高齢者は、経験と低目標を武器に、世にはばかれ!

2024.12.06

60歳以上の起業が増えている


先月の「戦略勉強会」では、1人起業について採り上げました。


記事は、東京の事例ですが、シニアの起業が増えているということです。

私は、起業支援も行っておりますので最近の起業者が高齢化していることに気づいています。

昔は、起業といえば、若者の蛮勇が不可欠であるような印象がありましたが、それは過去のことです。

今は、60歳を超えて、慎重に慎重を重ねて起業する人が増えてきています。

しかも、それだけ慎重な分、失敗が少ない。いいことですよ。


最近の高齢者を見ていると元気です。

私が子供の頃は、60歳というと隠居する年齢だとイメージしていましたが、いざ自分がなってみると全然衰えを感じません。

私が通っているジムには70歳代の人もいますが、えらい元気ですよ。むしろ気持ちは20歳代よりも若いかもしれない。

それだけ人生が長くなっているのでしょうね。

だから、60歳そこそこで会社を定年したところで、体力気力を持て余します。働かないと何をするというのでしょうか。


慣れ親しんだ業界の隙間を見つける


高齢者の強みは、経験があることです。

40年近く会社に勤めていると、業界のことに精通しているはずです。

業界の仕組みやルール、顧客、仕入れ先、競合などを把握していれば、起業して一から勉強する必要はありません。

過去の歴史を理解しており、業界の勝ち筋、負け筋を知っていれば、起業後の成功確率を上げることができるでしょう。

だから高齢者の起業は、自分が慣れ親しんだ分野を選択することが基本です。

慣れた業界だからこそ難しさがわかる、という人もいるでしょうが、ここは考え方を少し変える必要があります。

視点を替えて、業界の隙間や矛盾を見つけることです。

既存企業が見落としていたり、気付いているのにスルーしている隙間や、何となく慣習で行っている矛盾を見つけて、そこで起業することを考えてください。

その気になって業界を見てみれば、隙間が見つけられるはずです。

実際、会社員として働いている業界で、既存企業がやっていない隙間分野を見つけて、そこで起業し、成功する事例は多いのです。

ニッチ(隙間)だから、大きな成長は見込めないかもしれませんが、充分にやっていけるぐらいの収益はあげられます。


目標は、低く、短く


高齢者のもうひとつの強みは、目標を低く設定できることです。

若者のように年収〇〇億円と大風呂敷を広げる必要はありません。都心に大きな事務所を構えるとか、美人秘書を雇うとか、アホな見栄を張ることもありません。

年金受給者であれば、月20万円も利益があれば御の字です。

いや、5万円でもいい。暇で何もすることがないよりマシです。

しかも、この先、30年、40年と続けていく必要がないので、永続的な収入が見込めないビジネスでも成立します。

目標が低いから大きなリスクをとる必然性がなく、より成功可能性が上がります。

何を隠そう私が既にその境地にあり、生活に大きな費用が掛かる理由がないので、けっこう余裕です。

嫌な仕事は受けなくて済みますし、無理なリスクを負うこともありません。ストレスは限りなくゼロですな。

目標売上が低いから、実は挑戦ができます。当たれば儲けものという冒険的なビジネスに、力を注ぐことができるのです。

だから、私が突如、突拍子もないことを達成したら「あいつやりやがったな」と思ってください。

それはともかく、高齢者が経験と低目標を武器に、ニッチビジネスをバンバンやり出したら、それだけで日本の競争力は増しそうですよ。


60歳以上の起業が増えている


先月の「戦略勉強会」では、1人起業について採り上げました。


記事は、東京の事例ですが、シニアの起業が増えているということです。

私は、起業支援も行っておりますので最近の起業者が高齢化していることに気づいています。

昔は、起業といえば、若者の蛮勇が不可欠であるような印象がありましたが、それは過去のことです。

今は、60歳を超えて、慎重に慎重を重ねて起業する人が増えてきています。

しかも、それだけ慎重な分、失敗が少ない。いいことですよ。


最近の高齢者を見ていると元気です。

私が子供の頃は、60歳というと隠居する年齢だとイメージしていましたが、いざ自分がなってみると全然衰えを感じません。

私が通っているジムには70歳代の人もいますが、えらい元気ですよ。むしろ気持ちは20歳代よりも若いかもしれない。

それだけ人生が長くなっているのでしょうね。

だから、60歳そこそこで会社を定年したところで、体力気力を持て余します。働かないと何をするというのでしょうか。


慣れ親しんだ業界の隙間を見つける


高齢者の強みは、経験があることです。

40年近く会社に勤めていると、業界のことに精通しているはずです。

業界の仕組みやルール、顧客、仕入れ先、競合などを把握していれば、起業して一から勉強する必要はありません。

過去の歴史を理解しており、業界の勝ち筋、負け筋を知っていれば、起業後の成功確率を上げることができるでしょう。

だから高齢者の起業は、自分が慣れ親しんだ分野を選択することが基本です。

慣れた業界だからこそ難しさがわかる、という人もいるでしょうが、ここは考え方を少し変える必要があります。

視点を替えて、業界の隙間や矛盾を見つけることです。

既存企業が見落としていたり、気付いているのにスルーしている隙間や、何となく慣習で行っている矛盾を見つけて、そこで起業することを考えてください。

その気になって業界を見てみれば、隙間が見つけられるはずです。

実際、会社員として働いている業界で、既存企業がやっていない隙間分野を見つけて、そこで起業し、成功する事例は多いのです。

ニッチ(隙間)だから、大きな成長は見込めないかもしれませんが、充分にやっていけるぐらいの収益はあげられます。


目標は、低く、短く


高齢者のもうひとつの強みは、目標を低く設定できることです。

若者のように年収〇〇億円と大風呂敷を広げる必要はありません。都心に大きな事務所を構えるとか、美人秘書を雇うとか、アホな見栄を張ることもありません。

年金受給者であれば、月20万円も利益があれば御の字です。

いや、5万円でもいい。暇で何もすることがないよりマシです。

しかも、この先、30年、40年と続けていく必要がないので、永続的な収入が見込めないビジネスでも成立します。

目標が低いから大きなリスクをとる必然性がなく、より成功可能性が上がります。

何を隠そう私が既にその境地にあり、生活に大きな費用が掛かる理由がないので、けっこう余裕です。

嫌な仕事は受けなくて済みますし、無理なリスクを負うこともありません。ストレスは限りなくゼロですな。

目標売上が低いから、実は挑戦ができます。当たれば儲けものという冒険的なビジネスに、力を注ぐことができるのです。

だから、私が突如、突拍子もないことを達成したら「あいつやりやがったな」と思ってください。

それはともかく、高齢者が経験と低目標を武器に、ニッチビジネスをバンバンやり出したら、それだけで日本の競争力は増しそうですよ。


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代表者・駒井俊雄が発行するメルマガ「営業は売り子じゃない!」
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