敗は問わない。Aクラスも問わない。育成の年にしてほしい」と言ったらしいじゃないですか。

よく言った!

そらそうです。毎年優勝を目指して11年も優勝できないチームなんていりません。日本ハムファイターズのように、3年に1度の優勝を目指してくれれば十分ですから。

だから、高山、北條、江越、原口、中谷。こういった若手を使い続ける金本監督の勇気を全面的に支持します

彼らに1年間続けて試合に臨む経験を積ませてもらいたい。

■藤浪晋太郎への対処もあれでいいんですよ。

彼は、間違いなく、プロ野球を代表する投手になっていくはずです。

彼なりの試行錯誤で、今、たまたまバランスを崩しているのでしょう。

頭のいい選手ですから本人に任せていても、調子を戻してくると思います。

だからといって何も言わないと、選手が監督を舐めてしまいます。

天狗になった藤浪なんて見たくない!

いまのうちに金本に怒られたらいいんですよ。

■もちろん金本監督はじめコーチ陣も経験を積んでもらいたい。

采配のミスがあるのは仕方ないじゃないですか。

最初から野村克也氏のような采配ができるはずがない。

特に矢野コーチ。

継投ミスばっかりしやがって!

おまえがしっかりないでどうするんや!!

次期監督なんやから勉強せえよ!

■そもそも阪神タイガースの大きな問題点の一つは、ファンとマスコミの気質です。

目先の勝利やスター選手の活躍を求めるあまり、長期的な育成やチーム編成の妨げになっていると、野村克也氏の時代から指摘されてきました。

われわれも超変革ですよ。

そんなわけで、われわれがブレてはいけません。

金本阪神を信じ続けましょう!



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