ヴィレッジヴァンガードは、なぜかつての輝きを失ったのか?
2024.10.10
独特の世界観を売る店
先月の「戦略勉強会」でヴィレッジヴァンガードをとり上げました。
元ネタはこちらの記事です。
変わり種の本屋さんとして人気の高いヴィレッジヴァンガード(ヴィレヴァン)が、業績を悪化させ続けているということです。
ヴィレヴァンは1986年創業。本屋の店員だった創業者が、本と同時に、雑貨や楽器やジャンルの違う商材を同時に陳列し、本屋らしくない本屋をはじめて話題になりました。
私が見たところ雑貨屋にお洒落な本が置いてある印象です。
本を売りたいのか、雑貨を売りたいのかよくわからない。でも、本と雑貨の相乗効果で、独特の世界観を作り出すことができます。
店主の陳列のセンスが問われますが、ばちっとはまれば、世界観が深まり、モノの価値以上の特別な何かを購入しているような気分になれます。
出版不況の中にあって、書店関連で勢いのあるのはヴィレヴァンだけという人気を博し、2003年には株式上場を果たしました。
ちなみに、ヴィレッジヴァンガードとは、ニューヨークの老舗ジャズクラブの名前です。創業者のセンスを表していますね。
成長・拡大するうちに魅力を失った
ヴィレヴァンの魅力は、その世界観の演出です。陳列は、各店舗の店長に委ねられ、それぞれが好きな陳列で表現するスタイルでした。
初期のヴィレヴァンには、その運営方針に賛同したセンスのいい人材が集まりました。店舗を増やすことで、彼らの活躍する場を提供するというプラスの拡大が見込めました。
だから店によって陳列も表現する世界観も違います。違うからこそ魅力があるというものです。
全国各地の店舗を訪ね歩き、それぞれの違いを楽しむようなコアなファンもいたらしい。
ただし、株式上場することで、一気に店舗を増やしすぎたきらいがあります。
店舗数の増加に人材育成が追い付かず、独特の個性が店舗に反映されなくなったようです。
今やヴィレヴァンは、ショッピングモールの定番店舗となり、どこにでもある冴えない雑貨屋になってしまった感があります。
2024年5月期の決算をみると、売上高は約247.9億円で、前期の約252.8億円から約2%の減少。営業利益は9.15億円の赤字で、11.4億円もの最終赤字となっている。
不調は、店舗数にも現れている。一時期、ヴィレヴァンは全国に400店舗ほどを展開するまでになった。しかし、現在ではそこから100店舗ほどが閉鎖。2024年5月期こそ、店舗数は純増1となったが、それ以前の3年間はそれぞれ9、16、11店舗の減少。
このまま赤字が続けば、スピンオフショップを含めても、300店舗を割り込みそうな状況になっている。
上場企業としてはお粗末なことになってしまったようです。
成長のステージごとに変化するのは必然
では、どうすればよかったのか。
記事では、店舗をここまで急激に増やさずに、独特の陳列センスが全店に発揮できる範囲に止めておけばよかった、あるいは、センスを継承するような従業員教育がほしかったといわれています。
それはその通りでしょう。ということは、成長を求められる株式上場を選んだことが間違いだったということです。
成長・拡大を目指したために、初期の輝きを失ってしまうチェーン店は多く、その度に繰り返される議論ですね。
ただ、一部、成長・拡大を目指しながらも、極端な赤字に陥らない企業も当然ながら存在します。
例えば、「ドン・キホーテ」を擁するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスはどうでしょうか。
ドン・キホーテも、初期は、圧縮陳列を最大の特徴とする「何が並べてあるかわからない宝探しのような楽しみがある」バラエティショップでした。
ところが今は、むしろ「定番品がやたら安い」「季節品はさらに安い」王道ディスカウントショップです。
店舗数が多くなれば、現場担当者の能力を均一に担保できなくなるのは当然で、初期のような圧縮陳列、現場仕入れだけで立ちいかなくなるのは仕方ないことです。
そうなると、本部の管理力が求められることになり、ガバナンスをつくり直さなければなりません。
そうなると、本部の管理力が求められることになり、ガバナンスをつくり直さなければなりません。
成長のステージに応じて、企業の在り方を変化させていくというのは、必然のことなのです。
ということは、ヴィレヴァンは、成長のステージにおいて、うまく変化することに失敗したのではないかと思えます。
最近では、各店舗での仕入れは復活しつつあるというが、取材をしていると「たしかに仕入れはできるが、売り切らないと、翌月の予算を下げられてしまう」という話も聞く。「それじゃあ誰もリスクを取らないよ」という感じだ
こうした声からは、本部と現場の関係がうまくいっていないことが伝わってきます。
環境が変わると、企業の在り方を変えなければなりません。徹底して現場主導を貫き通すのか、あるいは本部主導の新たな強みを作るのか、決めるのは本部です。
要するに、今は本部の戦略が機能していないと言わざるを得ません。
げに成長は難しい。
これは成長の過程であって、そのうち本部の戦略が機能しだすと思いたいものですな。
環境が変わると、企業の在り方を変えなければなりません。徹底して現場主導を貫き通すのか、あるいは本部主導の新たな強みを作るのか、決めるのは本部です。
要するに、今は本部の戦略が機能していないと言わざるを得ません。
げに成長は難しい。
これは成長の過程であって、そのうち本部の戦略が機能しだすと思いたいものですな。
上の記事とは違う結論ですが、「戦略勉強会」で話し合ううちに、こうした見解を持つに至りました。
独特の世界観を売る店
先月の「戦略勉強会」でヴィレッジヴァンガードをとり上げました。
元ネタはこちらの記事です。
変わり種の本屋さんとして人気の高いヴィレッジヴァンガード(ヴィレヴァン)が、業績を悪化させ続けているということです。
ヴィレヴァンは1986年創業。本屋の店員だった創業者が、本と同時に、雑貨や楽器やジャンルの違う商材を同時に陳列し、本屋らしくない本屋をはじめて話題になりました。
私が見たところ雑貨屋にお洒落な本が置いてある印象です。
本を売りたいのか、雑貨を売りたいのかよくわからない。でも、本と雑貨の相乗効果で、独特の世界観を作り出すことができます。
店主の陳列のセンスが問われますが、ばちっとはまれば、世界観が深まり、モノの価値以上の特別な何かを購入しているような気分になれます。
出版不況の中にあって、書店関連で勢いのあるのはヴィレヴァンだけという人気を博し、2003年には株式上場を果たしました。
ちなみに、ヴィレッジヴァンガードとは、ニューヨークの老舗ジャズクラブの名前です。創業者のセンスを表していますね。
成長・拡大するうちに魅力を失った
ヴィレヴァンの魅力は、その世界観の演出です。陳列は、各店舗の店長に委ねられ、それぞれが好きな陳列で表現するスタイルでした。
初期のヴィレヴァンには、その運営方針に賛同したセンスのいい人材が集まりました。店舗を増やすことで、彼らの活躍する場を提供するというプラスの拡大が見込めました。
だから店によって陳列も表現する世界観も違います。違うからこそ魅力があるというものです。
全国各地の店舗を訪ね歩き、それぞれの違いを楽しむようなコアなファンもいたらしい。
ただし、株式上場することで、一気に店舗を増やしすぎたきらいがあります。
店舗数の増加に人材育成が追い付かず、独特の個性が店舗に反映されなくなったようです。
今やヴィレヴァンは、ショッピングモールの定番店舗となり、どこにでもある冴えない雑貨屋になってしまった感があります。
2024年5月期の決算をみると、売上高は約247.9億円で、前期の約252.8億円から約2%の減少。営業利益は9.15億円の赤字で、11.4億円もの最終赤字となっている。
不調は、店舗数にも現れている。一時期、ヴィレヴァンは全国に400店舗ほどを展開するまでになった。しかし、現在ではそこから100店舗ほどが閉鎖。2024年5月期こそ、店舗数は純増1となったが、それ以前の3年間はそれぞれ9、16、11店舗の減少。
このまま赤字が続けば、スピンオフショップを含めても、300店舗を割り込みそうな状況になっている。
上場企業としてはお粗末なことになってしまったようです。
成長のステージごとに変化するのは必然
では、どうすればよかったのか。
記事では、店舗をここまで急激に増やさずに、独特の陳列センスが全店に発揮できる範囲に止めておけばよかった、あるいは、センスを継承するような従業員教育がほしかったといわれています。
それはその通りでしょう。ということは、成長を求められる株式上場を選んだことが間違いだったということです。
成長・拡大を目指したために、初期の輝きを失ってしまうチェーン店は多く、その度に繰り返される議論ですね。
ただ、一部、成長・拡大を目指しながらも、極端な赤字に陥らない企業も当然ながら存在します。
例えば、「ドン・キホーテ」を擁するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスはどうでしょうか。
ドン・キホーテも、初期は、圧縮陳列を最大の特徴とする「何が並べてあるかわからない宝探しのような楽しみがある」バラエティショップでした。
ところが今は、むしろ「定番品がやたら安い」「季節品はさらに安い」王道ディスカウントショップです。
店舗数が多くなれば、現場担当者の能力を均一に担保できなくなるのは当然で、初期のような圧縮陳列、現場仕入れだけで立ちいかなくなるのは仕方ないことです。
そうなると、本部の管理力が求められることになり、ガバナンスをつくり直さなければなりません。
そうなると、本部の管理力が求められることになり、ガバナンスをつくり直さなければなりません。
成長のステージに応じて、企業の在り方を変化させていくというのは、必然のことなのです。
ということは、ヴィレヴァンは、成長のステージにおいて、うまく変化することに失敗したのではないかと思えます。
最近では、各店舗での仕入れは復活しつつあるというが、取材をしていると「たしかに仕入れはできるが、売り切らないと、翌月の予算を下げられてしまう」という話も聞く。「それじゃあ誰もリスクを取らないよ」という感じだ
こうした声からは、本部と現場の関係がうまくいっていないことが伝わってきます。
環境が変わると、企業の在り方を変えなければなりません。徹底して現場主導を貫き通すのか、あるいは本部主導の新たな強みを作るのか、決めるのは本部です。
要するに、今は本部の戦略が機能していないと言わざるを得ません。
げに成長は難しい。
これは成長の過程であって、そのうち本部の戦略が機能しだすと思いたいものですな。
環境が変わると、企業の在り方を変えなければなりません。徹底して現場主導を貫き通すのか、あるいは本部主導の新たな強みを作るのか、決めるのは本部です。
要するに、今は本部の戦略が機能していないと言わざるを得ません。
げに成長は難しい。
これは成長の過程であって、そのうち本部の戦略が機能しだすと思いたいものですな。
上の記事とは違う結論ですが、「戦略勉強会」で話し合ううちに、こうした見解を持つに至りました。
コラム
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- 2015.07.23:ノキアと日本電産 東西M&A巧者のやり方
- 2015.07.09:ワクワクする仕事しかやりません。
- 2015.06.25:ライザップはなぜ叩かれるのか?
- 2015.06.11:「けっこういい」よりも「並外れてダメ」がいい
- 2015.05.28:戦略には「感動」が必要だ
- 2015.05.14:「孔子」を学ぶ意味
- 2015.04.30:スカイマークはなぜ優遇されながら破綻したのか?
- 2015.04.16:セブンvsミスド 初戦の判定は
- 2015.04.02:任天堂はもう一度天下をとれるのか
- 2015.03.19:ファミマはセブンに勝てるのか?
- 2015.03.05:大塚家具の父と娘はどちらが正しいのか?
- 2015.02.19:成長しないビジネスのロールモデル
- 2015.02.05:100回勝負に持ち込めば絶対に勝てる
- 2015.01.22:キリンビバレッジは逆転できるのか?
- 2015.01.08:「孫子」を活用するための最大のキーワード
- 2014.12.31:「孫子の兵法」を学ぶ
- 2014.12.25:ハウステンボスはどのようにして再建されたのか?
- 2014.12.11:テラモーターズは、なぜオートバイ市場のトップ企業となったのか?
- 2014.11.27:人を動かすシンプルなメソッド
- 2014.11.13:嫌いな顧客を嫌いだと思わなくなる方法
- 2014.10.30:縄文時代が何年続いたか知ってます?
- 2014.10.02:阪神タイガースはなぜ優勝できないのか?
- 2014.09.18:創業塾でのQ&A
- 2014.08.21:コンビニのアイスクリームはどうなっているのか
- 2014.08.07:創業して10年続く人が持っている3つの資質
- 2014.07.24:私が「孫子」を使う理由
- 2014.07.10:「三国志」の戦いで勝敗が決する要因とは?
- 2014.06.26:「孫子の兵法」でみる2014年ワールドカップ日本代表の戦い
- 2014.06.12:マラドーナはなぜ三流監督で終わったのか?
- 2014.05.29:相性のいい顧客を探す方法
- 2014.05.15:営業が不得意な人は、営業なんてしない方が成果が上がる
- 2014.05.01:GoProは、強者になれるのか
- 2014.04.17:マクドナルドは、マイルドヤンキーを狙え!
- 2014.04.03:売れる仕組みが必要な理由
- 2014.03.20:営業プロセスがなければ組織は動かない
- 2014.03.06:ビジネスの設計図を作ろう
- 2014.02.20:彼を知り己を知れば...
- 2014.02.06:ビジョンは営業チームを一丸にする
- 2014.01.23:楽しくなければ営業じゃない!
- 2014.01.09:私がメルマガを書く「立ち位置」
- 2013.12.26:レゴは、なぜ世界第2位の玩具メーカーに復活したのか?
- 2013.12.12:コトラーに教えらえた初心に戻る
- 2013.11.28:日本のモノづくりを復活させるには
- 2013.11.14:レッドブルが世界で52億本も売れた「何か」
- 2013.10.31:ヤフーはどこに行こうとしているのか?
- 2013.10.17:飛び火マーケティングの時代-GoPro
- 2013.10.03:アップルは普通の企業になってしまった
- 2013.09.19:7年後、日本は巨大な展示会場になる
- 2013.09.05:店舗系ビジネスの弱者の戦略
- 2013.08.22:私がイチローから学ぶ3つのこと
- 2013.08.08:脱・人脈の営業
- 2013.07.25:ソーシャル時代の「真実の瞬間」
- 2013.07.11:統計は最強の営業マネジメントツールである
- 2013.06.27:新興宗教のビジネスモデル
- 2013.06.13:進化する教育システムに乗り遅れるな
- 2013.05.30:お医者さんや弁護士さんの営業戦略
- 2013.05.16:できる営業は、負け方が違う
- 2013.05.02:宮崎駿とスタジオジブリについて
- 2013.04.18:差別化は、マイナスせよ
- 2013.04.04:JAL再生にみる企業変革の王道
- 2013.03.21:第3回WBC終戦記念 がんばれプロ野球
- 2013.03.07:マイケル・ポーターの戦略はもう通用しないのか?
- 2013.02.21:王将の餃子は大阪を跳び出すか?
- 2013.02.07:営業チームマネジメントの第一歩
- 2013.01.24:失速したマクドナルドの次の一手は?
- 2013.01.10:阪神タイガースは暗黒時代に戻っていくのか
- 2012.12.27:衰退市場でトップを張る宝島社の戦略
- 2012.12.13:目標は、顧客総取り!
- 2012.11.29:答えのない問題に取り組めるのか
- 2012.11.15:手っ取り早く実績を上げるには
- 2012.11.01:プロ野球は、名選手しか監督になれないのか?
- 2012.10.18:世界王者が世界に挑戦!
- 2012.10.04:新・携帯電話版三国志
- 2012.09.20:安売りせずに売る方法
- 2012.09.06:脳内のリミットを外せ
- 2012.08.23:儲ける方法をタネ明かしする
- 2012.08.09:もうかるビジネスにはタネがある
- 2012.07.26:ステーキを売るな、○○を売れ!
- 2012.07.12:一流の営業になるために絶対に避けられない道
- 2012.06.28:顧客を創造するということ
- 2012.06.14:ビジネスが成立するための3つの要素
- 2012.05.31:理屈で捉えきれない会社もある
- 2012.05.17:戦術は現状を効率的にする。戦略は現状を破壊する
- 2012.05.03:物語風ビジネス書を読んでみよう
- 2012.04.19:市場価値より企業内価値を高めよう
- 2012.04.05:3つの起業家タイプが注意すること
- 2012.03.22:ソニーはどこへ行った?
- 2012.03.08:利益を上げるための最もシンプルな方法
- 2012.02.23:ランチェスター戦略を営業に活かすたった3つのプロセス
- 2012.02.09:日本の電機メーカーはどうすれば生き残れるのか
- 2012.01.26:心理学はビジネスに生かせるのか
- 2012.01.12:水戸黄門の終焉と大阪都構想
- 2011.12.29:「坂の上の雲」を越えていこう
- 2011.12.15:強い現場を作る方法
- 2011.12.01:なぜ落合博満はブレないのか?
- 2011.11.17:小さなお菓子屋さんが描く大きなストーリー
- 2011.11.03:理屈でメシは食えん!でいいの?
- 2011.10.20:iPhone vs iPhone
- 2011.10.06:本質からはじめよ!
- 2011.09.22:アマゾンにチャレンジ!
- 2011.09.08:さらば、スティーブ・ジョブズ
- 2011.08.25:マフィアにビジネスの極意を聞く
- 2011.08.11:たまにはビジネス小説でも読みましょうか
- 2011.07.28:なぜ我々にはマーケティングが必要なのか?
- 2011.07.14:「いい商品」って何ですか?
- 2011.06.30:カリスマ営業を有難がっても意味ないでしょう
- 2011.06.16:ネスプレッソが売れている理由
- 2011.06.02:孫子、ポーター、ランチェスター
- 2011.05.19:足腰の弱い欧米企業、頭の弱い日本企業
- 2011.05.05:斎藤佑樹はプロ野球で通用するか?
- 2011.04.21:ランチェスター戦略って役に立つの?
- 2011.04.07:温泉旅館を蘇らせるには
- 2011.03.24:弱い人をより弱くするのが戦略なのか
- 2011.03.10:タスク管理と時間管理のツール紹介
- 2011.02.24:プレーヤーからマネージャーへ
- 2011.02.10:110兆円の市場に遅れた日本
- 2011.01.27:物語と希望の深い関係
- 2011.01.13:グーグルVSアップル
- 2010.12.30:面白い戦略ストーリーの作り方
- 2010.12.16:残念な人には戦略がない
- 2010.12.02:理屈のない実行はギャンブルですよ
- 2010.11.18:メイド・カフェの営業プロセス
- 2010.11.04:プロ野球球団運営を成功させるには
- 2010.10.21:勝ちパターンの作り方
- 2010.10.07:たまには「哲学」の話をしよう
- 2010.09.23:世紀末都市・アキバ
- 2010.09.09:コンビニ・オーナーというビジネス
- 2010.08.26:もし現場のオッチャンがポーターを学んだら
- 2010.08.12:坂の上に雲は見えない?
- 2010.07.29:システム思考って何だろう
- 2010.07.15:営業は「点取り屋」ではない!
- 2010.07.01:戦略はストーリーで語れ2
- 2010.06.17:戦略はストーリーで語れ
- 2010.06.03:アップルは本当に最強なのか?
- 2010.05.20:営業生産性を上げる構造とは
- 2010.05.06:女子高生と一緒にドラッカーを学ぼう
- 2010.04.22:勝海舟が坂本龍馬に伝えたもの
- 2010.04.08:人をやる気にさせるにはどうすればいいのか
- 2010.03.25:アップルとユニ・チャーム~変革企業の共通点
- 2010.03.11:無料のビジネスって何だ?
- 2010.02.25:営業に必要な戦略的思考
- 2010.02.11:狩猟民族の構想力に学ぼう
- 2010.01.28:農耕営業のススメ
- 2010.01.14:2010年は日本企業のアジア進出元年になる
- 2009.12.31:2009年の携帯とジーンズと餃子
- 2009.12.17:20歳の頃の自分に読ませたい本
- 2009.12.03:日本茶も海外進出している
- 2009.11.19:ダイソンはなぜ売れたのか?
- 2009.11.05:私の考える効率的な営業とは
- 2009.10.22:島田紳助の研究2
- 2009.10.08:フォロワー企業のゲーム
- 2009.09.24:地域密着企業の営業戦術
- 2009.09.10:地域密着企業の経営方法
- 2009.08.27:マクドナルド 一人勝ちの理由
- 2009.08.13:死せる孔明、生ける仲達を走らす
- 2009.07.30:農業は儲かるのか?
- 2009.07.16:キリン、サントリー、アサヒ、オリオン
- 2009.07.02:戦略2、戦術1の法則
- 2009.06.18:いい顧客、悪い顧客
- 2009.06.04:日本で一番大切にしたい会社の戦略
- 2009.05.21:それぞれの「1万時間」を過ごそう
- 2009.05.07:社会起業は一般の起業と何が違うのか?
- 2009.04.23:もし諸葛孔明が経営顧問だったら
- 2009.04.09:物語の力を知ろう
- 2009.03.26:祝!WBC日本代表優勝
- 2009.03.12:小さな池の大きな魚
- 2009.02.26:農業にチャンスあり
- 2009.02.12:機能と情緒--2つの差別化の方法
- 2009.01.29:営業は結果を追ってはいけない
- 2009.01.15:真似したくてもできない事情がある
- 2009.01.01:欲しいものを作ってくれるビジネス
- 2008.12.18:オール・ザット・競争戦略
- 2008.12.04:ゼロ距離を目指す
- 2008.11.20:10/13の市場でビジネスする
- 2008.11.06:ローカルヒーロー花盛り
- 2008.10.23:いい商品を、いい人から、安い値段で買いたい
- 2008.10.09:経営で必要な知恵はすべて三国志で学んだ
- 2008.09.25:HONDAが空を飛ぶ!
- 2008.09.11:緊急性にフォーカスせよ!
- 2008.08.28:楽天グループ迷走す
- 2008.08.14:エコカー開発競争
- 2008.07.31:儲けるための仕組みを作ろう
- 2008.07.17:「黒船」iPhoneの衝撃
- 2008.07.03:野球は言葉でするもんや
- 2008.06.19:大阪の小さなものづくり企業
- 2008.06.05:事業コンセプトにこだわる
- 2008.04.24:黒澤明はなぜ世界進出に失敗したのか?
- 2008.04.10:スタジオアリスに見る市場特化の行方
- 2008.03.13:山形の洋菓子店がフォーカスしたもの
- 2008.02.28:阪神タイガースは獣王無敵か?
- 2008.02.14:薄型テレビ市場2.0 競争の鍵はブランド力か
- 2008.01.31:アシックスの戦略、ナイキの戦略
- 2008.01.17:「日本一の村」改革に挑戦
- 2008.01.03:マネることは差別化の第一歩
- 2007.12.20:駄菓子屋さんの成功要因
- 2007.12.06:P&Gの戦略-強者はこれだけ有利だ
- 2007.11.22:浪速のグローバル企業
- 2007.11.08:良いモノを作りさえすれば売れるのか
- 2007.10.25:巨人軍の凋落は止められるか?
- 2007.10.11:"志"が歴史を変えた--三国志に寄せて
- 2007.09.27:縮小するアパレル市場で生き残るには
- 2007.09.13:ハンバーガー帝国興亡の行方は
- 2007.08.30:日本製航空機は羽ばたくか
- 2007.08.16:織田信長はなぜ徳川家康に正室と嫡男の処分を命じたのか
- 2007.08.02:中小企業にとって仕組みとは
- 2007.07.19:島田紳助の研究
- 2007.07.05:最強のビジネスモデルとは何か
- 2007.06.21:迷った時は最終ユーザーに聞け
- 2007.06.07:弱者には弱者の販売促進がある
- 2007.05.24:一発逆転を狙ってはいけない
- 2007.05.10:豆腐一丁からビジネスを考える
- 2007.04.26:戦略がなければ生き残れない
- 2007.04.12:飲料業界は激変の予感
- 2007.03.29:経営理念こそ究極の差別化
- 2007.03.27:ホッピーはなぜ復活したのか
- 2007.03.15:引越し業の差別化競争時代
- 2007.03.01:コンビニ 本格競争時代に突入
- 2007.02.15:一人勝ちのワナにはまった松下電器
- 2007.02.01:ワインブームのその後
- 2007.01.18:本業がなくなってしまったら
- 2007.01.04:すべてはデジタル化する
- 2006.12.21:携帯電話版三国志
- 2006.12.07:小さな旅行会社の成功法則
- 2006.11.23:織田信長の戦略
- 2006.11.09:小さな市場に焦点を絞る会社は強い
- 2006.10.26:弱者を貫いて強者となった企業
- 2006.10.12:市場シェアの獲り過ぎに注意
- 2006.09.28:小さな市場でヒットを飛ばす
- 2006.09.14:日本酒市場あれこれ
- 2006.08.31:小さな市場で戦え
- 2006.08.17:もう1つの成長産業
- 2006.08.03:ランチェスター戦略が示すこと
- 2006.07.20:チャンスがあることを皆が知っている市場
- 2006.07.06:商品の意味が変わる時
- 2006.06.22:サッカーW杯にみる「戦略とは」
- 2006.05.25:SMPを意識する
- 2006.05.11:"営業嫌い"は会社の責任だ
- 2006.04.27:営業の分かりやすいコトバとは
- 2006.04.13:残りの80%に富を再配分する
- 2006.03.30:とるに足りない80%
- 2006.03.16:狭く、深く掘り進めれば、視界は開ける
- 2006.03.02:日本の消費者は世界レベルに近づいている
- 2006.02.16:ノウハウを捨てよう!
- 2006.02.02:一番、損になることをしよう
- 2006.01.19:技術系小企業が生き残るには
- 2006.01.05:すでに起こった未来
- 2005.12.22:顧客接点がビジネスの命綱
- 2005.12.08:一点集中戦略の落とし穴
- 2005.11.24:松下電器の一点集中戦略
- 2005.10.27:2005年日本シリーズを斬る
- 2005.10.13:例外に注目せよ
- 2005.10.10:成長の壁を乗り越える
- 2005.09.29:常識を少しずらすとチャンスが生まれる
- 2005.09.15:見えない敵と戦うには
- 2005.09.01:最も怖いのは見えない敵だ
- 2005.08.18:不滅の営業手法
- 2005.07.22:いつまで川原で石を売るのですか?(3)
- 2005.07.07:いつまで川原で石を売るのですか?(2)
- 2005.06.23:いつまで川原で石を売るのですか?(1)
- 2005.06.09:年功序列の市場はもう無い
- 2005.05.26:バーガーキング復活
- 2005.03.03:オニツカ錐もみ商法とは(後編)
- 2005.02.17:オニツカ錐もみ商法とは(前編)
- 2005.02.03:売れないのではなく、売っていないんですよ
- 2005.01.20:中小企業が狙う中国市場とは
- 2005.01.05:常識にとらわれない戦略を戦う
- 2004.12.24:小さな企業は逆転の発想で戦え!
- 2004.12.09:ゲーム型競争時代は終わらない
- 2004.11.11:北欧企業にみるランチェスター戦略
- 2004.11.02:UTADA全米進出失敗を斬る
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- 2002.09.07:戦略とは見えざるもの
- 2002.09.07:営業をシステムとして把握する
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